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<今週のアロマブレンド>「陰の極み」と「陽の極み」と「宇佐の神々」が勢揃い:10 月最後の日の「満月」と「満月前夜」の「景色」のどこを眺めたいですか?

<今週のアロマブレンド>

・オレンジ   3

・ベチバー   1

・くすの香   2

 

 

誰もが皆んな知っている柑橘系のオレンジ の香りは、あまり苦手な人はいないですね。

なので、とても使いやすいし、私も、オレンジの香りが大好きです。

この香りは、元気をくれるし、前向きに明るくなれる気がしてきます。

 

オレンジには、「健胃作用」があると言われています。

「胃」は、体の中心軸にある臓器で、「土」の気を宿しています。

オレンジの香りを嗅ぐと、元気になれるのは、自分軸である「土」の気に刺激をくれるからかもしれませんね。

 

 

もしも、これから、「アロマテラピー」を楽しみたいと考えておられるのであれば、まずは「オレンジ」の精油を購入されると良いと思いますよ。

お値段も手頃なので、お財布にも優しいです。

10 mlで、1700円くらいで購入できます。

 

 

 

ベチバーは、とても癖のある香りです。

燻した土の香りがします。

なので、単体で使うと、好みが別れてしまうので、ブレンドで使うことが多いです。

 

ただし、この香りは、とても、とっても深く、「ハマるとヤバイ」笑

鎮静効果は抜群で、ゆっくり静かに過ごしたい時には、ベチバーが無いと物足りない、と私は思っているんです。

 

ベチバーは、インド、タヒチ、ジャワ、ハイティのような、熱帯地域に育ちます。

第一次世界大戦前、ジャワは大量の乾燥したベチバーを、ヨーロッパに送っていたそうで、なんでも、ベチバー人気で船の航路がラッシュ状態になっていたとかいなかったとか。(「アロマテラピーのための84の精油」ワンダ・セラー著 高山林太郎訳 フレグランスジャーナル社)

そんな、「ハマるとヤバイ」独特な、とても重たい香りです。

 

 

 

軽やかな香り代表の「オレンジ」と、ずっしりと重たい「ベチバー」と、その両極端な「間」を、宇佐の神様がつないでくれる。

「陰の極み」と「陽の極み」と「宇佐の神々」とが、一つになった、「感慨深い香り」です。

 

 

ベチバーの精油は、とても濃度が濃いために、もっちりとしています。

なので、滴下するのに時間がかかるのです。

 

アロマのボトルは、逆さまにすると、自動的にポトっと精油が1滴づつ落ちてくれる構造になっています。なので、振って出すのではなく、落ちるのを待つのです。

 

ベチバーは、とにかく、待って。。。待って。。。。焦ってはだめ。

 

 

 

逆さまにして1分くらい経過したかな。

ちょっとだけ、精油が顔を出し始めたのが見えますか?

 

 

でも、まだまだ。

しばしお待ちを。

 

 

待ってました!

トロンと滴下すると、スモーキーな重い香りと出会えます。

 

 

香りは「好み」なので、ブレンドについても、好きなものを合わせるのが一番だとは思っています。

ただ、「ちょっと癖のある香り」は、ブレンドの幅を広げてくれ、深みがグッと出てくれます。

 

もしも、購入した精油が、思っていたのと違った場合は、ブレンドに加えて見ると、良いかもしれないですね。

ネットで購入した場合には、香りの確認ができないので、けっこう「失敗したかな」と感じることもあるかもしれないけど、ぜひ、「名脇役」として登場させてあげてくださいね。

 

 

10 月31日 23時49分

10 月の最後の日の、11月が目の前にやってくる前に、「満月」となります。

 

 

「満月」とは、「太陽」と「月」が真正面に向かい合い、お互いを見つめ合います。

「太陽」は行動の天体で、「月」は感情の天体。

つまり、行動と感情が、お互いをしっかり見つめ合い、お互いを評価しあいます。

 

 

「アルペクト表」とは、天体の位置が、何度で重なるのかを示した表です。

 

一番上の太陽と、二番目の月は「180」度で、と読み取れます。

ただし、今回は、太陽は月とだけではなく、もう一つ、とても「ダイナミック」な天体とも向かい合います。

それは、表の下から三番目の「天王星」(ピンクの印の天体)

天王星のシンボルは「ブレイクスルー」

大きく変わるために、大きな壁を打ち破っていくイメージの天体です。

 

天王星は、太陽や月よりもゆっくりと動くため、太陽や月に影響を及ぼします。

「まるで天王星の月」が「太陽」と対峙する。

 

なんだか、ちょっと怖いような・・・でも、とてもワクワクする配置ですね。

 

そこに彩りを加えているのが

黄色いラインの「水星」と「土星」チーム

ブルーのラインの「火星」と「木星」チーム

 

それぞれ「90」度で重なります。

「90」度では、「オン・オフ」のどちらかに分かれるイメージです。

 

「水星・土星」は、繰り返し繰り返し、何度でも伝える努力をしたら、今まで無理だと思っていたことが、「なんだ、そう言うことか!」と腑に落ちる。

特に今、水星は逆行中なので、「繰り返し」が自分の軸となる可能性を秘めています。

「火星・木星」は、とりあえず動こうよ、動かないと何も始まらない。気持ちばかり焦ってしまうと、焦りのパワーに飲み込まれてしまう。だから、冷静に、今できること、今必要なことを全力で取り組む。これから大きくなって広がっていくことを想像しながら。

 

 

「満月」の前日 30日は、撒いた種がたくさんの実りを導く「一粒万倍日」です。

十二直は、これもおめでたい「成」

ではありますが・・・「三隣亡」と一緒にやってきます。それから「仏滅」も。

 

吉凶交々で、賑やかしい。

でも、だから、「どうにでもなりそう」な日ですね。

 

 

 

天体や暦は、「皆んなに平等」に、シンボルを見せてくれます。

それを、切り取っていくのは、「わたし」

 

 

信じるか信じないかは、あなた次第・・・

どこかで聞いたセリフですね(笑)

 

あなたにとって、最も「心地良い」と感じるように、切り取ってみてくださいね。