「水」に秘められた「思い」が「令和」に託された:暦が伝えてくれること
昨日から、山口は雨が降り続いています。
時には警報が出るほどの大雨が降り、それから、小降りになったり、また降り出したりと、ずっと雨が降っています。
平成最後の日は、ちょっと肌寒く、気持ちもなんだかキュッと引き締まる、そんな陽気となりました。
今年は「己亥」の年です。
己は、広い大地が広がる「土」の気
亥は、勢いのある「水」の中に、真っ直ぐに伸びる「木」がひっそりと隠れています。
己亥の景色は、広い大地に清らかな水が流れているイメージです。
「水」の気は、智ることが大事であると話してくれます。
「木」の気は、五つの気の中で、唯一の生命を持つ気です。成長していくこと、進化していくこと、そのためにたくさんのエネルギーを与えてくれます。
成長したいと願う「木」は、「水」をたっぷり吸い込んで、真っ直ぐに伸びていきます。
「水」は、自らの頭で考えて、知恵のある「木」になるように、たくさんのエネルギーを与えてくれます。
これからは、自分で決めて、進んでいかなければいけない。
亥の「水」は厳しい「水」です。
皆んなが良いって言ったから、自分で決めるのは怖いから、そんな事を言う「木」には、見向きもしてくれないかもしれません。
自分の頭で考えて、自分で伸びていきたいと思うがままに伸びる「木」に、清らかな「水」が降り注ぐ。
決めるのは自分。
自ら向上心を持って成長する。
そして、結果を自分で受け止める。
これからくる「令和」は、こんな人が好きって言ってるよ。
平成最後の雨は、そんなことをそっと伝えてくれているのかもしれません。
そして、これから、いろんな「木」が、思い思いの出で立ちで、成長していくのだと思います。
あれほど「平等」であることに、こだわってみたけれど、「自由」でありたいと本気で考え始めると、同じでいる事が窮屈に感じてきて、そして、本当の自分に気がつくと、「令和」が、「そうそう!待ってたよ!」と、たくさんのエネルギーを与えてくれると思います。
「令和」は、ちょっと変わった面白い人が「旬」になるかもしれません。
雨音を聞きながら、「令和」のイメージを妄想してみました。