「鎧」を脱ぎ捨て心地良い深呼吸ができる「場所」を自分で作りましょう:運気の良い「部屋」とは
書家・國吉磨寿美さんの個展で、とても気に入った作品がありました。
その作品を、友人の福光美保さん(手描き傘のリプル代表・デザイナー)が購入されて、リビングにとても素敵に飾ったと聞いたので、早速、お邪魔して見せてもらいました。
こちらの書が、先月開催された磨寿美さんの個展で、展示されていた作品です。
(個展の様子の過去記事はこちらからご覧いただけます。よかったらご覧くださいね。)
脚の曲線が儚げで美しい花瓶は、いつからかわからないけど、ずっと家にあって、大好きな花瓶だそうです。
斜め上を見ているペンギンくんは、ペンギン好きな彼女へ、息子さんが、イギリスから帰国される時、お土産としてプレゼントしてもらった思い出のペンギンくんです。
テイストは全てバラバラだけど
並んでいると、いつもある「ひとつ」の景色のよう。
シンプルな白いフレームに、「旬」の落ち葉を一枚添えてありました。
落ち葉はくっ付けずに、あえて置いているだけだそうです。
なぜか日にちが経っても、落ち葉の色が変わらないらしい。
落ち葉くんが、居心地が良くてストレスを感じていないのかも。
彼女の作成中の作品たち
思いつくままに「自由」な作品たち
全部違う色彩とデザインにも関わらず、ずらっと並んでいても、まるで「ひとつ」の景色であるように感じます。
以前は大きい作品が多かったですが、小さい作品を、その時の気分で飾るもの良いかもしれないと感じておられるそうです。
さりげなく、その時々の気持ちの変化とともに
お部屋を「アレンジ」していくのも素敵ですね。
ご馳走になったマンゴージュースは、ずっしりとしたグラスでいただきました。
マンゴーの果実をそのままごくごく飲んでいるようで、濃厚な美味しさでした。
あえてストローは無しで。
グラスの口当たりが、とても優しい。
コースターに敷いてもらったのも、彼女の作品です。
「私のイメージ」といことで、「どっちにする?」と尋ねられ
私が選んだのは、綺麗なグリーンの方でした。
どちらも中心には、「ピンク」のドットが描かれています。
なだらかに動いている曲線のように、しなやかにいきたいな。
様々に違った「個性」を持ったアイテムが、一つの場所にいても、不思議と落ち着く「空間」でした。
不思議と落ち着く「空間」は、とても穏やかな気が流れていると思います。
穏やかな気は、決して動かそうとせずに、動くのを待っていてくれる感じです。
穏やかな気とは、「陰」の気です。
人は、一歩部屋から外に出ると、戦います。
冷たい風に吹かれたり、太陽の紫外線に晒されたり、車を運転すると、他の車の邪魔にならないように、交通規則を守って頭と体と神経を使って運転をする。
買い物に行けば、必要なものとそうではないものを間違えないように購入しないといけないから、適切に的確に選びとる。
だから、外では「陽」の気が溢れかえっています。
だから、「お部屋」は、「鎧」を脱ぎ捨て思いっきり深呼吸ができる「空間」にしたいですね。
思わず深呼吸をしたくなるような「お部屋」とは
「安全」に過ごせる「お部屋」です。
それは、何も「大改造」しなくても、ちょっとした注意で、いつでも作ることができるんですよ。
尖ったものを置いたままにしない
つまずくから、下に不要なものは置かない
携帯電話の置き場所の近くに、「水」のあるものを置かない
キッチンで包丁を出したままにせず片付ける
家具の「角」がいつも座っている場所に向かっていないか確かめる
重たいものは低い場所に収納する
その他まだまだありますが
実は、これらは全て、「怪我」をしないようにすることなんです。
そして、もっと運気を活性化したい場合は
「大好きなものをいつも目に見える場所に置く」こと。
目からの情報は、ダイレクトに脳を刺激して、感情にも届きます。
だからこそ、「大好き」を大事に。
「大好き」を眺めると、ほっこり緩んで、深呼吸できますよね。
「開運のため」の色ではなくて、「大好き」な色を
「開運のため」にアイテムを選ぶのではなくて、「大好き」なアイテムを自ら選ぶ
自分にとっての「心地良い場所」が、もっとも自分に適した場所です。