「気の流れ」を意識して「今年の行動計画」を立ててみませんか。:「日干支」と「巡る干支」の関係性:簡単四柱推命講座
占いを受ける時、まず、最初に気になるポイントは
わたしって、一体どんな人?
生年月日と出生時刻(生まれた場所も)から導き出される「命式」は、その人の「取扱説明書」です。
「命式」を読み解く事で、「あなたはこんな感じの人」の「雰囲気」が分かります。
なぜ、バチっと分かると言わず、「雰囲気」だと言ったのには、理由があります。
「命式」は、八つの「干支・十二支」の組み合わせで、「気の景色」を表現しています。
「干支」「十二支」ともに、進化していく「気」で、常に形を変えているのために、その人の「性別」「年齢」「立場」などで、「命式」の中のどのパーツが、最も「活性化」しているか異なるからです。
なので、「生まれた日」が悪いから、何をしても上手く行かない・・・
そんな、「言い訳」は通用しません。
上手くいかない時には、「景色」の切り取り方と、進みたい方向が「合致」していないから。
「自分らしく」
「命式」を上手に活用するためには、これが一番大切。
誰かに言われて、仕方なく・・・・
心が押しつぶされそう・・・
心身ともにすり減っていく・・・
それは、せっかくの「命式」を、取扱説明書の中で「これだけは禁忌」と書いてあるにも関わらず、それを無視している時。
こんな状態では、思うような結果は出ません。
逆に言うと
いろいろあるけど、でも楽しい
困難はあるけど、でも、先が楽しみ
皆んなが口を揃えて、大変そうね、と言うけど、でも、何が大変なのかよくわからない
そんな時には、ある意味、占いは必要ありません。
だって、「占わずして占っている」状態だから
「命式」通りの行動をしているから、「楽」なのです。
自信を持って、そのままの自分で。
次に気になるのは
わたしの今後は?
ということ。
これは、巡ってくる運気が、自分の「命式」をどのように「刺激」をしてくるのかで、鑑定をしていきます。
巡る運気に関しては、順番に、規則的に、淡々と巡ります。
その巡る「法則」を、説明していくのが、「鑑定」になるのです。
なので、予言ではありません。
外からの「刺激の気」は
一年ごとに巡るもの(年運)
1ヶ月ごとに巡るもの(月運)
一日ごとに巡るもの(日運)
主にこの3つを基にして読み解いていきます。
一年ごとに巡るものは「今年のテーマ」
1ヶ月ごとに巡るものは「今年の行動計画」
一日ごとに巡るものは「日々のお天気」
なので、一番重要視するのは
一年ごとに巡る運気
そして、その運気を基にして、具体的に1ヶ月ごとに巡ってくる運気をイメージして、いつ頃何をしたら良いのか、なのでいつ頃までに準備をしておいた方が良いのか、それを決めていくのです。
日々の運気に関しては、「おまけ」みたいな感じ。
「選日」には、もちろん利用しますが、あまり気にしすぎると「窮屈」になって、せっかくの流れを止めてしまうことにもなりかねないので、あまり気にしない方が良いと思っています。
では、もっと具体的に
巡る運気を観ていく時には、どのように読み解くのかというと
「命式」の中の、生まれた日「日柱」の「干支」と、巡ってくる運気の「干支」が、どのように「作用」するのかで観ていきます。
「日柱干支」は、自分の「頭」
巡る干支が「頭」にとって3つのパターンがあります。
・外向きに出るように背中を押す
・内向きに入ってきて底上げする
・頭の上に乗っかってきて頭が大きくなる
そしてその3つの「圧」が強いのか弱いのかで、行動パターンを決めていきます。
外向きに来る時には、外に向かって意思表示や、行動を起こす時
自分の「目標」に向かって、ベクトルの向きを合わせます。
やる気もあるし、忙しい。
気持ちも「忙しく」なって、面倒臭いことに対して、イラっとして、つい余計な一言が出そうになるから気をつけて。
内向きに来る時には、外からくる「メリットのある」ものを、どんどん利用していきます。
やりたいことの為の「準備」や「勉強」の時
そして、自分が良い感じに「底上げ」されると、次のステップに、周囲が持ち上げて運んでくれます。
周囲の期待が重たく感じることも。
運気は、それぞれ「年運」は10 年で、「月運」は10ヶ月で、一つのサイクルが巡ります。
そして、最も「圧が」強く、自分を押し上げる時が「転機」です。
自分だけでなく、周囲も押し上げてくれるので
試練をチャンスに変える時
その運気がくる月を「山場」に持って行き、一年の行動計画を立てると、流れにスムーズに乗って、グイッと行きます。
だから、何かを「形」にするには、最低でも「10 ヶ月」は諦めないで!と言う事でもあるのです。
・日干支が「木」の人
山場は4月・5月
・日干支が「火」の人
山場は6月・7月
・日干支が「土」の人
山場は8月・9月
・日干支が「金」の人
山場は10 月・11月
・日干支が「水」の人
山場は2月・3月・12月(来年1月も)
ポイントは、「周囲を味方につける」こと
大きな「転機」は、実は、自分ではなく、「周囲」が起こしてくれるのです。
だからこそ、どの「周囲」が自分にとって、一番大切なのか、優先順位をしっかりと見極めましょう。
そして、「これは無理かも・・・」なんて思わずに。
現状維持なんて勿体ない!
自分に自信がなかったとしても、「周囲」の方が、案外冷静に、客観的に観てくれているのです。
「あなただったら大丈夫」
「あなたにお願いしたい」
その言葉を信じて、思い切って「扉」を開けてみましょう。
周囲も一緒になって、「扉」を開ける応援をしてくれます。
過去ブログで、「今年の気」について書いています。こちらも参考にして、今年の「山場」をイメージしてみてくださいね。
「転機」を上手に起こすには、やはり準備が必要です。
「山場の月」の4ヶ月前から、「外向きの月」が巡り始めます。
「山場の月」の4ヶ月前と3ヶ月前には
自分の本音にスポットが当たります。
自分の気持ちをもう一度確認して。
「居心地の悪い」居場所から、そろそろ撤退する時期。
そして、「これが好き」「これが欲しい」と、「ご近所さん」に話してみる。
「山場の月」の2ヶ月前と1ヶ月前には
欲しいものを取りに行く。
具体的な目標・目的のために、自ら行動をします。
その前の2ヶ月で、ご縁が広がっているので、そのご縁を大切に。
くれぐれも、間違えて「嫌い」「不要」なものを取りに行かないこと。
無駄な時間を過ごすには、あまりにももったいない。
もしも「転機の月」に何も起こせなかったとしても大丈夫です。
なぜなら、10 ヶ月のサイクルは、ずっと巡るから。
今回はダメでも、次の「山場」に期待しましょう。
ポイントは
「自分らしく」
「居心地の良い場所」に、自分の足で立っていると、必ず「自分の芽」が出ます。