ちょっと早めに「初詣」に行ってきました:3つの「道」を上手に使いこなして「運」の「道」を歩いていこう:「天道」「地道」「人道」
2020年は「庚子」の年で
今日23日は「庚子」の日で
「一粒万倍日」なので
気持ち新たにシャキッとしようと、山口大神宮にお参りに行きました。
昨日までは、すごく寒かったけど、今日は日差しもあって、少し暖かくて、参拝日和でした。
囲いの柵が、新しくなっていましたよ。
境内の所々では、このような看板がありました。
一番上のイラストの「アマビエ」と「丑」が可愛い!
こちらでも、「感染予防対策」がされていました。
一日も早く、水で手を浄められる日が来ますように。
今日は「初詣」のつもりでお参りをしました。
気分は、既に「クリスマス」を通過して「お正月」気分です。
「いつもと」違うお正月を過ごさなくてはいけなくなってしまいましたが、それでも境内には、2021年に希望を持って、多くの方がお参りをされていました。
今まだ起きていない事を、自由に想像できるのは、人間の特権です。
穏やかな気で、包み込まれるような「場所」だから、想像も広がっていき
小さな一歩が集まって、大きな波に変わっていく景色が目の前に見えているようでした。
東洋思想では、「道」には3つあると考えられています。
一つ目は「天道」
天の道には、「陰陽」があります。
そして、「季節」があります。
「季節」には4つあって、「春」「夏」「秋」「冬」がぐるぐると順番にやって来ます。
「春」には「木」が旺盛となり、「夏」には「火」が旺盛となり、「秋」には「金」が旺盛となり、「冬」には「水」が旺盛となります。
そして、その4つに間には、「土」があって、「移行」がスムーズになるように繋ぎ目を調整します。
二つ目は「地道」
地の道には、「剛柔」があります。
そして、「五行」があります。
「五行」には、東西南北中があります。
「地道」と「天道」とが、混じり合うことで「徳」が生まれます。『與天合徳』(敵天随より)
その混じり方は一様ではありません。『而神其機緘之妙』(敵天随より)
三つ目は「人道」
人は天を仰ぎ地を闊歩します。
「天道」と「地道」が混じり合うことで生まれる「徳」の中で、人は歩いて行きます。
どれか一つが欠けてしまっても、「道」は成り立ちません。
「季節」を感じて、その「季節」に応じて行動をし、「地」をよく観察して歩きやすい靴を履き、歩きやすい道を自分で選んで進む。
これが、3つの「道」を上手に活用する方法です。
「内宮」に登っていく階段に、すみれの花が咲いていました。
隙間からでも、芽を出して、可愛い花を咲かせています。
なんとも逞しい。
以前来た時には、見事な紅葉でしたが
今回は、ものの見事に、全ての葉が根こそぎ落ちていました。
落ちっぷりが見事。
太陽の光を浴びて、とても綺麗でした。
まあ、とりあえず、「結果オーライ」と言うことで、まずは何事も受け入れる事。
それから、次を考える。
「道」は三つもあって、「天」や「地」は、自分勝手には何があっても変更不可能なので、まずは「人」が変わるのが得策なんでしょうね。
自分の足のサイズに合った「歩きやすい靴」は、一つとは限りません。
たくさん持っていた方が、どんな道にも対応できると思います。
今日は「一粒万倍日」なので、なんだかたくさんの「靴」が見つかりそうな気分になりました!