たくさんの「制限」があったとしても、それでも「これから」の可能性は無限大に広がります:「新月」:「土星」「冥王星」「木星」と対話する
7月21日
「太陽」と「月」が一つになって「新月」を迎えます。
「太陽」は行動の天体
「月」は感情の天体
つまり、「行動」と「感情」が一つに結ばれて、「本当の自分」が目覚め最初の一歩を踏み出そうと、動き始めます。
「新月」の日は、願い事をすると叶うと言われるのは、このためで、ここから、まるで「月」が満ちていくように、「本当の自分」が大きくなっていきます。
今回の新月は「蟹座」のサインで起こります。
実は、今年は「蟹座新月」が2回続くのです。
通常であれば、12星座で順番に「新月」は起こります。だからちょっと珍しいレアな現象なのです。
「新月」のピークは午前2時23分ごろから33分で、蟹座の最後のギリギリの場所で起こるため(28度)、2時56分からは、月は次の獅子座に移動してしまいます。
そのために、ふわっとした「移行期」」のボイドタイムが、2時56分から5時17分までやってきます。
ちょっと慌ただしい蟹座の「新月」ですが、「蟹座」でやり残したことを、最後まで諦めずに「爪痕」を残す感じなのかもしれませんね。
「蟹座」は、蟹の甲羅の中にギュウッと大切なものを囲い込み、外敵から守り抜く、そんなイメージを象徴しています。
前回6月21日「蟹座0度」で「新月」が起こり
今回は7月21日「蟹座28度」で「新月」が起こり
この1ヶ月の間、何があっても大切に守りたいもののために、大切な人がいてくれるから、皆んなが頑張った、そんな「蟹座月間」が、そろそろ次の「フェーズ」に向かいます。
今回の「新月」のホロスコープがこちらです。
思わず唸ってしまいそうなくらい「面白い」配置ですね。
マーカーで印が付いている向かって左側が、「太陽」「月」
向かって右側が、上から「土星」「冥王星」「木星」です。
「太陽・月」vs「土星・冥王星・木星」がバシバシ!
「土星」は「社会的な制限」を
「冥王星」は「社会をも超えた制限」を
それぞれ、超えるように、ビシビシ鍛えてくる「天体」です。
それを、「木星」は「とにかく増やす」なんでも「増やす」
頑張って頑張って、それでも進めなくて、でも諦めたくない、何度も潰れそうになっても諦めずに進んでいたら、ふと「退路」があった事に気が付く。大きな変化がこれから起こる「大改革前夜」のような、そんな「景色」に見えてきますね。
まずは目の前の自分の「居場所」から。
暦の流れも、「八専」が終わり、20日に「甲子」となり、新しい60日サイクルが始まりました。
さあ、今から何する?
そんな「夢に向かって歩き出そう週間」が29日(癸酉)まで続きます。
しかも、29日は一粒万倍日です。
結果が出ても出なくても、とりあえず、29日まで、夢に向かって、夢を信じて、進んで行きたいですね。
「占い」の解釈には、占者の個性がそのまま出てしまいます。
「占う」とは、天体の一つ一つの意味や、それぞれの暦の象位などの「点」と「点」を紡いでいきながら、「イメージ」を作り上げていきます。
意味や象位はたくさんあって、
例えば「甲」では
木が真っ直ぐに伸びていく 大木が育つ 樹木 天に向かう
命を宿している 天真爛漫 前しか見ていない 詰めが甘い
世話焼き 誇りを持っている 妥協しない など
たくさんの「点」から、一番自分が響く言葉や、腑に落ちる文言を繋げていき、一つの「物語」にしていきます。
どんな「物語」を紡いでいくのは、各自自由です。
だから、「占い」は、パズルを完成させていく「過程」で、知っていた方がちょっと得する「情報」なんです。
やなぎだ化粧品店創業祭では、たくさんの個人鑑定のお申し込みをいただきありがとうございました。
当日は、私は不在でしたので、「初めまして」の方も数人お申し込みいただいていて、お会いできるのをとても楽しみにしています。
「占いって嫌な事言われて怖いかも・・・」
そんな事ないですよ!
だって、パズルを作るのはあなた自身なので。
そのお手伝いを、少しだけさせていただきますね。
もしも「解釈」が納得できなければ、どうぞ質問をしてください。
なぜその「解釈」に至ったのか、カードの一つ一つの意味だったり、暦の象位などを、納得ができるよう尋ねてくださいね。
「占い」は、占者が自分の「個性」で繋ぎ合わせていった「物語」に過ぎないからです。
そして、一つ一つの意味や象位を確認されたら、自分で好きな様に、繋ぎ合わせて行ってくださいね。
コツは、「未来に向けての可能性」が広がる方向で繋げていくこと。
もしかしたら、「今まで通り」とはいかないかもしれないけど、「今まで」は終わっても「今から」はこれからやってくる。
ちょっと「厳し目の新月」は、きっと、「これから」を感じさせてくれるはずです。