人はみんな「黄金比率」に守られている:四柱推命は深くてとても面白い
四柱推命は、生まれた年を「年柱」、生まれた月を「月柱」、生まれた日を「日柱」、そして、生まれた時間を「時柱」と捉えて、四つの「柱」の「気」の宿り方で、その人の「気の特徴」を読み取っていきます。
この、四つの柱の事を、「命式」と呼びます。
「命式」はその人の「取り扱い説明書」のようなものです。
「こんな考え方をしますね」
「こんな事が好きですね」
「これをされると怒りますね」
「命式」は、そんな感じで「扱い方」を伝えてくれます。
それを詠みといてから、「巡る運気」に対して、どのように感じるか、どのように行動していくかを、想像していくのが、「占い鑑定」です。
「取り扱い説明書」は、変えられません。変えてしまうと、「トラブル」が起きたり、使い勝手が悪かったり。それでも無理やり使い続けると、故障してしまいます。
特に、「これだけは絶対しないこと」と、わざわざ赤字で大きく書いてあることは、どんなに気になっても、しないほうが「安全」です。
「命式」を知る目標は、「特徴」と「良いところ」を理解すること。
そして、「命式」を知る目的は、その「特徴」を磨き、「良いところ」を最大限に発揮するため。それは、「特徴」を良いねと言ってくれる「環境」に身を置くこと。「良いところ」をもっと良くしようねと応援してくれる「場所」を選択するためでもあります。
それは、「占い」の目標でもあり、目的です。
そして、私が、お客様に対して提供することで、対外的に「仕事」として成立します。逆に言うと、これが提供できていないと、その辺のただの「お節介なおばさん」です。
「人」は「社会」の中で生きています。言い換えると、「人の気」は「社会の気」に包みこまれて、守られて生きていると言うことです。
「社会の気」とは、時の流れや、お天気、場所、関わる人、情報、食べるもの、触れるもの、それら全てです。
それらは、ある程度、「調整」する事が出来ます。受け止め方や受け入れる方法を選んだり、捨てたり、積極的に取り入れたりすることで「選択」する事が出来ます。
「社会の気」と「自分の気(命式)」を合わせて、人は「人生」を歩んでいるのです。
「人生の気」全体を100とすると、影響力の強さを計算してみると
「選択できる社会の気」は80パーセント弱
「変えられない自分の気」は20パーセント強
様々な意見があるとは思いますが、私はこんな風に考えています。
「成功」を手に入れるため法則の一つに「78対22の法則」というユダヤの教えがあります。
世の中の全てがこの78対22の法則で成り立っていると言われていて、例えば、地球の海と陸地の比率や、人間の身体の水分とその他の比率が、この比率になっています。
これは、「黄金の比率」とも言われていて、この比率を利用することもあるそうです。
「気」は見えないものなので、数値化することはできません。
でも、もしも数値化することができたら
「78(選択できる気)対22(選択できない自分の気)」
きっと「黄金の比率」だと思っています。
だから、どんな日に生まれても、「成功」を手にすることができると感じるのです。
「自分の気」にとって、「社会の気」は、成功するために存在している。
そう考えただけでも、なんだかワクワクしてきますね。
「社会の気」を成功のために取り入れるのはどうしたら良いのか。
それには、やはり「コツ」が必要です。
「社会の気」はとても大きいエネルギーなので、まずは、自分勝手には扱えないものだと思うことです。
特に「私利私欲」のために、変えようとした場合、大きいエネルギーがヘソを曲げてしまいます。
自分が、人から命令されたり、コントロールされたら「反抗」したくなるのと同じで、「自ら変えたくなるように」お手本を見せなくては効果がないのです。
社会が「ありがとう」と言ってくれるようなこと、関わり人が喜んでくれること、居場所をより良くする、ポジティブな情報を人に伝えるなど、その中で、自分ができることをやると、「黄金の比率」が動き始めます。
でも、これだけでは「片手落ち」なのです。
「社会の気」が応援してくれて、たくさんの「気」をプレゼントしてくれても、自分に受け取る「隙」がなくては、取り込む事が出来ません。
それは「自分」が外に向けての「道」を開けている状態。開いている状態。心がオープンで、素直な気持ちで「ありがとう」と、遠慮なく受け取る気持ちでいる事です。
実は、「良い人」はこれが苦手です。
「迷惑をかけると悪いから」とか、「わざわざ、ごめんなさいね。」とか、挙句の果てには、「いえいえ、私なんて、受け取る資格がありません」と言って、断ってしまうことも。
それは、本当に勿体無いことです。
人が助けてくれるのは、誰かを助けてきたから、その「お返し」です。
「お返し」は、助けた人からではなくて、人を変え、時間が経って、忘れた頃に返ってきます。「ヘルプのサイクル」が発動しているのです。「助けてくれる人」は、「社会の気」が喜ぶ行動をしているので、その人の「ヘルプのサイクル」が発動し始めたことでもあるのです。
だから、思いっきり「ありがとう」と受け取ると、人を変え、時間が経ってから、その人にまた、いつか「お返し」がやってきます。
だから、気を遣って遠慮することは、自分の「お返し」を切るだけでなく、その人の「ヘルプのサイクル」を止めてしまうこと。2重に勿体ないことです。
「社会の気」にも、「ブラックサイクル」があります。
それは、変えてはいけない、変えられない自分の「特徴」を否定し、「良いところ」を理解しようともせずに、「詐取」しようとする「ペテンサイクル」です。
「ペテンサイクル」にはまると、「気」がどんどん消耗するため、それが進んでくると、自ら考えることすらできなくなってしまいます。それはとても「危険」な状態です。
気が付いたらすぐに、断ち切らなくてはいけません。
それはすごく勇気の要ること。
でも、人は「黄金比率」に守られています。
だから、「ヘルプサイクル」をうまく利用すると、自分の「命式」を大切に守っていく事が出来ます。
「命式」は変えないで、大切に守りぬきましょう。
私は、いつもお客様に、そうお伝えしています。