掴める「手」と掴めない「手」の違いとは:「手相」は語る:「乙女座新月」を迎える準備をしましょう
例え、どんなに良い運気が巡っていたとしても
例え、どんなにご本人がどうしてもやり遂げたいと言ったとしても
どうしても背中を押せない時があります。
それはどんな時なのかというと
「手相の線が、線ではない時」
です。
手は、宇宙からの波動やエネルギーを受け取り、また、自らの波動やエネルギーを、宇宙に向けて放出する場所と言われています。
そして、手のひらに刻まれている線、いわゆる「手相」と言われている線は、波動やエネルギーが通る「道」です。
真っ直ぐに伸びている線は、勢いのある「川」のように、グングンと波動やエネルギーが通っています。
柔らかくしなやかな線は、勢いよりも優しさが優先して、細い場合は、少しづつ慎重に、枝分かれしている線は、大きく拡散してより広く、波動やエネルギーが通ります。
なので、線を見たときに、最初に感じる「印象」は、とても大事です。
手相鑑定のときには、その最初に受けた「印象」を元にして、どうしてそのように感じたのかを、「命式」や巡ってくる運気、置かれた立場や、進みたい方向性と繋ぎ合わせながら、感じた「印象」の「原因」を求めていきます。
つまり、「手相鑑定」とは、予言ではなくて、過去と未来を繋いだ「今」の現状を紐解くことです。
「命式」が、自ら切り開く方が向いている場合や、巡っている運気がガツガツ進んだ方が良い場合には、やはり勢いを感じる線が出ていて欲しいのです。
勢いがあれば、迷いながらも、それでもきっと、進み続ける事ができるから。
だから、「きっと大丈夫!できる!!!」と、私の中に、「根拠の無い自信」があるから、ガツンと背中を押せるのです。
また、「命式」が、自ら切り開くには重荷を感じてしまう場合でも、弱くても、しなやかに伸びている線が出ていると、巡っている運気の助けや、周囲の応援を引き寄せて、進んでいく事ができるます。
だから、同じ様に、「根拠の無い自信」が持てるので、ガツンとでなはく、持ち上げる様に背中を押します。
決めては、「線」が出ているか。
それが全てです。
手のひらにも、「陽」と「陰」があります。
手のひらの膨らんでいる部分は「丘」と言い、膨らんでいるから光が当たるスポットとなります。
そして、「線」は、くぼんでいるので、光が当たらずに影となります。
「線」がきれいに出ているということは、つまり、「陽」と「陰」の間に、しっかりと「差」が生じているからです。
「陽」は「陽」として外に張りて出し光を受け
「陰」は「陰」として内に張り出し影となる
二つの間の「隙」が大きく、そして、その「隙」を埋めようと、二つがバランスを取るために、右に行ったり左に行ったり、ゆらゆら揺らいで、その揺らぎの勢いが、「気」の巡りの勢いになります。
だから、「線」を感じられない手は、勢いがなく沈んでいる状態です。
動かない「気」からは、何も生み出す事ができない。
例え、どんなに良い運気が巡っていたとしても
例え、どんなにご本人がどうしてもやり遂げたいと言ったとしても
動いていないから動かない。
だから、どうしても、安易に背中を押すことはできません。
手のひらの「印象」を、紐解いていく精度を上げるには、やはり、「たくさんの手のひらを観る」しかありません。
でも、観ている人の視力とか、部屋の明るさや、時間帯にも影響を受けてしまいます。
おすすめの方法は、「コピーをとる」ことです。
白黒コピーは、光と影を映し出してくれます。
なので、コピーをとった時、きれいに「線」が写りこむ場合は「合格」の手。
「気」が落ち込んで、今にも止まってしまいそうなとき、不思議なほどに「線」が写らなくなってしまいます。
そして、光と影の「区別」ができなくなって、モワモワっとした「もや」の様なものが手のひらに広がっています。
きっと、「もや」は、「陰」でもなく「陽」でもなく、どっち付かずをウロウロしている「気」だと思います。だから、そんな時には、まずは、「休憩」をすること。そして、しっかりと休めたら、きっと勢いが復活して、「線」がはっきりと出てきます。
手のひらの「景色」は、今の自分の「景色」です。
時々コピーをとって、チェックしてみても面白いかもしれませんね。
明日、9月17日は「新月」
「月」は「乙女座」の部屋で、「太陽」と結ばれます。
「乙女座」の部屋は、個人的なことを整える部屋です。
「柔軟宮の地」のシンボルであるその部屋は、人の手を入れることによって、土が見事に整地されていきます。
「新月」とは、感情の「月」が行動の「太陽」の様に振る舞います。
自分の「居場所」を、自分らしく、自分の手で、整えてく決意が固まる、きっと、そんな気持ちになって、動き始める決意を胸に、一歩踏み出す。
そんな夜になるかもしれませんね。
手のひらの「道」が伸びていたら、きっと大丈夫。できますよ。
もしも、そうではなかったとしても、まだ、間に合います。
手のひらを、擦り合わせて、握り締めて、グーパーをして、痛いところを指圧してみて、手が温かくなって、血行が良くなったら、「血」の巡りとともに、「気」が巡り始めた合図です。
いつもより、ハンドクリームを丁寧に塗って
「新月」を迎える準備をしましょうね。