いつもの一日がいつもの様に始まった:これからの「いつも」のイメージを「星」に尋ねてみた:ホロスコープから見た「景色」:冥王星
5月1日。
いつものように、氏神様と、産土神様に、ご挨拶の「一日参り」に行きました。
なんだか、人がとっても多くて、さわさわというか、ワクワクというか、神社がとても華やいでいました。
そうだ!
今日から「令和」が始まったんだった。
一晩寝て、いつものように目覚めて、いつものようにご飯を食べて、支度をして。。。。
何一つ変わらない「朝」だったので、その事をすかっり忘れていました。
今日は、御日柄も良いので、ご祈祷やお宮参りのご家族もいらっしゃり、「幸せ」を願うあたたかい「思い」が、境内いっぱいに広がっていました。
私は、鑑定では「万年暦」を使い、干支と十二支の「運行」から「景色」を読み解き、お伝えしています。
それは、「表側」の「景色」で、一枚の「絵」として描き、イメージできる「世界観」です。
一方、星占いでお馴染みの「ホロスコープ」は、星の運行状況から、「星からのメッセージ」を感じるもので、「内側」の「景色」だと、私は感じています。
これは、あくまでも私が感じているイメージです。
この二つの、「切り口」は違いますが、合わせて読み解いてイメージしてみると、驚くほどリンクしたり、驚くほど「真逆」だったりするのです。
実際、「十二支と星座は、”表”と”裏”。表裏一体である。」と主張し、研究をされている鑑定士の先生もおられます。
改めて、全ては一つであり、全ては陰陽で構成されているのだと、思い知らされます。
天体の中で、「闇の世界」を見せてくれる「冥王星」という星があります。
冥王星は太陽系の最果てにあり、200年以上の時をかけて、ゆっくりと、静かに12星座を巡ります。
陰陽で捉えると、「陰の中の陰」
冥王星は「個人的」ではなく、「全体的」。
世の中い対して、様々なテーマを伝えてきます。
今、冥王星は「山羊座」を運行しています。
「山羊座」は、人の一生で例えるならば、たくさんの人生経験をして、たくさんの学びを得て、それをどう伝え生かすかを考える「老年期」のイメージです。
「着実に努力し、コツコツの積み上げえることが良いことである」と、山羊座は言います。
ほんとにそれで良いの?
冥王星は、意地悪に質問をしてくるのです。
積み上げたいものは何か?
もっと他に方法はないの?
我慢してまでも留まるのは良いこと?
誰のために、何のために積み上げているの?
「公」の価値観と「個人」の価値観の違いが、問われています。
「努力」する本当の「思い」を問われています。
もしもそれが、「独りよがりのワガママや執着」だとしたら、冥王星に怒られるかもしれません。
2025年に冥王星は、次に「水瓶座」に移動します。
水瓶座は「自由」「平等」「博愛」
これから、本当の意味での「みんながやりたいことが自由にできる」
そんな「時代」に向かって、冥王星は静かに歩みを進めています。
自分の「思い」が形にできる。
それはとても楽しく幸せなこと。
だからこそ、「自由であることの怖さ」や、「平等であることの閉塞感」が試されるのかもしれません。
自分の「いつも」が、皆んなの「ありがとう」になるように、日々粛々と「令和」の時を進んで行こう。
手を合わせながら、気持ちも新たに、決意しました。