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「本」を読むと「偉く」なる:五つの「気」の考察:四柱推命は深くてとても面白い

週に一回、図書館に行きます。

 

 

図書館の「匂い」がとても好きです。

深くて、穏やかな、とてもひっそりとした「森」の香りがします。

 

本屋さんの「匂い」も好きだけど、図書館の方が、もっと「貫禄がある匂い」がします。

きっと、図書館の方が、古い本がたくさんあって、たくさんの「人」がその本を手に取り、その本に「思い」を馳せて、一冊一冊の本に、「歴史」がたくさん詰まっているから、「貫禄」が出てくるのかもしれません。

 

 

森羅万象全てのものは「気」の集合体です。

 

 

「紙」は「木」の気。

 

「木」「火」「土」「金」「水」の五つの気の中で、「木」は唯一「生命」を宿していて、「生命の成長」を応援してくれる気です。

 

 

「木」が感じる「五感」は「視覚」

「木」が欲しい欲は「名誉」です。

 

「本」は「視覚」から情報を得て、「名誉」を与えてくれます。

そして、「成長」させてくれるのです。

 

 

なので、本を読むと「偉く」なれます!

 

 

電子媒体での情報収集も、スピード勝負では右に出る者はいませんが、繰り返し、ゆっくりと、噛みしめるように読む「本」は、「人」としての「成長」のためには、これからも無くてはならないものだと思います。

 

 

「動く」情報は電子媒体から

「不動」の情報は紙の本から

 

 

欲しい情報の「質」によって、この二つを上手に選んで、取り入れていきたいところです。

 

 

 

本を購入するときは、本屋さんよりも、amazonなど、ネットで注文することが増えました。

 

読みたい本の検索も、Googleブックスで探すと、瞬く間にたくさんの本が見つかります。

見つかりすぎるくらい・・・。

 

amazonも、聞いてもいないのに、「お客様のおすすめ」しますと、本だけでなく、私が好きそうな「商品」をお知らせしてくれるので、探す手間が省けます。

 

「情報」は取りに行くより、「情報」が勝手にやってくる

なので、賢く選択しないと、要らないものまで、のせられてつい買ってしまいたくなります。

 

 

「情報収集」にも、「自己責任」が問われています。

 

 

 

図書館のいいところは、「手にとって選ぶ」ところだと思います。

 

最近は、図書館のホームページから、読みたい本を検索して探すこともできるし、ネットで借りる予約が取れたり、まるでamazonのようです。

 

でも、私はあえて「検索」せず、並んでいる本をぶらぶら眺めて、「ピピピッ」とアンテナに引っかかった本を借りています。

 

時には、難しすぎて理解できなかったり、イメージと違ったりして「これは失敗」と思い本もありますが、時には「棚からぼた餅」的な本にも出会います。

 

その出会いは、私の「視野」を広げてくれて、新しい発見をさせてくれます。

 

 

「歩き続ける力」 三浦雄一郎著 双葉社

は、「棚からぼた餅」でした。

 

スキー選手であり登山家であり獣医師でもある、三浦さんの、「年齢を感じさせない元気」の秘密が書かれています。

 

 

なぜ70歳を過ぎてから、世界最高峰に三度も登頂することができたのか。

それは、エベレストの頂上に向かって歩いたからだ。

 

彼が言うと、「妙に」納得して、すとんと腑に落ちました。

 

ただ、それだけでは面白くない。

彼は、なぜ「歩けた」のか、どうして「歩く」ことができるようになったのかも著書には詳しく書かれています。

 

 

なぜ「歩けた」のか。

それは、一歩一歩、歩いたから。

諦めずに、止まらずに、歩き続けたから、「進む」ことができました。

 

 

どうして「歩く」ことができるようになったのか。

それは、登るために必要な「行動」をしたから。

その「行動」とは、体調管理、体力増進、トレーニング、環境整備(人も含む)、そして、「具体的な目標」

それら全てを、黙々とこなし、良いと思うことは「全て」取り入れて、日々過ごしておられます。

日常生活動作も全て「トレーニング化」して、ウエイトを付けたり、姿勢を意識したり、とてもストイックではありますが、ご本人は「楽しくて仕方ない」そうです。

 

 

「小さな失敗」は、本番で「失敗」しないための「課題」として受け止め、「本番が全て」。

 

年齢とともに、体力や筋力が落ちるのは当たり前です。なので、普通の体調管理やトレーニングのように「守る」トレーニングは、「維持」どころか「落ちて」しまいます。

 

とにかく「攻める」。

これが「基本」だそうです。

 

 

「攻め」ないところに「成功」はない

 

あらためて感じました。

 

 

「進化」する時には、「退化」も意識しなくてはいけません。

 

 

もう歳だから、と言う言い訳。

時間がないから、と言う逃げ場探し。

失敗したらどうしよう、と言うネガティブ思考。

 

それらを見事なまでに「退化」されている「思考パターン」は、素晴らしいと思いました。

 

 

「進化」するには、「とにかく攻める」

大切です。

 

 

明日、6月13日(木)は

「一粒万倍日」

 

「一粒万倍日」とは、一粒のお米が、成長し、立派な稲穂となって、何万倍のお米になる、そんなおめでたい日です。

何かを始めるのも、オススメの日です。

 

明日は、小さくてもいいので「攻め」てみる。

やがて、立派な「稲穂」に育ってくれますよ!

 

ただし「努力」はお忘れなく。