「十二支」を感じて深めていきましょう:「専門性」を高める方法とは
「専門職」と言われる仕事で、活躍されている方とお話をすると、深く掘り下げて物事を見る視点を、持っていらっしゃるなと、いつも感じます。
それは、自分の専門分野に限ったことではなくて、そもそも「視点」が深いところに届く様に、鋭くて、それは鋭利な刃物の様に、切れ味も抜群なのです。
だから、その分野のことが、全く理解できなくても、角度を変えて、一点を見る大切さを、改めて肝に銘じることができるのです。
そのような方には、必ず「自分だったらこうする」みたいに、自分のプライドと美意識があります。
なので、とても「美しい」仕事をされます。
生年月日から導き出す「命式」では、生まれた日の「日柱」が、その人そのものを表します。
その中でも、「日柱」の「十二支」は、その人の「心が安定する景色」として解釈をすることができます。
なので、「日柱」の「十二支」は、「恋愛傾向」「恋人になる人のイメージ」「配偶者となる人のイメージ」などを読み解くことができるのです。
「素の自分」が、最も居心地の良さを感じる「景色」に、「人」を重ね合わせて紐解いていきます。
そして、「穏やかな人がいいね」とか、「冷静な人がお勧めよ」と、お伝えをしていきます。
「十二支」とは、形として見ることができない「景色」なので、「好みのタイプ」とは、見た目ではなくて、「雰囲気」なのです。
形は、時と共に変わりますが、「雰囲気」は変わりません。そして、「雰囲気」は、後から作れるものではなくて、その人の内側から滲み出てくるものです。
なんとなく惹かれる「雰囲気」を持っている人とは、素の自分が、最もリラックスできる居場所となれる様な人で、だから、「どこか好きなの?」と聞かれても、一言では言い表すことができません。あえて言うならば、「なんとなく」とか「全部」かもしれないですね。
「専門性」の高い仕事を、プライドを持ってされている方は、「日柱」の「十二支」を、仕事で「活用」されています。
だから、大変な時でも、「居心地が良い」から、大変だとは感じずに、「なんとなく」続けていかれるのでしょうね。
そして、自分の「十二支」を、ますます発展させて、その道の「プロ」として、ご活躍されるのです。
ただし、ご本人は至って「普通」。
「皆んなも出来るでしょ?」とか「それって、普通じゃないの?」とケロッとされています。
なぜならば、いつもの「日常」であり、いつもの「場所」で、いつもの「こと」をやっているだけだからです。
「干支」は、「右肩上がり」の巡りで、常に大きく高くなっていく巡りです。
一方で「十二支」の巡りは、まるで「季節」が巡るように、揺らぎながら流れていきます。なので、「右肩上がり」ではなくて、春が来て、夏が来て、秋が来て、冬が来て、それから、また、春が来ます。
「十二支」には、大きくなるとか、高くなるなどの概念はありません。
それでは、一体、どうすれば「十二支」を発展していくことが出来るのでしょうか。
それは、「深く知る」ことです。
初めて体験する「春」よりも、2回目の「春」は、最初の「春」よりも、分かっていることが多いために、よりたくさんの「体験」や、その中での新しい「気づき」を得ることができます。
そうやって、どんどん「充実」させていくことで、「季節の達人」となります。
だから、多くの「季節」を体験したとしても、たくさんの「体験」を積極的にしなかったり、目の前の「季節」だけ軽い感じで眺めていたら、何度「季節」が巡ってきても、深堀ができず、時と共に、「季節」が「通過」していきます。そんな状態では、当然、新しい「気づき」もありません。
何度も何度も「体験」をして、いろんな事に「気づき」、それを実際に試してみて、「失敗」して、「再挑戦」して、繰り返していくことで、「十二支」がどんどん輝き始めます。
つまり、「専門性」を高めるとは、何度も「季節」を味わい、何度も「季節」を向き合って、たくさんの「体験」の積み重ねが、高くなっていくことですね。
その「体験」が、その人の「経験値」となって、「専門性」の「価値」となっていきます。
だから、「免許」を持っているから、とか、「資格」を取ったから、すぐには、「専門職」としては、自信を持って活躍することは難しいです。
自信を持つための、「時間」と「体験」が、やがて、「プライド」と「美意識」となり、「プロ」としての「オーラ」が内側から輝きます。
とりあえず「箱」を作ったからと言って、すぐにその日から「専門職」としてバリバリ活躍できるわけではありません。
「日柱」の「十二支」は、誰もみんな持っています。
だから、誰でも何かの「プロ」なんですよ!
「日柱」の「十二支」が「木」の人は
好奇心を満たすことにこだわってみましょう。
「火」の人は
熱く心が動くことをやり続けていきましょう。
「土」の人は
「ありがとう」と言われる度に、自分の専門性を上がっていきます。
「金」の人は
自分が好きだと思うものを突き詰めていきましょう。
「水」の人は
先人の知恵に触れると自分の美意識が磨かれていきます。