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寒いのは嫌い:運がいい人ってきっとこんな人

風が少し暖かくなって、日差しがほんわかしてきたら、つい嬉しくて先走ってしまい、毎年同じ失敗をしてしまいます。

 

特に衣替え。

「もう寒くならないはず」

と、冬物を早々にクリーニングに出したりして。

張り切ってクリーニングに冬物をクリーニングに出すと、急に寒気が戻ってきてしまい、

「さぁ困った…着るものがない」

と悲しくなったり焦ってみたり。

 

「明日は冷え込みます」

と、天気予報士さんが言っていたら、

「そんなの困る、もう暖かくなるものだと思ってたのに話が違う」

とイラッとして、テレビに向かって愚痴をこぼしてみたり。

 

寒くなる時には、そそくさと冬支度をするけど、けっこうそれはそれでまた先走って、暖かい日が続いて、まだ早かったかなぁと思うのです。

 

結局のところ、寒いのが嫌なので、嫌なものに対抗して、しっかり準備はするけど、いつまでもダラダラ寒かったり、急に寒くなるのが許せなかったりします。寒さに早く立ち去って欲しいから。

 

それは私の勝手な都合で、お天気は何一つ悪くない。

 

自分の都合で、いかに嫌なことは、避けて通りたい願望の表れなんだと思います。

 

なんて自分勝手な私。。。

 

流れは好き勝手に変えられない。

 

ましてや、寒いのは嫌だとか、せっかく暖かくなったからもう後戻りしないで欲しいとか

それは私の勝手な都合であって、天気にとってはちっぽけなどうでも良いレベルの話です。

 

私が一生懸命抵抗したところで、叶うわけがありません。

 

来るもの拒まず去る者追わず

 

もっと言えば

来たものを大歓迎し、去る者を盛大に見送る

 

そのくらいの余裕があれば、いちいち反応してテンションが上がったり下がったりせずにすむと思うのです。

 

運が良い人は、自分でコントロールできないことに、一喜一憂せず、むしろ、「そう来たか!」と、挑める人です。

 

運が良い人は、だからいつでも堂々としています。

しかも、なんだか楽しそう。

 

 

好奇心を持って、何事にも楽しく挑めたら、それはまるで、ゲームで強い敵が次々に登場してくるようなもの。

 

「この敵、どうやって倒そうか!」

敵を倒す作戦を立てます。

 

対戦して失敗してしまっても、それは敵の特徴を知る機会になります。

そして、敵の特徴を知れば知るほど、作戦のクオリティは高くなり、ついには敵を倒す事ができます。

 

強い敵を倒すと、次のステージの扉が大きく開きます。

次のステージの扉が開いたら、戦いによって身につけた「新しい武器」を、早く使いたくてワクワクしながら、また、新しいステージを進んで行くのです。

 

運が良い人は、「来るもの」を冷静に観察し、「去る者」には気付かない

そんな人だと思います。