「イメージ」を形にする:木気と金気が肩を組む
お気に入りの空港近くのカフェ。
混雑する時間をはずして、お気に入りの窓際の席を陣取る。
ここのプリンがとにかく美味しい。
滑らかで適度に硬さもあり、カラメルの苦味もいい感じなのです。
今日はプリンとソフトクリームが合体した「プリンソフト」を注文しました。
プリンだけでも美味しいのに、カップの中にはなみなみソフトクリームが投入されているんです。
なんとも贅沢な組み合わせ。
「バケツ一杯」でも食べられそう!
お店の人気メニューだそうで、納得納得。
窓ガラス越しには、元気に育つ植物たちを眺めることができます。
「成長していくもの」は木気の象徴です。
木気は「結果」を気にせずに、とにかく枝葉を伸ばしていきます。
伸ばしていった先が「良い」ものなのかどうかは気にしません。
というよりも、気にする「段階」ではないのです。
とにかく「伸ばす」
とりあえず「進む」
これが木気の姿です。
なので、ちょっぴり危なっかしいし頼りない。
「成功」と同じほど「失敗」ある。
「失敗」で終わらせないためには、木気が「暴走」しないように調整していく必要があるのです。
そんな危なっかしい木気の「暴走」を調整するの時に使える気が金気です。
金気は「境界線」をピシッと引いて、木気の伸びる方向を定めて整えていこうとします。
木気がたくさんのお花たちだとすると、金気はハサミ。
お花たちをハサミで切り整えながら、全体を美しい「フラワーアレンジメント」の作品として型を定めて整えていきます。
金気は「こだわり」の気でもあります。
金気の勢いが強いほど、「こだわり」が強くなっていきます。
周囲からは「めんどくさい人・・・」と思われてしまうこともあるかもしれないけど、金気を発揮している人は、個性的でキラキラ輝く素敵な人。
そんな人の「こだわり」に触れると、もやもや悩んでいる自分の気持ちをパシッと切ってくれて「身軽」になれる気がするのです。
magos_cafeのオーナーさんも「こだわり」がとっても強い女性です。
余計なものは入れず極限までシンプルな材料を、惜しみなく手間暇かけることで作り上げられたプリンは彼女の金気が作り上げた作品。
金気をたっぷり含んだプリンを、元気いっぱいの植物たちを眺めながら食べていると、やりたいことのイメージが明確になってきましたよ。