「令和元年」下半期の過ごし方:自分らしく生きるために必要な事:四柱推命は深くてとても面白い
「今日、ちょっと話せる?」
「実は、私も、連絡したいと思ってた!」
お付き合いが始まって、かれこれ10年以上になる知人とは、いつもこんな感じで、即決「棚ぼたミーティング」をします。
いつも、ちょうど良いタイミングで連絡が入るので、「私のスケジュール知ってたの?」と、思わず笑ってしまう時もあります。
この10年くらいは、お互いに、環境が「激変」させられたり、それに合わせて、自ら「激変」してみたり、とにかく「変化」の年月を過ごすのを、「観察」し合ってきました。
いろんな事を乗り乗り越えていく彼女を見るたびに、私も、「どんな事でも何とかなるんだろうな」と、ふんわりとした、しなやかな「決意」をさせてもらえるのです。
自分ではどうしようも出来ない事は、「贖う」より、まず仕方がないと「受け止める」
それから考えて「行動」する。
私は彼女から、そんな処世術を学びました。
今日もまた、彼女と色々な話をしながら、「こんな感じで進もうかな」と、しなやかな「決意」を固める事が出来ました。
男性と女性は「生き方」が違います。
それは「社会」が求める「もの」が違うからです。
女性は、たくさんの「立場」を持つことができます。
「女性として」「仕事を持つ」「家庭を持つ」「子供を持つ」「介護を引き受ける」「孫の育児のお手伝いをする」など
それぞれ、「持つ」「持たない」の選択ができ、たくさんの「立場」を持つと、当然、「荷物」が重たくなります。
男性は、「仕事を持つ」ことを求められ、「仕事を持たない」選択肢を選ぶのは、「社会」が「何で?」と聞いてくるので、「社会」に対して「理由」を説明しなくてはいけません。
なので、「ただなんとなく」で選んでしまうと、「どうしよう・・」と申し訳ない気持ちになってしまいます。
女性は、「選択肢」が多いですが、「社会」は「たくさん持っているとすごいね」と、中身も知らずに無責任に、「持っている数」だけで「評価」してくるので、持ちたくない「立場」でも、とりあえず持っておこうかと、「人が言うから」持ってしまうことにもなりかねません。
「立場」にはそれぞれ「責任」がついてくるので、「覚悟」せずに持ってしまうと「これで良いの?」「これって本当にやりたい事?」と、考え込んでしまいます。
男性は「どちらを選ぶか」
女性は「何を選ばないか」
どちらも悩みは尽きません。
男性も、女性も、「自分らしく」生きるのは、「自分」が「社会」試される「訓練」のような気がします。
「令和」になって、「個人」がとてもクローズアップされてきました。
守ってもらっていたと信じていた「枠」が、様々な形で、「もう限界です」と、悲鳴を上げ始めています。
世の中の「荷物」の仕分けが始まっています。
それは「失う」こともあるけれど、「選別」できると言うことです。
身の丈に合った「荷物」だけを持つ。
それは、「自分らしく」生きることができるし、「自分の夢を叶える」生き方が、これからの「令和」ではできるんじゃないかと感じています。
私の周りでも、重たい「荷物」を下ろす決断をする人がとても多くなっています。
鑑定でも、「荷物のおろし方」「荷物を下ろす時期」を相談されるお客様ばかりです。
そして、「荷物を下ろす」決断をされている方は、例外なく、皆様、「これからは、自分が納得する生き方をしたい」と言われます。
しなやかな「決意」ができるのは、どれだけ辛くても、引きずってでも、「荷物」を一人で頑張って持ったからこそ言えることです。
そんなお客様に、私は、「良く頑張りました」と、大きな花丸を何個も、たくさん進呈したい気持ちでいっぱいになります。
なので、心を込めて「お疲れ様でした」と伝えます。
「個」で生き抜くためには、「個人の体力」「精神力」「能力」が必要です。
頑張って生きている人は、体力も精神力も磨き上げられていて、それが能力として開花したのです。
成功者は「努力」し続ける人
「個」の時代は、「努力の質」によって、「選択肢」が豊かになっていく時代になると思います。
「無念とは、夢を果たせないこと」
先日観た映画、「キングダム」の中で、心がキュンとなったセリフです。
夢を掴むとか、夢が叶う、とか表現はありますが、なぜ「果たす」なのか。
「果たす」とは成し遂げる事で、物事をし終わった意味です。すなわち「終わった」こと。
「成す」とは、作り上げるとか築きあげること。
「夢」が叶うのは、「全てを受け止め、それらを最善の方法で対処し、その結果、ああ良かったと思う瞬間」のことだと思います。
それは「瞬間」なので、「執着」するものではありません。
その「瞬間」の「思い」を大切に持ち続け、その「思い」に恥じないように、「思い」が喜んでくれるような「状態」を、しなやかに変化させながら進んでいく。
それが、結果として、「自分らしく」生きることではないかと思うのです。
なので、「自分らしく」生きるのは、けっこう大変かもしれません。
今年の干支は「亥」です。
「亥」は十二支の順番で、一番最後の干支です。
来年は「子」
「子」は十二支で、一番最初の「スタート」の干支です。
「亥」は、「水」と「木」の「気」を宿しています。
「木」が「水」に守られて、すくすくと成長します。
十二支とセットになって巡る干支は「己」(広い大地)です。
「木」は大地に根を張り、水をもらって「自分らしく」大きな枝葉を伸ばします。
今年の「己亥」は、こんな「景色」が巡っています。
来年の「子」は「水」だけ。
大河が清らに、力強く、海に向かって流れます。
そしてセットになって巡る干支は「庚」(シャープな刀)です。
「庚」は、白黒はっきりすることが大好き。不要なものはバッサリと切ってしまいます。物事をすっきり整理してくれるのです。
来年の「庚子」は、クールで冷たく、どちらかというとデーター重視の「融通の利かない理系男子(悪い意味ではありません笑)」です。
今年は、「あれもやっておこうか」とか「これも必要かも」と、試行錯誤しながら、まだスッキリと片付かないかもしれません。
でも、諦めずにやっていると、来年の「気」が、「あなたはこれよ!」ときっぱりと教えてくれるはずです。
だから、今はまだ、ジタバタしてみても面白いと思います。