記憶を自分で選んで「操作」する:「短期記憶」と「長期記憶」:意識して「行動」する事で「運気」を動かす
五気調整術の講義は、「1日5時間」で受講していただくプラグラムです。
スクールを始めるにあたって、まず最初に決めたことは
「何を伝えるか」ではなくて
「1日で習得できる」だったのです。
それは、私自身が学ぶ時、「何回で学べるのか」にこだわっていたからです。
限られた時間の中、いかに「短時間で」でも「密度を濃く」「必要最低限を抑えることができるか」、その3つを意識して、学び方を選んできました。
「目的」を持って学ぶには、「必要」なものと「不必要」なものを意識しておかないと、時間がいくらあっても足らなくなります。
「何をしたいか」で「何を学ぶか」を選ぶ。
「目的」がしっかりしていると、学ぶ意欲が湧いてきます。
なので、「時間があったらやりたい」ではなく、「時間を作ってでもやる」と、前向きに学ぶことができます。
四柱推命は、とても奥が深く、学べば学ぶほど「深みにはまる」とても面白い「理論」です。
だからこそ、「シンプルに」「これだけは外せない」でも「自分で使える」のもだけ、選りすぐって講義に取り入れています。
1日、午前10時から16時30分まで。
その「枠」を決め、「枠」の中に収まるようにするために、「どこまで省くか」「どこまで深く充実させるか」、その相反する「二つ」の中で、試行錯誤しながら、テキストを作成しました。
「五気調整術」のプログラムの「目的」は
「暦」を使えるようになることです。
なので、「使い方」をしっかりとお伝えしています。
習得して下さった方々が、自分の使いたい用途に合わせて、「暦」を使っていただけるように、レクチャーしています。
ご家族やご自身の運気を改めてチェックされたり、ご自身の仕事のバージョンアップに活用されたり、そして、暦を使って「オリジナル」の技を新たに作られたり。
「学び」を活用していただけることは、とても嬉しいことで、そのお手伝いもしていきたいと思っています。
何事も、「長所」があれば「短所」もあります。
1日で習得するのは「時短」の「長所」はありますが、
それはまた、一夜漬けでもあるので「忘れる」という「短所
があります。
人間の「脳」は毎日膨大な量の「情報」を浴びていて、処理仕切れないものや、日常生活に必要ないと判断したものは、どんどん「消去」していきます。
「消去」しないと「データー保存ボックス」が一杯になってしまうので、「忙しい」人ほど、脳の中では「忘れる」作業が盛んに行われています。
なので、「理解していただけるか」も大切ですが、「忘れてしまわないように」という課題にも、取り組まなければいけないと思っています。
脳は情報を得ると、「海馬」に一時的に保存します。これを「短期記憶」と言います。
「海馬」での保存期間は2〜4週間です。
そこで、必要か必要でないかを選別し、必要な情報だけ「側頭葉」に「長期記憶」として、保存されます。
選別の基準は「使う(必要)」か「深い(関心がある)」か、この二つです。
つまり、「使わない(必要ない)」「浅い(関心がない)」記憶は、すぐに「消去」されてしまいます。
選別が始まる2週間以内に、「対策」をとると、「長期記憶」として格上げしてもらえます。
忘れないための「対策」としては
「使ってもらう」
「面白いと感じてもらう」
この二つです。
「使ってもらう」ためには、まずは「復習」していただくことです。
2週間以内に、誰かの「命式」を作成してもらうこと。
それは、ご家族でも、好きな芸能人でも、誰でも大丈夫です。
その、「誰」を決めてもらっています。
そして、講義終了日から、1週間以内に「3人」、2週間以内に「2人」、合計「5人」の命式を作成してもらうよう、「宿題」を出しています。(もちろん、強制ではないので、もっとたくさんの人数を作成してもらっても大丈夫!)
「面白いと感じてもらう」
これについては、私が「面白そうに伝えるか」にかかっています。
これは、責任重大!
人が興味を持つのは、「体験」する、または「解らなかったことが解る」のどちらかです。
体験型記憶は「エピソード記憶」と言われます。
自分で「命式」を作成してもらうだけでなく、その方の「物語」を「運気の流れ」を説明しながら、お伝えしています。
「そうそう、この年そうだった」
「そういえば、昨年はそんな事があった」
過去の振り返りとともに、「これからの自分」を楽しみに想像できるよう、今後の流れをレクチャーします。
そうする事で、「物語」が「進化」して、心が動いて楽しく学ぶ事ができます。
「解らなかった事が解る」には
これは、私の「知識」の深さと「理解力」、そして、「アウトプット力」を上げていくしかありません。
私の「長期記憶ボックス」をますます「充実」させて、そして、「アウトプット」「インプット」のサイクルを「活性化」していきたいと思っています。
「伝える」には
・自分が面白いと思う
・自分が伝えたいと思う
・自分がもっと深めて、もっと知ってもらいたいと思う
「心」が動くことは、脳が「必要」だと認定して、記憶に残りやすいと言われています。
私は、「暦」が大好きで、だから「暦」の素晴らしさを知ってもらいたくて、そしてもっと「暦」を活用できる方法を見つけていきたいと思っています。
私の「心」が動いていること。
それが「面白い」と感じていただく唯一の方法です。
プログラムの内容も、「進化」していて、最初の頃の方々には、「進化」したテキストを改めてお渡しし直しました。
今後もますます「進化」していきます。
それは学んでいただいた皆さまにも「進化」していただきたいからです。
アフターフォローのための講義もしていますので、ぜひお問い合わせくださいね。