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「運」を味方につけるために必要な事:「成功者」の思考・行動パターン

「運」を良くするためには、やはり「運」を味方につけるしかないと思います。

 

 

開運グッズを買ってみたり、パワースポットに行ってみたり、「運」を味方につける方法は、たくさん思いつきますが、じゃあ効果があったのかと考えてみると、あったような、なかったような。

結局は、自分で「私は運が良い」と思い込んでいる人は、どんな状況でも「運が味方をしてくれている」と言います。逆に、そうではない人は、いつも「ツイていない」「またダメだった」「だから今度もだめだと思う」「だって運が悪いから」と、どんどん「運」の悪口を何度も何度も繰り返し言います。そして、「だから私は運が悪い」と、自ら勝手に「運が悪い」レッテルを貼って諦めてしまいます。

 

 

「運」は受け止め方によって「良い」「悪い」があって、そのベクトルの方向を自らコントロールできる人が、俗に言う「運のいい人」なんだと思います。

 

 

「運」とは、いったい何なのか。

 

 

「運」は「運ばれてくる気」です。

運んでくるのは、「時」だったり「人」だったり「場所」、「季節」

「食べ物」、その他「全て」のものが運んできます。

なぜなら、全てのものには「気」が宿っていて、全てが影響し合いながら、絶えず流れていって、移ろい、佇み、勢いを増したり、上に行ったり下に行ったり。そんな感じで「全て」を構成しています。

 

 

「気」とは、形のない、見えない「思い」の集合体です。

全ての「思い」は、今までも、今この瞬間も、そしてこらからも、ずっと移ろっていきます。

 

 

そして、移ろいゆく「気」と、自分の「思い」がぴったりと合致して、素敵な化学反応を起こした時、シンクロが起きたり、奇跡のタイミングやチャンスを掴むとき。その瞬間が「運」を味方につけた時です。

 

 

物事には「陰陽」があるように、「思い」にも「陰陽」があります。

 

 

幸せの裏側には、幸せになれなかった思いが

獲得の裏側には、手放さなくてはならない悲しみが

成功の裏側には、這い上がれない絶望感が

 

キラキラした輝かしい気の裏側は、まるで全てを吸い込んでしまいそうなほど、真っ暗な暗黒の闇の気が

 

 

それらが全て「一つ」になって、「運気」として巡ります。

 

 

「運気」を映像としてイメージしてみると、キラキラと眩しいくらいに光輝いている「明るい光の集まり」と、一点の光のカケラさえもなく、暗黒の闇の「暗い光の集まり」が、渾然一体となって、渦となり、うねりとなってうごめいている感じだと思います。

 

 

「明るい光」を受け取るには、同じだけの「暗い光」も受け入れなくてはバランスが崩れてしまいます。

 

例えば、突然の大抜擢を受けた人は、自分が受けるに値する人でないかもと、恐怖にも匹敵するほどのプレッシャーを感じます。

また、降って湧いたような「幸運」を、まるで自分一人で勝ち取ったように浮かれていると、「嫉妬」の気が周囲を取り囲んでいる事に気づき、「嫉妬」に足をすくわれてしまいます。

 

なので、「運気」は

独り占めしないこと。

抱えこまないこと。

そして飲み込まれてしまわないこと。

この3つをしっかりと受け止めて、じっくりと感じること。そうすると、上手く流れに乗る事ができ、「運気」と仲良くできます。

 

己を知り敵を知る

 

知ることはとても大切だと思います。

 

 

「どうしてこんなに運が良いんだろう」と思う人には、共通点があります。

 

それは、「全てを自分のものにしている」ことです。

 

時、空間、人、それら全てが「応援」してくれてます。

例えば、たまたま行った場所で会いたい人にばったり会う、偶然にもキャンセルが出て泊まりたいホテルがリザーブできた、やりたい事をさせてくれる人をちょど良いタイミングで紹介してもらった、たまたまネットを検索していたら前から興味があったセミナーが開かれる事を知った、などなど。「あなたの為に待ってましたよ」と、何かが笑顔で、こっちにおいでと手を振ってくれているのに出くわすのです。

もっと「神がかり的」な出来事も起こります。

例えば、たまたま駅に早く着いたからいつもより早い電車に乗ったら、トラブルがあって、その後の電車から不通になった、土砂降りの雨が降っていたけど、外にいる時だけなぜか雨が止んでいた、など。

 

それはもう「ミラクルの世界」で、説明のしようがありません。

 

 

でも、私は、決してそれは「ミラクルの世界」ではないと思っています。

全ては「気」が集まって、形として存在をしています。突き詰めて考えると、自分も、他人も、時も、宇宙も、全て同じ「気」でできていて、だから、自分が心から信じて行動をすると、他人、時、そして宇宙までもが信じて動き始めてくれるのです。

自分よりも大きなエネルギーを動かすには、やはり「時間」がかかります。

 

自ら始めた事を、周囲が理解してくれるには、最低でも一年はかかります。

そして三年経ったころ、周囲がやっと認めてくれて、一つの「気」となって巡ります。

そして、五年経ったころ、やっと宇宙に届くほどの力になって、その頃からシンクロやタイミングが合い始めます。

 

最初の一年間が一番辛い時期です。

誰も応援してくれないどころか「攻撃」されることもあります。

一年間は諦めないこと。腐らないこと。焦らないこと。

黙々と。自分を信じて、進むしかありません。

 

三年目からは、応援してもらえます。ただし、外からのエネルギーが加わるので、自分の軸を試されます。

人の意見が気になって、ちょっとフラフラしてきます。

この時期は、惑わされないこと。地に足をつけること。そして、応援してくれる人に感謝の気持ちを忘れないこと。

 

五年経ったころ、ある時急に風向きが変わります。

ふっと楽になったり、今まで振り返ってうるっとしたり、そんな気持ちになります。

ただしこの時期は、物事が自分の力だけではコントロールできないほど大きくなっている、または、大きく膨らみ始めます。

疑問を持つこと。初心を忘れないこと。譲れない大切なものを確認してそれをしっかりと握りしめること。

五年経った頃には、ベクトルの向きを再確認して、軌道修正が必要です。

 

なぜなら、物事は進化します。

進化すればするほど、退化しなくてはバランスが崩れてしまうからです。

 

自分でコントロールできるもの、できないものを見極めて、ベクトルの軌道修正をします。

 

 

そうすることで、より、大きく進化をしていく事ができます。

そうすることでしか、進化は続きません。

 

 

しっかりと軌道修正できる人は、できる限りの「力」を駆使して進みます。

 

尽力、努力、体力、魅力、精神力、忍耐力、語彙力、実力、行動力、胆力、独力、思考力、包容力、知力、想像力、直感力・・・・

 

とりあえず、思いついたのはこれだけですが、まだまだあるとは思いますが、人としてあらゆる「力」を駆使して、その時に最も必要な「力」を最大限に出せる「適材適所」の人。こんな人は、軌道修正可能です。

 

その場に応じて、全力を出せる人、目の前の事に向き合って取り組む事ができる人、流されず、しなやかに、臨機応変に。

そして一番大切なことは、「運は移ろうもの」であり「運にも陰陽がある」ことを忘れないこと。

出来上がった形にとらわれるのではなく、形さえも移ろっていくこと。形がどんな風に移ろうのかは、想像力と直感力で見通すしかありません。

 

 

自らの力を、出し惜しみする事なく、その瞬間に生きる人

 

 

そんな人は、全ての運を味方にできる人です。