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[自分で鑑定する]に私がこだわった理由:占いを利用して結果を出すコツ

鑑定で、一番好きな瞬間があります。

それは、お客様が「腑に落ちた」瞬間。

 

「そうだったんですね」

「だから辛かったんだ」

「実はそうだったんです」

 

など、声に出される方もおられますが

声に出されなくても

 

頬がポッと色付いたり

瞳がキラッと光ったり

肩の力がスッと抜けたり

 

その瞬間に、私もお客様と同じ感覚になります。

 

実は、その瞬間から「本当の意味での鑑定」が始まるのです。

私のテンションが上がり、言葉が溢れ出て早口になり、紙に書き出す作業ももどかしく、書く文字は走り書きのようになって、時間が過ぎるのも忘れてしまいます。

この状態になると、お客様もテンションが上がるのか、メモを取るのがもどかしくなられ、「録音しておけば良かった」と言われることもあります。

 

 

私の個人鑑定では、録音を希望されるお客様には、ご自身でしっかり管理をされる条件で、録音可能で対応しています。

鑑定で、私が書き出した命式その他の紙も、終了後全てお渡しします。

 

それら全ては、お客様の「究極の個人情報」なので、こちらでは一切残さずに、全てご自身で管理をしていただいているのです。

 

 

「腑に落ちた」瞬間から

きっと「私が」ではなく「お客様が」となって

私の感覚もお客様と一体化しているのかもしれません。

 

私が「この仕事が大好き」と感じる至福の時間です。

 

 

 

心理療法の中で「筆記開示」というものがあります。

 

自らが、自分の体験や今の気持ちを、特にネガティブに感じていることを紙に書き出す事で、外に文字として出すことにより気持ちの整理をつける効果があると言われています。

 

「見えない」気持ちを「見える」文字にすることで、客観的に観察することができます。

 

書くだけなので、簡単そうに思いますが

自分の気持ちを外に書き出すことは意外に難しい作業です。

「認めたくない本当の気持ち」

「逃げてしまった弱い気持ち」

「知られたくない後ろめたい気持ち」

書き出そうとすると、辛くなることもあります。

 

 

ネガティブな気持ちを押し込めることで、今の状態を保っているので

辛い時には無理に書き出す必要はありません。

向き合う時期が来たら書き出せる時がきます。

 

心の準備ができていないまま、覚悟が決まっていないまま

ネガティブを不用意に外に出すのはとても危険です。

 

 

心はとても繊細で、とても大きい「自分自身」だからです。

 

 

命式や暦の流れには「心」はありません。

外側の「景色」である十干支と

内側の「景色」である十二支とが

一つづつ順番にくっついて、規則的に進んでいるだけです。

 

自分のお誕生日の「景色」を知り

流れている「景色」を合わせ見て

今の「景色」とこれからの「景色」を想像します。

 

想像しながら「景色」に彩り(思い)を加えていきます。

より美しく

より輝きを

より心地よく

そんな気持ちで彩りを加えていくと

 

これからの「景色」が自分の気持ち次第で

いくらでも変えられることに気付きます。

 

 

 

 

五気調整術では、ご自身で命式を書き出し、「景色」を想像することができるようにレッスンをします。

 

自分で書き出すことによって、自分の景色がとても素晴らしいものであることに気づきます。

そして干支の意味を知ることでこれからの彩りを自分で選択していくことができます。

 

気づいて決める

知って動く

 

これが一番の開運方法です。

それを皆様にお伝えしていきたい。

 

そんな思いで、私は仕事をしています。