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「冥王星」は「陰」にスポットライトを当ててくる:これからの「成功者」はこんな人:「上虚下実」の身体を作ろう:陰陽説

今までできていた事ができなくなった時

それは、表舞台に出ている「気」が選手交代をした合図です。

 

「光」ではなく「影」にスポットがあたり

「陽」から「陰」へと

シフトチェンジした合図かもしれません。

 

 

「陽」は「実」

「陰」は「虚」

 

 

「気」の景色をイメージして、「陽」と「陰」のバランスを、整えたい。

 

 

 

体にも「陰陽」があります。

 

上半身は「陽」

下半身は「陰」

 

わかりやすく言うと、お日様の光が直接当たることろが「陽」で、その裏に当たることろが「陰」になります。

 

 

身体の内側の気のバランスが安定している状態は

「上虚下実」

 

つまり、上半身は「虚・陰」で下半身は「実・陽」です。

体そのものは、「上半身・陽」「下半身・陰」であり

身体に宿る気は、その逆で、「下半身・陽」「上半身・陰」となっている場合が、地に足がしっかりと付いていて、ブレない動じない「体・身体」であると、東洋医学では考えています。

 

 

 

「実」とは実( 中身)がしっかりと詰まった状態です。

「下半身」が「実」とは

体を支えるための足の骨がしっかりしていて、骨を動かす筋肉が隆々としていて、下から上に向かって血流を巡らせる血管は、弾力があって力強い。

「陽」は上や外に向かって、力を放出する気です。

下半身が「陽」の気で充実していると、自信を持って行動する体であることになります。

 

 

「上半身」が「虚」とは

「空洞」がしっかりと確保されている状態です。

新鮮な空気を、体の中に取り込めるだけの肺があり、様々な情報を素早く掴むために、両手はいつも開いていて、広い視野で見る事ができる視点があり、新しい事に対して、敏感に反応できる隙間のある脳で物事を考える。

「陰」とは、受容する、受け止める気です。

それは、つまり、可能性を受け止める「余白」」がたくさんあること。

 

身体の気のバランスが、この様な状態になる様に

「下半身」筋力強化プログラム

「上半身」柔軟&リフレッシュ&リラックス

 

 

常に心がけて、「上虚下実」を目指したい。

 

 

 

「転換期」の波を、スムーズに超える方法は

「陰」と「陽」をひっくり返す意識をするのがおすすめです。

 

 

鑑定や講義で、「陽は吉」「陰は凶」だと、そんなイメージが定着していて、そうではなくて、陰陽には吉凶はないと、いつも力説しています。

それは、あまりにも「陽は吉」「陰は凶」のイメージを強くお持ちの方が多いからです。

 

より大きく、より広げて、より遠くに、より高く

それが「成功」のイメージでした。そして、その通りに向上心を外の世界に向けて、「右肩上がり」で進む。それができないのは、下がっているから。それは嫌。たくさんのものを掴んでいきたい。たくさんのことを発信してきた。

それが「陽」の景色です。

 

 

潮目が変わってしまったから、今度は「陰」の景色をイメージする時がきたのかもしれません。

 

とつぜんひっくり返すのは、本当に大変なこと。

なので、とりあえず、「上半身・虚」を目指してみる。

深呼吸するために背筋を伸ばす。

両手いっぱいの荷物を軽くするために、ものを捨ててみる。

一つの意見に惑わされずに、俯瞰して物事を見る。

あなたはどう考えているの?と人の意見も聞いてみる。

 

余裕があれば、ぜひ、陰陽セットで鍛えましょう。

「下半身」筋力強化プログラムも、セットでやると、より効果的です。

 

 

陰陽は良し悪しではなく、よって、出来事も良し悪しだけで「分断」できるものではありません。

「分断」できないから、悩むし、落ち込むし、悲しくなります。

でも、「分断」できないということは、「吉」も隠れていること。

 

 

「陽」の足腰で、「行動」する人

「陰」の思考を持った「柔軟」な人

 

 

そんな人が、「成功」する時が、これから来るのだと感じています。

 

 

 

「占星術」では、天体の動きを「順行」「逆行」を知ることで、その時の「課題」が何かを解釈します。

 

「順行」とは、そのまま、スムーズに動くこと。

「逆行」とは、地球から見て「逆走」している様に見えることで、実際には、逆に動く訳ではありません。

 

「逆行」になると、地球から見て、間に太陽を挟みません。太陽は「陽」の天体。つまり、逆行とは「陰」の部分にスポットが当たります。

なので、天体の逆行期間は、「調整期間」と解釈をします。

 

 

4月26日から10月3日まで

「冥王星」が「逆行期間」となります。

 

「冥王星」は、一番離れた場所で、一番大きくゆっくりと、全ての天体に睨みをきかせながら、動いている、とても「重たい」天体です。

 

「個人」の影響というより、「時代」に影響を与える天体です。

 

なので、冥王星の逆行は「こんな事が起きます」ではなく「なんとなくの雰囲気が変わった様な気がする」感じです。

 

「冥王星」は個人的なことには全く気にも留めず、お構いなく圧を加え、「皆んな揃って右向け右」と言ってきます。

 

でも逆行期間は、「皆んな揃って」から解放されて「私は私」と、「外」ではなくて「内なる」方向に気持ちが動いていきます。

なので、「社会の中の私」ではなく「私がいる社会」へと、視点が変わっていくかもしれません。

 

それは自分の中の「陰」を大切にしっかりと、大きく育てる「期間」です。

 

 

物事が始まるのは、「陰」からなのです。

 

今、私には何ができるのかな?

そんな風に、考え行動すると、「冥王星」が、きっと応援してくれますね。