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「命式」の五行の偏りを上手にコントロールしていきましょう:「天干」と「地支」の調整方法について

「命式」には特徴があります。

その特徴は、その人が持っている「気」の特徴です。

なので、せっかくの特徴を捻じ曲げるよりも、できれば活かす方向で調整を行っていく方が良いと思います。

 

「命式」は五行で構成されていて、五行を満遍なく持っていると「安定している」と解釈をします。

ただ、たいていはどこかに「欠け」があったり、どこかがとても強かったりして、偏っています。

 

 

その偏りが強いほど、やはり「個性的」な性格や考え方を持っているのですが、その強すぎる「個性」を、いつもストレートに出せるわけではありません。

周囲との関係性から、その「個性」を抑え気味にした方が良い場合もあります。

 

 

無理矢理に抑え込むのは、「我慢」が必要です。だから、ちょっとしたコツを使います。

 

 

「命式」は二階建て構造です。

上の部分は10個の「干支」が担当します。これを「天干」と呼びます。

下の部分は12個の「十二支」が担当します。これを「地支」と呼びます。

 

 

「天干」は、見える世界観の五行で、階段を上に向かって登っていくように進化をしていきます。

進化の過程は、「母」が「子」を育てて、やがて「子」が「母」となり、「子」を育てていきます。

赤ちゃんが、やがてハイハイをして、やがて歩けるようになって、それから走れるようになっていく。

出来なかった事が、出来るようになっていく。

その様に、気の流れが進んでいきます。

 

 

 

「地支」は、見えない雰囲気、または季節の五行です。まるで季節が移り変わって行くように、流れていきます。

「春」が始まり、やがて「春」が極まって、徐々に「春」の力が弱くなると同時に、次の「夏」が顔を出して大きくなって、やがて「春」から「夏」へと移行する、「夏」から「秋」へ「秋」から「冬」へ、そして、「冬」から「春」へと続いていきます。

始めは弱々しい小さな季節が、徐々に膨らんで密度が濃くなっていき、それから少しずつ萎んでいく様に、流れていきます。

 

 

 

「命式」の「天干」が、同じ五行ばかりで構成されていて、非常に偏りが強い場合は、「強すぎる母」が存在しています。強すぎるが故に、過剰な愛情を注ぐために期待も大きくなります。

高すぎる「階段」が目の前にあると考えてみても良いかもしれませんね。

 

ポジティブに働いている場合、大きな期待通りに育つので、その五行の特徴を活かした職業に就き、成果を出せる可能性がとても高くなります。

 

ただし、上手くいかないと感じている時には、期待が大きすぎる、または、目の前の階段が高過ぎます。

なので、それを「削る」調整が必要となります。

 

削ってくれるのは「相剋」の五行です。

「木」の場合は「金」

「土」の場合は「木」

「金」の場合は「火」

「水」の場合は「土」

「火」の場合だけは「水」ではなくて「金」の方が無難です。強すぎる「火」に不用意に「水」を用いると「水火激沖」となって気が混乱すると考えられているからです。

 

 

 

多すぎる「木」は、あちらこちらから木が生えてきて忙し過ぎ。そこで「金」の刀で余分な「木」を伐採します。

 

多すぎる「火」は、火が炎上して張り切り過ぎ。そこで「金」を炎に投入して、やる事とやらない事を判断しましょう。

 

多すぎる「土」は、個保護過ぎ。「木」が自分で大きくなれる様に、少し離れて見守りましょう。

 

多すぎる「金」は、白黒はっきりつけ過ぎ。カリカリせずに、太陽の日差しを浴びて気分転換してみましょう。

 

多すぎる「水」は、全てをバッサリと流し過ぎ。ちゃぶ台をひっくり返す前に、大事な物は守って(土)避難させましょう。

 

 

 

「命式」の「地支」が、同じ五行ばかりで構成されていて、非常に偏りが強い場合は、膨らみ過ぎたパン生地のようなイメージです。または、地底のマグマが炎上しそうな程、強くなったイメージです。

なので、ガス抜きをしなくてはいけません。

五行の力を、次へと移動させていきます。「相生」の五行を使います。

 

 

「木」の場合は「火」

「火」の場合は「土」

「土」の場合は「金」

「金」の場合は「水」

「水」の場合は「木」

 

 

多すぎる「木」は怒りの感情が強まります。「火」を強めるために、楽しく笑える事を見つけてみましょう。

 

多すぎる「火」は浮かれ過ぎてしまいます。「土」を強めるために、地に足をつけ上がり過ぎた気持ちを、いったんお腹に落とし込みましょう。

 

多すぎる「土」は真面目過ぎて優柔不断になってしまいます。「金」を強めるために、自分の「感情」をもう一度確かめてみましょう。何が嫌いで何が好きなのかを確認して、好きな方を選んでみましょう。

 

多すぎる「金」ははっきりと答えが出ないことがモヤモヤして許せなくなってしまいます。「水」を強めるために、「まあ、そんな事もあるかもね」と流してみる。できれば、その場を立ち去って気分転換をしてみましょう。

 

 

これらの調整方法は、あくまでも「参考事例」です。

 

というのも、もしも「天干」と「地支」の間に、「共通する五行」が含まれている場合には、両者の間に「道」があるために、五行がその「道」を使って移動しているから、景色の様子が変わってくるのです。

その場合は、両方とも採用したり、使い勝手の良い方を選んでその都度使ってみると良いと思います。

 

 

強すぎる「五行」は、その人の「個性」です。

なので、闇雲に抑え込んでしまわずに、上手にコントロールする方法を普段から意識してみると良いと思いますよ。