兎にも角にも「最初の一歩」を繰り返そう:慌ただしい流れとの向き合い方:五つの「気」の「陽」と「陰」の「最初の一歩」はこんな感じです
近頃のお天気は、とにかく慌ただしく変化する。
突然、真っ黒い雲が広がったかと思ったら、滝のような雨が降ったり
突然、突風が吹いてきて、窓ガラスがガタガタ音を立てたり
そうかと思うと、いきなり晴れて、暑くなったり
コロコロと変わるお天気に、その度に、
傘を開いたり閉じたり
窓を閉めたり開けたり
雨が止んだ隙を見て外に出て用事を片付けたり
状況を見ながら、それに合わせて動いていると
「もしかして、これって、運の良い人の行動パターンに似ているな」と感じています。
お天気に真っ向勝負を挑んでも、所詮は自分のできる事は限られています。
例えば雨が降っているならば、傘をさせば、雨を避けることができ
風が強ければ窓を閉め、心地良い風に変われば窓を開け放つ。
「出来ること」と「出来ないこと」の両方を把握して
今、最も適切な「行動」を続けると、今は無理でも、いつかは可能になるし、その逆もあるのです。
全ては「気」で、お天気も「気」
お天気に合わせて動くのは、「気」の流れに沿って動いていることでもあり、天気予報を見たり、雲を見たり、風の匂いを感じたり、雨が降りそうな湿気を感じたり、あらゆることは、お天気の流れ、すなわち、「気」の流れの可能性を示してくれていて、「予兆」を感じる力を、不安定なお天気が、鍛えてくれているのかも。そんな気がしています。
生年月日から導き出す「命式」の、生まれた日「日柱」は、その人の「本来のタイプ」を教えてくれます。
そして、自然に出来る「最初の一歩」の行動パターンも読み解くことが可能です。
「日柱」が「陽」の人は、まず行動。
反対に、「陰」の人は、まず準備。
「陽」は外向きの気。なので、「陽」の人は、とりあえず外に向かって自分を打ち出していくのが得意。
「陰」は内向きの気。なので、「陰」の人は、周囲を見渡してから自分を打ち出すタイミングを推し量ります。
もう少し詳しい行動パターンとしては
まず「陽」の人から
・木「甲」の人
兎にも角にも直球で進みたい。曲がったり待ったりするとイライラしてくる。
なので、最後まで話を聞かずに突進してしまう。「障害物」があったとしても真っ向から勝負を仕掛ける。
・火「丙」の人
兎にも角にも情熱が溢れている。人を動かす才能は天下一品。
だけど、熱くなりすぎると、頭に血が上って、つい余計な一言を発してしまう。余計な一言で済まなくなると「炎上」そして「爆発」する。
・土「戊」の人
兎にも角にも頼りになる人。何があっても動じない姿は、周囲を安心させてくれる。この人といるとなんとかなりそうと、本気で思う。
一度決めたら最後までやり通す根性は素晴らしい。
だけど、こだわりが強すぎて、変われずに、優柔不断になってしまう。
・金「庚」の人
兎にも角にもキッパリはっきり言い放つ。シャープな行動はわかりやすく裏表が全くない。というか誤魔化しが効かない。
だけど、白黒はっきり決めすぎて、「グレイも良いでしょ」と言うと怒られる。
・水「壬」の人
兎にも角にも行動力の人。止まらずに走り続けるから変化に強い。
臨機応変に対応するスピード感は素晴らしい。
だけど、もう少し耐えればなんとかなりそうな場面でも、クルッと気が変わって、無かった事にしてしまう。
次は「陰」の人
・木「乙」の人
人の意見を聞きながら、周囲の状況に合わせながら、思考を巡らせ最悪の状況を想定する。皆んなに迷惑をかけない様に、とか、皆んなに喜んでもらいたいから、準備万端に整えたい。
なので、あらゆる準備を整えようとし、グルグルとがんじがらめになってしまう。
・火「丁」の人
周囲の人を楽しませたい、皆んなが喜んでくれたら良いなと、「笑顔」を見たいから頑張れる。
なので、「それつまらない」なんて言われてしまうと、やる気の熱が冷めてしまって、ネガティブループにハマってしまう。
・土「己」の人
誰かの役に立ちたい、皆んなが困っていることを解決して、次に進めるようにしてあげる方法はないかと考える。
なので、つい「困ったフリ」が上手な人のためにも、やってしまい過ぎて、荷物が重くなり進めなくなってしまう。
・金「辛」の人
直感力の鋭さは、10 個のタイプの中でナンバーワン。様々なアイデアが泉の様に湧き上がり、皆んなが気がつかないことまで気が付くことができる。
なので、余計な心配をし過ぎて、テンションが下がって、やる前から気持ちが途切れてしまう。
・水「癸」の人
周囲の状況に合わせて臨機応変に変わることができるため、何でも、何処でも、どんなことでも、取り敢えず対応可能。
なので、あれこれ変わりすぎ、気持ちも変わりずぎ、結局何がしたかったのか分からなくなってしまう。
以上10 個のタイプは、こんな感じです。
「普通にできること」は、自分では、皆んな当たり前にやっていると思いがちですが、それが自分の「個性」です。
頑張ってやって、やっとなんとか出来ていることは、「個性」を曲げてやっていることで、なるべく、「頑張らず」に結果が出る方向で、進めていくのがオススメです。
ネガティブな「一面」は、反対から見るとポジティブな「個性」でもあるので、ネガティブも含めて「最初の一歩」の行動を、起こしていくと良いですね。
計画通りに進むのは、1から2に、そして、2から3へと順番に想定通りに進んでいく「景色」です。
なので、「生み出される」結果も、わかり切っているので、いつまでたっても「次のフェーズ」には行けません。
それは、「リスク」を回避しながら「枠」の中を進むから。
0から生まれるものは、様々な「気」が混じり合って、化学反応を起こし、その結果として「自然発生」したもので、想定外の「景色」です。
皆んながアッと驚く様なアイデアは、「自然発生」した「景色」を、できる限り「想定内」に近づけて完成した「景色」です。
「陽」の人は、「自然発生」を何とか消滅させようと抑え込んでしまいがち。
一方「陰」の人は、「自然発生」を想定しすぎてあらゆることを広げ過ぎ。
なので、「陽」の人は、「そんな事もあるかもね」と許容範囲を広げてみる。「陰」の人は、「そんな事は滅多に起こらない」と一点に集中してみる。
つまり、上手く行かないと感じる時には
「陽」の人は「陰」の人を参考にして
「陰」の人は「陽」の人を参考にして
陰陽のバランスをとってみる。
兎にも角にも、状況は刻々と変わるので
「最初の一歩」を繰り返していきたいところですね。
今日は、「個人鑑定」の一日でした。
どの方も、今年やりたかったことが、出来なくなったり、中止になったり、変更を余儀なくされたり。
だから、今できる今しか出来ない「最初の一歩」をどうしようかと、そんな話をずっとしていました。
それから、鑑定を終えて、ブログを書いて、ちょうど書き終わった頃、20時に、突然の「花火」が!
5分間だけでしたが、それはそれは綺麗な花火が、大空に上がりました。
花火を打ち上げる事については、様々なご意見はあるとは思いますが、でも、何があってもきっとなんとかなるかも、と花火を眺めているとそんな気持ちになれました。
それから、今日お話した方々の、帰られる時の、それぞれの「お顔」を思い出しながら、サプライズ花火が上がる日に、「最初の一歩」の決意表明が出来たから、きっと大丈夫!と確信したのです。
実は、今日、お昼頃は雨がひどく降っていて、夕方になって、やっと止んだんです。まるで、花火を上げても良いよと、「気」が計ってくれたかの様でしょ!
あまりにも突然で、思わず見惚れてしまって、画像も何も残せなかったけど
今年の花火は、ずっと、思い出に残る花火になりそうです。