「運の良い人」はいつでもどこでも運が良い:「カリスマ性」とは何か:自らが「気」を動かして「風」を起こす:陰陽説:いつも「反対はなに?」と考えてみる
「運気」には二つの「タイプ」があります。
それは「運ぶ気」と「運ばれる気」
「運ぶ気」とは、自分が運ぶもの。
つまり、自分が動くことによって、生み出される「気」
外に向かって放たれる「気」なので、「陽の運気」です。
もう一方で、「運ばれる気」とは、周囲が動くことによって、もたらされる「気」
内側に向かって受け止める「気」なので、「陰の運気」です。
「陽」は、形ある「気」で、「壁」を打ち破ったり、「扉」を開けるような気です。
「陰」は、形のない「気」で、染み込んだり、受け入れて一体化するような気です。
人が魅了される「景色」には、「陽」と「陰」の両方が存在していて、しかもその二つが両極端であり、二つの両極端の間で、常に気がブンブンと揺れていて、勢いよく「風」が吹いているイメージです。
勢いのある「風」は、そこらじゅうものを吹き飛ばすだけのエネルギーがあります。
滞っていた「気」の塊を、あっという間に吹き飛ばしてくれるから、一緒にいると気分がスッキリして、前向きになれる。これは「良い勢い」の場合。
そうではない場合は、動かしてはいけないものまでも、そこらじゅうに撒き散らして散らかしてしまう。だから、巻き込まれてしまうと、自分まで吹き飛ばされてしまって、行きたくもない場所に引っ張って行かされる。
「カリスマ性」のある人は、「陽」と「陰」の両極端を兼ね備えている人です。
だから、周囲に影響を与え、でも、本人はそのことにちっとも気がついていない。それは、しっかりとした「自分軸」があって、全くブレないから、自分には「風」がやってこない。台風の目のようだからです。
「カリスマ性」のある人とは、決して特別に選ばれた人ではありません。誰でも「練習」をすればなれます。
それには、「陽」と「陰」の両極端の運気を、自ら作れば良いのです。
まず、「陽の運気」とは
目標を定め、自ら、一点に集中して、突破する行動を起こすこと。
それは大それた特別なことをしなくても、普段の生活の中に取り入れることができます。
例えば、「今日は絶対に残業はしない」と決めて、タイムスケジュールを立て、無駄なことはせず、ひたすら黙々と目の前の仕事に没頭してみる
「今日は窓をピカピカに磨こう」と、一心不乱に、窓を磨き上げる
何かをする時、針に糸を通すように、周囲の視線を気にせずに、息をするのを忘れてしまうくらいにやってみる。
普段、時間を忘れて、いつもやっていることは、「陽の運気」となることなので、それを極めていくと良いですよ。
ちょっと下世話な言い方をするならば
「お金を払ってでもやりたい、または、お金をもらえなくてもやり続けたい」
そんな風に思うことです。
そんな風に思えるのは「陰」を感じているからです。
「陽の気」の中にも、「陰」があります。
時間を忘れるほどに、没頭できることは、「陽の運気」の中の「陰の気」もあり、二つのバランスが取れていることになります。
ぜひ、「その道」を極める時間を持ちましょう。
「陰の運気」は、自分に向かって運ばれてきます。
それは、「環境」からもらう運気です。
例えば、「お天気」や「世界情勢」のように、自分とは関係ないところで起こる事。また、人が運んでくる「情報」や、世の中に溢れている「情報」も含まれます。
自分では、コントロール出来ない事なので、とりあえず受け入れる。
「わたしが悪いのか・・・」と落ち込む必要はありません。
「あなたが悪いからそうなった・・・」と人を責めても仕方がない。
そのまま、素直に、「そういう事ね」と受け止める。
ただし、じわじわと染み込んでくるので、なんでもかんでも、ウエルカムでは困ったことになりかねません。
「環境」は、あらゆるところの広がっていて、「枠」がありません。なので、今、自分がいる「場所」が、すごく居心地の悪さを感じているのなら、そこは、果たして、い続けなければいけない所なのかを、しっかり感じてみましょう。
そこで、「陽の運気」の出番です。
違っていたら「撤退」する。「陽の運気」で、居場所を自ら選びましょう。
「陰の運気」がある「陽の運気」と
「陽の運気」がある「陰の運気」
この二つを自ら動かせる人が、「カリスマ性」のある人です。
影響力がある人の周りには、「気」が集まってきます。
ポジティブは影響力を出すと、ポジティブの気が集まって
ネガティブの場合には、ネガティブが集まります。
「運の良い人」は、「ポジティブ・カリスマ」の人なのです。
だから、「運の良い人」と一緒にいると、運気が上がります。
そして、周囲もみんな運が良くなって、ますます、皆んなで一緒にポジティブの「風」を起こして、「良いこと」だらけでいっぱいになります。
そして、「ポジティブ・カリスマの人」は、自ら「風」を起こしているので、どんな時にも、運気が枯渇することがないのです。
なぜなら、自分が「扇風機」だから。周囲は関係ありません。
「運が悪い人」とは、その逆をする人です。
つまり「陽の運気」しかない「陽の運気」で行動し、「陰の運気」しかない「陰の運気」で受け入れる人。
表面の情報だけで、「これはそうに違いない」と、感じたままの、怒りや感情を露わにして動く。
居心地が悪くても、「これしかない」と、諦めてしまったり、自分からは動かずに人が動くことを期待して、全てをそのまま受け入れてしまう。
全てのものは陰陽のバランスをとって存在しています。
上手くいかない時には「視座」が逆になっているかもしれませんね。
「反対から見たらどうだろう」
いつも、それを意識して、物事を見ていると、「両極端の陰陽」を感じる練習になります。
そして、きっと、気がついたら、「ポジティブ・カリスマ」の人になっているはずです。
ゆらゆら揺れて、素敵な「風」を起こしたいですね。