雨降る日に「水」を感じる:「気」を意識して行動する:「運」を味方にする方法
台風の影響で、昨夜から、雨がよく降りました。
山口県は、台風が通り過ぎたようで、今後お天気は回復に向かいそうです。
今回の台風は、風も強いですが、湿った空気の影響で、大雨が今後も降り続く可能性が高く、被害が出ないことを祈るばかりです。
雨は、乾いた大地にとっては、「恵み」になりますが、行き過ぎると全てを流してしまうほどの「脅威」となります。
自然は、人の力を集結しても、コントロールすることは難しく、「仲良く」する道を探るしかありません。
それは、人類が誕生してからずっと、時には自然から助けられ、でも、時には、大いなる強敵となって牙をむき、人は翻弄される。それが、人の進化の原動力になってきました。
いかに「共存」していくか。
今後も、その方法を見つけるために、人はこれからも「進化」していくのでしょう。「仲良し」でいられる魔法のような方法が見つかると良いなと思っています。
全てのものは「気」で構成されていて、その集結の形の違いが「個性」となります。
そして、「気」には五つのタイプがあります。
「木」「火」「土」「金」「水」
全てはこの5つの「気」に属していて、5つはお互いに結びつき、影響をし合いながら、「全て」を構成しています。
この5つの「気」は、成長のために、常に「動いて」います。つまり、「気」は成長のサイクルなのです。
サイクルはまず「木」から始まります。
「木」は「火」を育てます。
「木」がお母さん、そして「火」が子供。
「火」は成長してお母さんになって、「土」を育てます。
「土」がお母さんになって、「金」を育てます。
「金」がお母さんになって、「水」を育てます。
そして「水」がお母さんになります。
お母さんになった「水」は、再び「木」を育て、「全て」がまた「成長していきます。
つまり、「水」が、一つのサイクルの一番最終章の「ゴール」です。
「ゴール」を意識して、「成長」すると、「発達段階」がわかります。今の状態から、「ゴール」までを「逆算」しながら進むと、余計な不安に苛まれたり、余計な「外野の意見」に振り回されることがなくなります。
成長のサイクルは「木」から始まり「火」→「土」→「金」そして最後に、「水」で終わります。
それぞれの「気」を意識して、取り組むと、サイクルがサクサク巡ってくれます。
まず、始まりは「木」。
「木」にとって「水」は、力を注入してくれるエネルギーを宿しています。なのでこの時期は、ひたすら「吸収」する、インプットの時期です。周りを頼ってみたり、甘えてみたり、そして「知識」を獲得したり「情報」を手に入れます。
「水」が大きくなりすぎると、甘えすぎて依存的になるので要注意です。せっかくの「根」が多すぎる「水」で根腐れを起こしてしまいます。
ポイントは、上手に周囲を「利用」する。
次に「火」が巡ります。
「火」は情熱、熱意の「気」。やる気いっぱい。どんどん動きたくなります。とにかく「外」に手を伸ばして「掴む」時期です。
「水」は熱すぎる「火」をコントロールしてくれます。熱すぎると、全てを焼き尽くしてしまうからです。「冷静にね」「突っ走らないで」と、いつもハラハラ見守ります。
ポイントは、暴走注意、冷静に。
次に「土」が巡ります。
「土」は、揺るぎない信念。ちょっと頑固になります。それは、せっかく作り上げた「土台」を守りたくなるのです。この時期から、「自分」だけでなく「社会」も意識し始めます。それまでは、掴むのに精一杯で、周囲を気にする余裕はなかったけど、周りが応援してくれたり、褒めてもらえるようになったので、それを失いたくないと、どんどん「形」を大きく強固にします。何でもかんでも、とりあえず受け入れて、「形」を大きくしたくなります。
「水」は、どんどん動いて欲しいと思っています。どんどん「成長」して欲しいからです。だから、頑なになっていく「土」に向かって、「限界を作らないで。もっと大きくなろうよ」と「形」を攻撃し始めます。
それは「摩擦」となって、そして、「課題」と変化します。
ポイントは、「今」を疑う。
最後に「金」がやってきます。
「金」は、冷静に分析をして、整理をしてくれます。感性豊かな「金」の分析のポイントは「好き」「嫌い」です。自分にとって「好き」なのか「嫌い」なのか。白黒はっきりと、きっぱりと宣言をします。
大きくなりすぎて、重くなり過ぎて、持ちきれない「荷物」を仕分けして、必要なものだけにします。不要なものをそぎ落としてくれます。
そして、遂に、「自分の形」が完成するのです。
ポイントは、満足感を感じる。
心から満足する「自分の形」がしっかりと決まったら、「水」が喜んでくれて、次のサイクルの準備に入ります。そして、また、「自分らしい」サイクルが始まるのです。「自分らしく」が、どんどん成長をしていきます。
成長のサイクルのクライマックスは「火」と「土」です。
「火」のサイクルでは、恐れず掴むことが試されます。
それは「成功」だけでなく「失敗」も、自ら取りに行く。
この時期の「失敗」は、自分の力不足を教えてくれます。そして、その力不足を補うものを、自ら「掴む」。
だから、なかなか大変かもしれません。
でも「水」が守ってくれます。「失敗」しても「水」に流してくれます。だから、「仕方ない」と割り切る。過ぎてしまえば、面白おかしく語れる「売り」になります。
「土」のサイクルは、変われるかどうか試されます。
頑張って手に入れたものは手放したくない。でも、両手いっぱいに余るほどの「形」は、自分にとって「重荷」となります。手に入れたものが大きいほど、失う「恐怖」も大きくなります。
でも、全てのものは「進化」し「成長」していくので、このまま維持することは不可能です。
この時期は「手放す」ことが大切です。それは「失敗」が教えてくれます。持ちきれなくなって、管理できなくなったので、ポロポロと「弱点」が露呈し始めます。露呈した弱点を、小さなうちに手放す。
手に余るものは、いずれ「重石」となって「圧迫」してきます。
でも、「水」が守ってくれます。手放したものを、綺麗に流してくれます。だから「仕方ない」と割り切る。過ぎてしまえば、輝かしい清らかな「形」だけが残ります。
クライマックスを乗り切るポイントは
「失敗」すること。
そして「失敗」を「課題」に進化させること。
そして、諦めないこと。
どんな事も、「水」が流してくれます。
全ての「気」は味方です。