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うまくいかない時の過ごし方:タロットカードの私の解釈「吊られた男」

うまくいかない

そんな時は何もしたくなくなります。

動きたくなくなるのです。

 

世界中で、自分だけ、ひとりぼっちみたいな気がして

誰も味方してくれなくて

遠くに見える世界に行きたいけど

飛び出す勇気もない

遠くの世界がキラキラしているような気がして

皆んなが幸せそうに見える

 

傷つくのが怖くて

自分の心を守るため

心からトゲトゲをいっぱいいっぱい出してみた

近づくと痛いから

誰も寄って来なくなっていた

 

 

吊られた男のカード

「孤独」「停滞」「試練」「忍耐」「味方がいない」を示しています。

 

背景は感情のない実気質な「灰色」です。

片足はしっかりと縛られていて、自由を奪われています。

両手は縛られていると解釈もできますが、描かれていないのではっきりとはわかりません。

周囲には、心配してくれる人もいなくて、一人寂しく、木に縛り付けられています。

縛られてる木からは、青々とした葉が成長しています。この木が生きている(動いている)のです。

 

 

うまくいかない時は後ろ向きになって、「私ってなんてダメなんだろう」と思ってしまいます。

人は外からの情報を得る時、自分にとって関心がある事を自ら選んで情報集をしていると言われています。

 

後ろ向きの自分が選ぶ情報は、後ろ向きの自分だと思わせる情報を、自ら選んでいます。

 

 

もしも、外から見るのをやめて、今の自分を見たとしたら

 

片方の足は縛られていません。

赤い情熱を持った片方の足は、自由に動かす事ができます。

心は冷静に物事を捉える青いエネルギーで満たされています。

両手は縛られていたとしても、諦めずに動かしていたら、何かの拍子に外れるかもしれません。

そして、頭は、希望の黄色い美しい光のエネルギーでいっぱいです。

木は成長しています。縛られている状況が変化していく事を教えてくれています。どのように変化するかは、予測することはできないけど、確実に変わることはわかります。

 

うまくいかないと思う時には

まずは今の自分を分析してみる。

できることもあるし、可能性もたくさんある。

何よりも、自分で考える力は、どんな時でも消えることなく美しい光のエネルギーで満ち溢れています。

 

 

うまくいかない時を絵に描くと、きっと「吊るされた男」のイメージにぴったり当てはまると思います。

 

このカードが出た時には、「今はまだ」とお伝えしています。

そして、それはあくまでも「今」のこと。

諦めずに状況を変化をしっかりと観察していれば、いずれ動ける時がくるはず。

それまでは、「その時」が来たら、すぐに走り出せるように、今動かすことのできる「情熱の足」を、密かに筋トレして、足を目一杯鍛え上げていて欲しいと伝えています。