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「論破」は結局は「無意味」:心地良い波のように「お友達」とコミュニケーションを結ぼう:陰陽を意識してコミュニケーションを考える

通っている美容院のマネージャーさんは、シャンプーがとにかく上手なのです。

まるで「水」に包み込まれているような感覚になります。

不思議な感覚です。

 

先日、その秘訣を聞き出すのに成功しました!

 

それは

「水とお友達になる」こと。

 

答えを聞いた瞬間、思わず「深い!!!!」と私。

心から納得しました。

 

 

全ては「陰」と「陽」の側面があり、どちらを前に出すかによって、気の流れる向きが変わります。

 

「陰」は受け入れる方向です。

「陰」を前に出すのであれば、自分の内側に気を向けていきます。それから、その気を飲み込んで、咀嚼してから、次に自分がら外向きの「陽」に転換して出していきます。

 

それは、まさに「お友達」になる感じですね。

「お友達」を知り、「お友達」が喜ぶために、自分からアクションを起こしていきます。

 

「水」とお友達になるには、「水」とは何かを知り、「水」の温度に気を配りながら、「水」が最も効率よく頭部を洗う方法を選び、自らの手を使ってそほ方法を実行します。

 

 

だから、こんなにも心地良い。

「水」が無理をせず、「水」らしく、その力を発揮しているんでしょうね。

 

 

 

それとは反対に、「陽」を前にした場合ではどうでしょうか。

 

「陽」は外向きに圧を加えるように、押し出すように流れます。

つまり、外にある全てのものに対して、「刺激」を与えることになります。

 

「刺激」を受けたものは、「陽」の力を受けると、「形」が変わってしまいます。変化には、大小あるので、かすったくらいにしか感じない場合もあるでしょう。大きいほど、受ける側の変化が大きくなります。

 

その変化は、膠着状態にある場合は、目詰まりを起こしていたとしたら、とてもありがたい「刺激となります。

動かなくなってしまった気の巡りを、動かしてくれるきっかけとなるからです。

 

だから、「陽」を前にする場合には、相手をよく観察して、ターゲットに向けて放たなくてはいけません。

 

 

「陽」を放つと、「陰」が自分に向かいます。

もしも「ありがたい刺激」を放っていれば、「ありがたい」が「陰」となって、戻ってきます。

その反対の、「ありがたくない」も同じです。

 

自分に戻った「陰」の流れを、じっくりと知り、飲み込んで、咀嚼して、再び「陽」を放つ方法が、「陰陽」のバランスが取れた方法です。

 

 

それは、バランスの取れた理に叶った方法です。

 

 

「論破」する。

これは「陽」だけを使っていることになります。

「陽」だけ使っていても、いつかは必ず「陰」が、自分に向かって巡ります。

なぜならば、陰陽はいつも順番に、波のように動いているからです。

片方だけでは、物事は成り立ちません。

裏面のない紙が存在しないように。

必ず、二つで一つです。

 

しかも、「陰陽」が揺らぐことで、そこから気の勢いが増していき、「進化」の機動力となってくれます。

 

という事は、一方的な「論破」では、気の勢いが増していくこともなければ、新しい「場所」に行ける大きい「扉」を開ける機動力は生まれません。なので、「扉」を開ける事はできません。

 

 

「陽」を前に向けるのが得意ならば、受け取る「外」が、咀嚼して飲み込みやすい「形」を心がけてみましょう。

「陰」を前に向けるのが得意ならば、自分が無理なく咀嚼して飲み込めないものは避けた方が無難です。「食あたり」を起こします。

 

 

一方的に、「論破」だけに固執することだけは、やめた方が良いですね。