「占い」の所要時間はどのくらいが適切なのか:「じっくり」と「サクッと」の違い
「占い」の使い方は、大まかに分けると二つあると思います。
まずは、「じっくり」と使う
そして、もう一つは、「サクッと」使う。
何が違うのかと言うと、「時間」です。
「じっくり」バージョンは、事前に情報を得て、命式を作り、過去から今、そして、将来に向けての巡りをずっとたどっていきます。
その中で、「化学反応」が起こりやすい過去の時期を見つけ、同じような反応が、これから先に起こりそうな時を探っていきます。
もしも、人間関係を解釈する場合では、他の人の命式も作って、探りを入れた上て、二人の「気」を混ざり合わせてからの、「もう一つ」の巡りを観ていきます。
なので、実際の「占い」の前から、「占い」は始まっているのです。
そして、実際にお会いしてからも、じっくりと時間をかけて、セッションをしていきます。
所要時間は、最低でも「60分」は欲しいことろで、私の場合は、「120分」は欲しいと思っています。
そして、ご予約も「120分」が一番多いです。
「サクッと」の場合は、事前準備はしません。
と言うもの、イベントなどで、「初めまして」の方も多いからです。
所要時間も「10分」くらい。長くて「30分」くらいです。
これだけだと、「じっくり」が良くて、「サクッと」はいい加減なのかな、と思われるかも知れないですね。
でも、そんなことは全くないので、安心してくださいね。
「じっくり」と「サクッと」では、目指している「ゴール」が違います。
「じっくり」は、文字通り、じっくりと考える必要がある場合。問題が複雑な場合や、複雑な人間関係の問題、などには適しています。
ただし、その解決に「劇的なカンフル剤」はなく、ご自身で覚悟を決めて、納得しなくては進めません。
なので、納得するための「自己開示」と「腹に落とし込む」時間がかかるのです。
「サクッと」の場合は、「一期一会」の巡りをグイッと掴むのに適しています。
「今日はどんな日?」「行くべきか行かないべきか?」の様に、「今」を知るにはとても使えると思っています。
だから、大きな問題については、「物足りなさ」が残ってしまいます。
「サクッと」占いで、頼りになるのは「手相」です。
と言うのも、「手相」は、その人の、「気の健康状態」のようなものなんです。
「手相」がスッキリと綺麗な場合は、「いい感じで過ごせている」ので、「今日はいい日」で、「行きたければ行く」「行きたくなければ行かない」と、自分の気持ちのまま動いて大丈夫です。
ただし、あくまでも、それは「今」の調子が良いからその様に断言できるのであって、「これから」はわかりません。
状況が変わったり、体調を崩すような事があれば、方向転換をしなくては、流れに逆らう事にもなってしまいます。そして、「手相」も、ガラッと変わります。
それから、もう少し、具体的にピンポイントに観たい場合は、タロットカード・オラクルカード・サイコロのような占いです。
こちらは、「アストロ・ダイス」です。
最近、ちょっとした「ブーム」なんですよ。(私の中では・・・ですが笑)
3つのサイコロを振って、出た目を組み合わせて観ていきます。
「惑星」のサイコロは、「どの様に動くか」
「星座」のサイコロは、「どんな風に動くか」
「数字(ハウス)」のサイコロは、「それはどの段階にあるのか」
ポイントは、できるだけ「前向きに」解釈をすること。
「前向き」な「時」を繋げていくために。
なので、とても楽しい「占い」なんです。
「占い」の結果には、縛られない方がいいと思います。
「占い」とは、流れの「景色」を観るもので、「景色」は移ろうものなので、決して断定はできないからです。
なんだか気分が落ち込んで、やる気がないなと思っていても
「サクッと」占いで、ちょっと良いことを言われると、気分がふっと軽くなります。
あれこれ気持ちが焦ってしまい、何も手につかなくなってしまっても
「サクッと」占いで、ちょっと良いことを言われると、気分が落ち着いてきます。
硬く閉めすぎたネジを、良い感じい緩めたり、緩くなって外れそうなネジを絞めなおすのが、「サクッと」占いです。
だから、楽しんでくださいね。