世界中を敵に回しても、「時柱・十二支」は黙ってはいません:生まれた時刻が分からない時の「時柱」の捉え方
四柱推命での占いを受ける場合、必要となる「個人情報」があります。
・生年月日
・生まれた時刻
・生まれた場所
この3つの中で、生年月日と生まれた場所はわかるけど、生まれた時刻までは分からない方は、けっこういらっしゃいます。
正確に命式を立てるには、やはり、全部も情報が欲しいことろではありますが、分からないものは、仕方がありません。
わかっている情報だけでも、十分に占いを受けていただけますよ。
なので、ご安心くださいね。
生まれた年から「年柱」を、
生まれた月から「月柱」を、
生まれた日から「日柱」を、
生まれた時刻から「時柱」を立て、この4つの柱を合わせて「完全な命式」となります。
ちなみに、生まれた場所が必要な理由は、「日本標準時間」に修正して、その時刻で該当する暦を拾い上げます。
これは、暦の「節目」に生まれた人にとっては、とても重要な情報となります。
生まれた時刻が分からない場合は、「時柱」を立てる事ができません。
「時柱」は、「人生の最後に辿り着く景色」を表していると解釈をします。
つまり、何かを何遂げた時、何を感じたいと願っているのか、ということです。
そして、特に、重要なのは、「時柱」の「十二支」です。
「十二支」は見えない気の象徴です。
感情や、時間や、季節のように、感じるもので、それは、形としては具体的に表現できません。「雰囲気」のようなものです。
それと比較して、「干支」は見える景色です。行動は「干支」です。
この二つの関係は、常に「十二支」の上に「干支」が乗っているので、「十二支」が満足していたら、自動的に「干支」は形を成すとも言えます。
感情が伴っている、しっかりとした行動は、「十二支」の上に「干支」が乗っている状態なのです。
人は、いつも、「ゴール」に向かって、小さい「ゴール」を何度も通って進んでいます。
ということは、「時柱」は、人生の最後だけでなく、小さな「ゴール」でも、その景色を感じていると言えるのです。
辛くても、足が痛くなっても、頑張ってマラソンを完走した時
何を思うのか(マラソンでなくても良いですが・・・)
その感情は、「時柱」の「十二支」の景色なのです。
「十二支」が宿っている「時刻」は
23時から1時 「子」
1時から3時 「丑」
3時から5時 「寅」
5時から7時 「卯」
7時から9時 「辰」
9時から11時 「巳」
11時から13時 「午」
13時から15時 「未」
15時から17時 「申」
17時から19時 「酉」
19時から21時 「戌」
21時から23時 「亥」
これらを五行で分類すると
「寅」「卯」・・・・・・・「木」
「巳」「午」・・・・・・・「火」
「丑」「未」「辰」「戌」・・「土」
「申」「酉」・・・・・・・「金」
「子」「亥」・・・・・・・・「水」
「木」は上に伸びていく気で、口癖は「もっと上手になりたい」「まだまだできるはず」
向上心にあふれた気なのです。
「火」は横に広がっていく気で、口癖は「皆んなに喜んでもらいたい」
熱い愛に燃えている気なのです。
「土」は足元を固める気で、口癖は「世の中の役に立ちたい」
安定することで安心したい気です。
「金」はキラキラ輝く気で、口癖は「自分らしく輝きたい」
人と違う輝きを放っていく気なのです。
「水」は冷静に本質を見極める気で、口癖は「滞りなく終わって良かった」
最後まで諦めずにゴールを目指す気です。
42・195キロを走り終えた時
あなたは何と言うでしょう?
ちょっと想像してみてくださいね。
タイムに満足してもしなくても、次の大会に向けての課題を解決しようと動き出す人は、「時柱・十二支」が「木」の人
応援してくれた人たちと、皆んなで祝杯をあげて、共に喜びを分かち合いたい人は、「時柱・十二支」が「火」の人
支えてくれた家族や友人たちに、「ありがとう」とお礼を言いたいと、連絡をする人は、「時柱・十二支」が「土」の人
完走したことをSNSで発信して、素晴らしい大会が開催されたことを伝えたいと画像をたくさん残す人は、「時柱・十二支」が「金」の人
タイムはどうであれ、怪我もなく元気に完走できて良かったと、完走したことそのものに達成感を感じる人は、「時柱・十二支」が「水」の人
正確な「十二支」が分からなくても、五行のどれなのかは、こんな感じで想像することができますよ。
「年柱」と「月柱」は、周囲の影響から生じる気ですが
「日柱」と「時柱」が、自分が周囲に向けて放つ気です。
つまり、「日柱」と「時柱」は、周囲に影響されてはいけないのです。
例え、世界中を敵に回してしまっても
「わたし」は「わたし」だと言いたい。
「時柱・十二支」は、いつも応援してくれています。
だから、「本当の自分の願い」は、きっと叶うと思っています。