真っ直ぐで明るい「向日葵」にだって、いろいろあるんです:「均衡」を保つには必ずとも「すべて完全」である必要はない
とても小さくて、可愛らしい向日葵が売られていたので、つい嬉しくなって買った。
今年の「春」は、ざわざわ、そわそわ。
なので、「早過ぎる向日葵」は、春を飛び越え、私をグイッと「夏」に引っ張っていってくれるよう。
思い通りにいかないと、「逃避行」したくなる。
「視覚だけ逃避行」を楽しみました。
向日葵の花言葉は
「憧れ」「わたしは、あなただけを見つめる」
いかにも、真っ直ぐ太陽に向かって花を開く、向日葵っぽい「言葉」ですね。なるほど納得。
ですが
「偽りの富」「にせ金貨」というのもあります。
向日葵は、太陽に向かって、花を向けるのは、若い時だけで、花が開ききってしまうと、太陽は追わず、東の方角を向いたままになるそうで、成長が必要な時には、太陽からパワーをもらい、成長してしまって、これ以上頑張らなくていいと、好きな方に向きっぱなし。
なので、正確に言うと
「わたしは、あなたが必要としている時だけ、あなただけを見つめる」・・・・
なんとも、したたか。
でも、分かりやすくて潔いかも。笑。
「偽りの富」「にせ金貨」は、西洋の花言葉です。
昔、太陽信仰である南米ペルーの人々は、黄金で向日葵の冠を作り、拝んでいたそうです。それをスペインによる侵略に遭い、「黄金の向日葵」もろとも、盗まれてしまいました。
そこから、ネガティブな「花言葉」がついたと言われているそうです。
「明るさ」しか感じさせてない向日葵にも、「辛く悲しい歴史」があったんですね。
「上から見た図」
アレンジの法則は無視して、何も気にせず、バサっと投げ入れていますが
表から見てみると
いい感じにまとまってるっぽい。
上からが「まずく」ても、横からしか見なければ、これはこれでいい感じ。
ある意味これも「偽り」ですね。
さっそく、出窓に飾ってみました。
出窓スペース・大御所の、クルクル回る「ラウンド・サクセス・サンキャッチャー」と、先週の「お花の定期便」の中で今でも頑張って花を開いている「上品なシャクナゲ」も、ちょっとくらい、「早すぎる夏」だとしても、快く迎え入れてくれたので、一気に「スペース」が華やいだ。
お互いあれこれ「詮索せず」に、なんとなくいい感じに、一つにまとまりました。
誰にでも、「言いたくないこと」「触れられたくないこと」「内緒に秘めておきたいこと」は必ずあります。
それを敢えて、触れずに、そっとしてくれる「環境・人」は、とても居心地の良さを感じます。
なぜならば、
もう十分、傷ついているから。
敢えて触れないのは、「傷」がまだ癒えていないことを、わかっていて、「傷」が治るのを、心配しながら、そっと見守ってくれていくから。
その場所は、「静かな夜のような場所」
「時」が巡り、「傷」が癒えてきて、「傷」が過去のことになり始めた時がきたら、勇気を出して、「傷」と向き合います。
それは、目覚めの時。
もう二度と、「傷」を負ってしまわないように、「傾向と対策」を練る必要があるから、目を醒さなくては、次に進めない。
「おはよう」と言うと
「おはよう」と返してくれる
そんな「環境・人」は、ずっと大切に守りましょう。
一緒に、朝日を眺めてくれるのは、一緒に長い夜を過ごしてくれたからです。