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4月23日は思いっきり「ダイナミック」なお願い事をしませんか?:「月・太陽・天王星」「土星」:「新月」の願い事

2020年 4月23日 11時26分

天空の星たちが、ダイナミックな「景色」をつくります。

 

行動を促す「太陽」と感情を司る「月」とが、「牡牛座」の部屋で、ぴったりと重なり合って、「ひとつ」になります。

 

「太陽」の光を、「月」が全て引き受けて、感情の中を、光が入り込み、奥まで全て照らされて、隠れていた部分まで、炙り出されるのです。

心からの「決断」ができるように、「太陽」と「月」が、ワンチーム

として応援をしてくれます。

 

 

そして、新月後から、「月」の中に芽生えた光が、少しずつ外に向かって放出されていき、「月」は肉眼で見えるようになっていきます。

 

 

だから、「新月」に願い事をすると叶うと言われているのです。

 

 

 

ただし、今回のワンチームは、もうひとつ、大きい天体が一緒にいます。

 

それは、「時代を作る」3つの天体のうちの一つである「天王星」です。

 

「天王星」は、とてもゆっくりと動いています。公転周期は84年。

どっしりと重たいその動きは、誤魔化しや出来心は通用しません。

この天体が象徴するものは

・独立性 ・組織性 ・覚醒 ・冴え ・変革的行動 ・一部改革

・オリジナル ・科学性 ・電気 ・電磁波 ・魔術 ・占星術

・心理学 ・考古学 ・航空機 ・パソコン ・構造性 ・推理

・洞察 ・未来 ・独裁 ・エキセントリック ・反抗心 

・個人主義

(「完全マスター西洋占星術」 松村潔著 説話者発行)より抜粋(P129)

 

ざっとこんなイメージです。

「天王星」の解釈については、個人的にとか、目の前のこと、というより、大きな「流れ」として見ていきます。つまり、生き方とか人生の方向性とかです。

 

それをより具体的に解釈するために、どこの部屋(星座)に位置しているのかで、合わせて紐解きます。

その部屋の役割が、その天体が位置している時期に起こりやすいと言われています。

 

天王星の歩みは遅く、ひとつ「部屋」に約8年くらい滞在します。

 

天王星が、今いる「牡牛座」の部屋に入ったのは、2018年。

それから行きつ戻りつはしながら、本格的には2019年に晴れて「牡牛座」の住人になりました。2023年まで、滞在をします。

 

「牡牛座」は、好奇心旺盛な幼児のよう。五感で感じとり、忖度が苦手です。「自分が好きなもの」を、感覚で決めていきます。

 

 

私は何がしたいの?

本当に、その場所で良いの?

 

今までの「場所」が違っていたと気がついたり、本当にやりたいことを見つけて、それを形にしたいと切望したり、実際に動き出したり。

それは、制度や制限の垣根を越えても、リスクを背負ってでも、本当にやりたいことなのかどうか試されることでもあります。

「好きなことで生きていける」

そんな事が言われ始め

でも、「本当に好きな事はなんだろう」と分からなかったり、「好きな事では生きられない」と思ってしまったら、人の事が気になって、「好きな事」をしている人が、羨ましくて、嫉妬心から、意地悪をしたくなる。

「私は、好きな事ができなくて我慢しているから、あなたも、私と同じように我慢して」と、つい、言ってしまうことも。

 

天王星・牡牛座の時代は、「個」の感性が試されます。

 

 

占星術では、天体がどの天体とどのように影響し合うのかを、「角度」で紐解いていきます。

 

新月とは、「0度」になる場合です。

 

今回は、「月・太陽・天王星」が、一塊になります。

 

 

影響を読み解くには、公転周期が長い天体が、短い天体にエネルギーを送る、つまり、公転周期が短い天体が、飲み込まれてしまう感じです。

なので、新月とは「月の太陽化」

思った事が素直にそのまま行動に移せる、行動したいと感じるようになるのです。

 

 

今回は、天王星が、月と太陽を飲み込みます。

なので、とても大きな広い視点で、「流れ」を感じる事ができるのです。つまり、「私事」というよりは、「皆んなの中の私事」として、自分の本心を知る事ができます。

 

 

自分が本当にやりたいと、心から感じることは、「私事」というよりは、「皆んなの中の私事」でもある。

その方法を、自分なりに落とし込み、行動として動き始める。

 

 

なので、ちょっとスケールの大きい「場所」を感じて。

決断したことは、小さな一歩かもしれません。

でも、大きな「流れ」に繋がっていきます。

 

 

 

今回の新月には、もう一つ、「影の力」が作用します。

 

「月・太陽・天王星」に対して、「土星」が90度で「圧力」をかけてきます。90度での「圧力」は、「程々」を許さずに、「白か黒か」を決めるように迫ります。

「土星」は、個人が社会の中でどう折り合いをつけるかを問いただす天体です。公転周期は29年。ゆっくり進む「重たい」天体です。

象徴するものは

・明確な形 ・形式 ・萎縮 ・凝固 ・責任 ・組織力

・限界点 ・安定性 ・恒常的資質 ・遅延 ・憂鬱

・老成 ・科学 ・時間性 ・保守的 ・転落 ・権利 ・契約

(「完全マスター西洋占星術」 松村潔著 説話者発行)より抜粋(P124)

 

ざっと目を通すと、なんだか暗くなってしまいそうな・・・・

過去の解釈では、「土星」は「凶星」として、人気がありませんでした。が、今では、そうではないのです。

どうしてなのかというと、「土星の課題」をこなす事で、新しい「扉」の鍵を手にする事ができるからです。

 

「土星」は一つの部屋に、約2年半滞在をします。

今年、3月22日に、土星は、山羊座から水瓶座に移動をしました。

山羊座は「地」のサイン、そして、水瓶座は「風」のサインで、「地」の次に必ず「風」に移動します。

 

「風」は境目がありません。

自由と平等を大切にする「水瓶座」の部屋では、「個人的」よりも「皆んなにとって」を大切にします。

なので、その「場所」さえ良かったら、ではなくて、「どこにいても」良かったら、きっと良いよね、と。

そのために、自分でできることの中で、「約束」をして、自らの「責任」をとります。

 

ゆっくりと進む土星のように、すぐには状況は変わらない、でも、歩みは、ずっしりと重く、安定しています。

 

 

間違っていないか迷っていた事について、「やっぱり間違いない」と、正面から向き合う決意ができる。そんな力を、土星が与えてくれるかもしれませんね。

だから、プレッシャーを、ちょっとだけポジティブに捉えたい。

 

 

「新月」の夜、ぜひ、せっかくなので、超ダイナミックな「今後」を、想像して見てくださいね。

小さな「目標」ではなく、限りなく大きな「夢」を。

 

 

それは、いづれ、「皆んなの夢」になるはずです。

 

 

 

ちなみに

「新月の願い事」は、新月になってから。48時間以内に。

そして、願い事が叶いにくいとされる「ボイドタイム」は

4月25日 9時44分〜16時21分です。

ご参考まで。