そろそろ「土」がやってくる:五行別「戊戌」の過ごし方
今日から10月。
2021年も、残り3ヶ月となりました。
いつも思うのですが・・・・あっという間過ぎる。
この一年、何も出来ていないような・・・やり残した事はないかなと考えながら、いつもの神社にお参りに。
毎月変わる「花手水」は、「実り」が溢れていました。
やって来た事は、満足いくかどうかは別として、「実」はしっかり実っている
残り3ヶ月は、それらに目を向けてみよう。
そんな気持ちになりました。
暦の五行は2ヶ月ごとに切り替わります。
8月と9月は「火」が巡っていました。
今月からの2ヶ月は「土」が巡ります。
なので、少し風向きが変わり、それをはっきりと体感することもあるかもしれませんね。
10月は「土」の陽、「戊」が巡ります。
「戊」は大きく聳える山です。
動かずに堂々としています。
物事は、落ち着いて固まっていく方向に進み始めます。
「戊」と一緒に巡る十二支は「戌」です。
「戌」も「土」の五行を強く持っています。
「戊戌」は、「土」がとても頑丈になります。
なので、より「土」のイメージを体感する月になるかと思います。
「戊戌」は、干支番号「35」です。
60個の干支の中で、中間地点に位置しています。
とても大きく安定した山。スケールが大きく融通は効かない。
黙々と、でも穏やかに、時は進んでいくのでしょうね。
なので、粘り強く、地に足をつけて、一歩ずつ踏みしめながら進んで行くと、時の流れに応援してもらえるはずです。
心配性にならないこと。
心配が大きくなって、越えられない程の大きな山にならないように。
あまり先の事を考えるのではなく、今をしっかり丁寧に過ごしていく事に気を配っていきたいですね。
日主別の「景色」は
日主「木」(甲・乙)の人
チャンス到来。やって来たことを「形」にしていく時期です。
何を掴むのかは、自分で決めなくてはいけません。
好きだから・・・ではなく、「必要」かどうかを考えてみる。
仕事が忙しくなると同時に、手応えも感じ始めます。
ハードワークにはならない様に。お休みもしっかり楽しみましょうね。
日主「火」(丙・丁)の人
感情が溢れ出します。やりたい気持ちに、火が点火します。
燃え上がる熱い気持ちが、状況を変えるきっかけを作ってくれます。
感情的になるからこそ、感情に振り回されないで。
何を生み出していきたいのか。生み出す姿を想像したとき、ワクワクするものだったら、それは年末にかけて大きくなっていきます。
日主「土」(戊・己)の人
自分の日主と同じ五行が巡る時、それは、「始まり」の時です。
新しい事、新しい場所、新しいご縁、様々な「芽」が出ます。
モヤモヤしていた気持ちも、霧がはれるようにスッキリとしてきます。
しっかりと考えてから行動するのが、「戊」「己」さんの良い特徴ではありますが
この2ヶ月は、行き過ぎて「頑固」になってしまうかもしれません。
とりあえず、たくさんの「芽」を出してみましょうね。
日主「金」(庚・辛)の人
今年の夏は、ちょっとキツかったかもしれません。
もしかしたら、体調を崩してしまったかもしれません。
しっかりと自分の中身を満たしてくれる巡りが入ります。癒しが吉。
美味しいものを食べて、素敵な音楽を聴いて、大好きな本をじっくりと読んで
のんびりとした時は、最強の「金」になるために必要です。
もしも、「試験」に挑戦しようと考えておられるなら、「最高の勉強運」が巡りますよ。試験がなくても、知りたい情報が、情報の方からやってきます。
日主「水」(壬・癸)
2021年のクライマックスがやって来ました。
一人では開けられない大きな扉が、たくさんの人に手伝ってもらうと開きます。
ストレスや疲れを感じやすい時期なので、「今日の疲れは今日のうちに」早めに対処しましょう。
この時期の頑張りは、来年のテーマになります。
だからこそ、一人ではなく、頼りになる「味方」を大事にしましょう。
10月8日、月の暦は「土」になります。
そろそろ「土」モードにシフトチェンジしていきましょうね!