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外格・「強旺格」グループ

命式の五行バランスが極端に偏っている場合、強力な「個性」を持っているタイプと判断することができます。その場合、生まれた瞬間から個性的に考え行動してこられているので、ご本人にとってはバランス良く進むよりも、勢いに任せてガンガン進む方が楽かも。なので、知らない間に「またやらかしてた!」なんて感じになってしまうかもしれませんね。

通常の鑑定では、「日主」を軸とし、「日主」を守り、力が損なわれないように調整するのですが、極端に偏った命式の場合は、しっくりこないことが多いです。それは、個性を重視しバランを欠くことで生きてこられた人にとっては当然のことかもしれません。

「日主」を軸に調整する場合は「内格」で、偏りにスポットを当て調整する場合は「外格」で観ると言います。「内格」で観るのは、内面の幸せ(個人の満足感)を重要視します。
「外格」で観るのは、表面の見た目(着飾る、演じる)を重要視します。
通常は「内格」で観る方が、安定するので、気持ちの揺らぎも穏やかとなります。「外格」の場合は、内面が「置いてけぼり」のような状況とも言えるので、ご本人の強い「意志」を継続的に持てているかどうかが試されます。

「命式」の偏りが極端な人は、平凡な日常では物足りなさを感じたり、他人のために力を使ったり、数々の試練を乗り越えた経験を持っている傾向があります。
ただし、命式そのものは「内格」であったとしても、大運やその他の運気の重なり具合によって、一時的に「外格」のようなバランスになることもあります。その時期は、困難は伴うかもしれませんが、非常に大きな挑戦や改革を起こせるチャンスが巡っていると考えることもできます。

命式の中の「自分の頭」である「日主」の五行が非常に強い、または、強められる事により二時的に強められるタイプは、いわゆる「自我」が強い人。大きな頭で「頭突き」をしながら突進するような「景色」です。「強旺格」タイプと言います。このタイプは2つあります。
それぞれについて書いていきますね。

  • 従旺格

成立条件としては、日主と同五行が非常に強い。(プライドの気)、かつ、財星(チャレンジの気)と官星(ノルマの気)が無い。
特徴は、独立心旺盛で、自力で困難に立ち向かう。そして、他人に同調しない。
調整方法は、日主と同五行が巡る、または取り入れると、運気の勢いが増す。

  • 従強格

成立条件は、印星(サポートの気)が非常に強い。かつ、食傷(アピールの気)と財星(チャレンジの気)が無い。
特徴は、一見すると自己主張をせず周囲に従っているように見られる。周囲の力を吸収して自分の力に変換し粘り強く進んでいく。知性的で、時代の「雰囲気」を感じるセンスがある。
調整方法は、印星(サポートの気)または官星(ノルマの気)を補うと、日主が強められる。

どちらにも共通している特徴としては、「ゴーイングマイウェイ」で進むタイプ。自分を信じて、突き進んでくださいね!