「旬」を取り入れ必要な五行を補おう:四柱推命
スパイスを入れて作った柚子ジャムが、とても美味しくできたので
パンにつけたり、お湯で溶いて「柚子茶」にしたりと楽しんでいます。
他にも美味しい活用法はないかと考えて思いついたのが「蒸しパン」です。
急に寒くなったので、蒸し立てのほかほか蒸しパンは、想像しただけでも身体が喜びそう。
作り方は、とっても簡単。
市販の「蒸しパンミックス」に、柚子ジャムを入れ込みました。
生地がほんのりオレンジ色に染まって、いい感じ。
オレンジ色って、元気が出る色ですよね。
混ぜる間中、柚子の爽やかな香りが立ち上ってきて
見た目だけでなく、香りからも、元気になれる。
生地に入れ込むだけでは満足できず
上にトッピングしました。
ジャムの分量は多めなんですが、お砂糖控えめに作っているので
甘過ぎることはありません。
蒸し器を使うと、キッチン中が蒸されているみたいに暖かくまりますよね。
中火で蒸すことおよそ15分。
ふっくら蒸しパンが出来上がりました。
柚子の酸味はしっかりしていますが、シナモンやアニスの甘い香りで、とてもまろやかになっています。
シナモン効果で、食べると身体がホカホカになる感じがしました。
急に寒くなりましたが、12月の「気」も、とっても冷たい「気」が巡っているんです。
今年の年は「壬」で、12月も「壬」が。
冷たい「水」の気が、重なっているんです。
しかも、「壬」を支えている十二支は、12月は「子」です。
「子」も、「水」の気の勢いがとても強い特徴を持っています。
なので、今、「水」が溢れかえっているんです。
個人の「命式」にとって、「水」の気が苦手な場合は、運気が疲弊したり、失速しやすいので気を付けなければいけません。
そこで登場するのが「酸味」
「酸味」は「木」の気の勢いを増すのを手伝います。
多すぎる「水」を「木」で吸い上げて軽くしていくイメージです。
ただし、今は「水浸し」の状態です。
そうすると、多すぎる「水」をかけられた植物が根腐れを起こしてしまうような状況になりやすいのです。
そんな時、力になってくれるのが「苦味」です。
「苦味」は「火」の気。
「木」の気の巡りは、「火」の気の方向に向かって動く特徴があります。
膨らみ過ぎた「木」は雪崩のようになって「火」を潰しかねません。
そこで、「火」を補うことで、多過ぎる「木」を受け入れる器を準備するのです。
器が整うと、勢いよく傾れ込んでも大丈夫ですよね。
柚子ジャムは、酸味と苦味の両方を持っています。
なので、「壬子」の冷たい12月には、ピッタリですね。