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「山寺」と「お接待」と「松潤」:狗留孫山・修禅寺:「旅」は「気」を大きく動かしてくれます

狗留孫山(くるそんざん)修禅寺にお参りに行きました。

 

 

お寺までは、駐車場から、山をひたすら登って行きます。

入り口には、「杖」が置かれているほど、ずっと山を上がって行くんですよ。

 

 

 

道は、しっかりと整備されてあります。

以前は手すりはなかったそうですが、今は、ずっと手すりがあるので安心ですね。

 

 

でも、、、、

とにかく歩くんです。。。。

 

 

これだけ、長い距離にも関わらず

手すりがが、ずっと付いているのはすごいなあ。

 

でも、杖もあった方が良いですね。

 

 

 

全く時計も見ていなくて、時間も測っていなかったし

途中で何度も休憩して、座ったり立ち止まったりしたので

普通に頑張って歩いたらどの位の時間が、かかるのかは分からないけど

 

1時間以上かかって、お寺が目前に!

 

最後の力を振り絞って、急勾配を登って行きます。

 

 

 

お寺からの眺め

 

遠くの山々が青く見えます。

 

 

 

黒砂糖風味の「カラメル」とお茶のお接待をいただきました。

ありがたやありがたや!!!!

 

思わずお尻に根が生えてしまいそう。

でも、まだ、ここは、「途中地点」なのです。

「奥の院」を目指して、先に進みます。

 

 

 

本堂までの道は、整備されて歩きやすかったのですが

ここからは、ガラッと空気が変わります。

 

いよいよ「山」に入って行きます。

 

 

それでも、最初は、歩きやすように道が整えられている場所もありました。

 

 

 

でも、、、、

だんだん険しくなってきて

 

これ以降は、写真を撮る余裕もなく

ひたすら歩きます。

 

 

やっと到着。

 

 

積み上げられた石の上に、建っています。

 

 

 

「摩訶不思議霊石」は、所々に切れ目があり、まるで、誰かが組み合わせて作ったじゃないかと思えてきました。

でも、こんな大きい石を組み合わせるのは、相当の力が要るから、不可能ですね。

 

見れば見るほど「摩訶不思議」です。

 

 

聖観音堂では、毎年一回「ご開帳」をされているそうです。

 

空気がキリッとしていて、とても澄んでいます。

心に沁みてきて、心もキリッと澄み切ったように思えて来ました。

 

頑張って歩いた甲斐がありました。

本堂から、多分30分くらいだと思います。

 

 

「奥の院」の横には、とても小さな「滝」があります。

修行の際に身を清める場所だそうです。

 

実は、この「滝」、某有名人がかつて「滝行」に挑戦したらしいのです。

 

 

 

その某有名人とは、「嵐」の松本潤さん。

この雑誌記事は、住職の奥様に見せていただきました。

 

何でも、「男らしくなりたい」とのことで、番組で「滝行」を行ったそうですが

松本潤さんが想像していた「滝」よりも、はるかに可愛らしい「滝」だったために、ここで滝に打たれた後、もう一つ、大きい滝に、住職さんの案内で行ったそうです。

 

 

「滝」は勢いがある方が寒さを感じにくいそうで、ここの「滝」は、かえって冷たさが身に染みて、大変だったそうです。

 

 

 

これが、記事の載っている雑誌です。

2001年発行なので、もう20年近く前のことですね!

 

あれから、どんどん「嵐」はスターになっていき、上に昇っていきました。いつもお寺の皆様は、変わらず応援されていらっしゃるそうです。

 

少し前に、松本潤さんが、トーク番組で「滝行」のことを懐かしく話されていたそうで、「まだ覚えていてくれたのが嬉しかった」と奥様が話されました。

 

 

 

「場所」が変わると「気」も変わります。

旅先での「出会い」が、心に深く刻まれるのは、いつもの「気」ではなくて

いつもと違う「気」に触れることができるからです。

 

なので、煮詰まって動けなくなってしまったら、旅に出ると、いつもと違う「気」が、ぐいっと押してくれるから、心が軽くなれるのです。

 

 

遠くに行けなくても、ちょっと回り道をしたり、いつもの「ルート」ではない違う「ルート」を通ってみるだけでも、それは立派な「旅」です。

 

 

毎日、ひとつ、小さな「旅」を。

楽しみたいですね。