悲しみを「肺」でしっかりと受け止めて感じる：「金」の気の「マネジメント」方法：アロマテラピー・深呼吸
全てのものは、相反する「二つ」が合わさり、対抗しながら、共存しながら存在しています。
その「二つ」は、互いに影響しながら「力量」のバランスをとって、常に動いています。そして、そこから生み出される「気」が、「形」として表出します。
それは、「心」も同じ。
「自分の心」と「外の心」が、影響し合い、その結果生み出されるものが「行動」や「身体症状」です。
「外の心」とは、世論や情報、周囲の期待、自分の心にダイレクトに刺激を与える出来事などが含まれます。
二つの「心」が良い感じだと、「行動」も「身体症状」も良い感じ。
そうでなければ、悪い感じとして、行き過ぎた行動（不用意に動きすぎる）、体調不良として表出します。
「自分の心」と「外の心」のバランスをとり、良い状態を保つために、「ストレスマネジメント」を行うのです。
バランスを取るには、「敵」の強さを知らなくてはいけません。その強さを知るために「ライフイベント法」があり、敵の強さを知る「尺度」として『ホームズとレイのストレス度表（社会的再適応評価尺度）』が用いられます。
これは、自分に起こった「出来事」の「ストレス尺度（数値）」を足し算していき、あまりも多い点数の場合は「要注意」と判定します。
適切な数値の場合は、自分の心の尺度と、対抗できる範囲なので、「大丈夫」だと判定をします。
突然、とても悲しい出来事があった時
人は「息が詰まった」様な感覚になります。
悲しみの感情は「金」の気
「金」の気は、「肺」に宿っています。
悲しみに抵抗しようとすればするほど
「肺」に巡る気も、抵抗しようとギュッと頑なに固まります。
だから、肺の周りの「筋肉」もつられてギュッと固くなり、呼吸が浅く、早くなってしまいます。
そんな時のおすすめ解消法は二つあります。
まずは、まだまだ「余力」が残っている時
良い香り、大好きな香りを、思いっきり楽しむこと。
アロマの香りを部屋に香らせる
好きな香りの入浴剤を入れた温めのお湯にゆっくり浸かる
香りの良いハンドクリームをハンドマッサージしながらぬる
など
植物は、「外敵」から身を守るために、「独自の香り成分」で敵に立ち向かっています。
なので、香りを楽しむことは、植物の「武器」の気をもらっていること。だから、香りから、元気をもらえます。
ポイントは「好きな香り」であること。
もう一つ悲しみに押しつぶされて「余力」がなくなってしまった時
息も絶え絶え・・・そんな時には、カチカチに固まってしまっているので、元気をもらう「隙間」がありません。
だから、まずは、「肺」と「周辺」を柔らかくする必要があります。
そんな時には、深呼吸です。
「肺」は思いっきり膨らむと、上半身全部が肺になるほど、大きく膨らみます。
だから、深呼吸すると、「背中」まで空気が入るんです。
ストレスが溜まっていると、胸の上くらいまでしか空気が入っていかないくらい固まっています。
「深呼吸」は「背中」が膨らむまで
ゆっくり焦らず、呼吸をしていくと、少しずつ緩んで、上半身全部「肺」になってきますよ。
ポイントは考えるの「呼吸」のことだけ。
悲しみが膨らんできたなと思った時
ぜひ、お試しくださいね。
手を洗うことが増えたので、可愛いハンカチを新調しました。
思い思いに部屋で過ごすムーミンたち。
人目がないから
人目を気にせず
好きな事ができます。
ゆっくり流れる時間は、自分を熟成してくれる。
だから自分の中身がバージョンアップできる。
中身がバージョンアップしたら
そのうちに
外身もバランスを取ろうとして
つられてバージョンアップしてくれます。
なので「お部屋時間」は大切な「進化」の時間
アロマスプレーで香りを付け、時々ハンカチを鼻に当てて、思いっきり息を吸うと、深呼吸と一緒にアロマのエネルギーも「肺」に入るので、一石二鳥です。
＜今日のアロマブレンド＞
・ベルガモット
・クラリセージ
・レモン
・ベルガモット
支配星：太陽
心が穏やかに、そして元気になれる香りです。
・クラリセージ
支配星：月または水星
ずっしりと重たい香りには、鎮静効果があると言われています。
・レモン
支配星：不明
さっぱり爽やかな香りは駆風作用（風を起こす）があると言われています。
悲しい出来事を突きつけられて、沈んでしまっても、その出来事の中にも、温かいエネルギーが宿っていて、その温かさが、少しずつ、これから大きくなっていく事を予感させてくれる
そんな香りのブレンドです。