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人はなぜ「占い」に頼りたくなるのか:「成功者」の思考パターンを「口癖」から考察してみた

もしも、「占い」を受けて気持ちがすっきりしなかったとしたら、それは、「占い」を効果的に活用できなかったか、または、その占い師の「技術力」が足りなかったか、そのどちらかです。

 

 

「占い」を効果的に活用できなかったと感じる時には、占い師に「言って欲しい言葉」を期待しすぎていないかどうか振り返ってみてください。

占い師は、サービス業ではないので、「お望みの言葉」ではなく、「今の状況」を、伝えます。

 

占い師の「技術力」に関しては、お客様との相性や、占いの得意分野も影響します。常に、どんな課題に対しても、最適であり、タイミングよくお伝えするためには、「精進」あるのみとは思っていますが。

これに関しては、私にとっても、「最大の課題」であり、これを克服したい気持ちがあるから、日々進んでいけるのだとも思っています。

 

 

気持ちがどんより重たくなった時、そんな時の「占い」の結果は、水に流して忘れてください。

 

 

「どうせ上手くいかない」

「悪い事しかない」

「私は不運の星のもとに生まれたんだ」

 

 

こんな感じで、「不運」サイクルがぐるぐる回ってしまいます。

「不運」な気持ちで選ぶものは、「不運」につながる事ばかり。

だから、一度断ち切った方が良いのです。

 

 

 

気持ちがスッキリすることを、心理学的には「カタルシスが得られた」と言います。

 

 

カタルシスとは、「浄化」「排泄」を意味するギリシャ語が元になっています。

心の中で溜まっていた「膿」や「しこり」が、洗い流されて、スッキリきれいになった状態です。

 

 

 

全てのものは「気」で構成されていて、その「気」は、常にバランスを取りながら、ある時には勢いよく、ある時にはゆっくりと、また上に行ってみたり、下に降りてみたり、重たくなったり、軽くなったり、そんな感じで、うごめいています。

 

「気」は「陰」と「陽」がワンセットになっていて、光が当たると陰ができ、熱くなると冷たくなり、外に向かうと内側にやってきて、たった一つの「根っこ」に固定はされていますが、四方八方うごめいています。

 

 

それが常に、滞りなくさらさら流れていれば「良い状態」とされますが、「狭くなった場所」や「固くなった場所」があると、そこに「淀み」ができて、溜まり始めます。

 

 

「狭くなる」「固くなる」のは、悪い意味だけではありません。

「ここぞ」の時には、ピンポイントに「攻撃」して、打ち破らなくては突破できないので、それはとても大切なことです。

 

ただし、何事も過ぎるとダメージが出てきて、狭くなりすぎ固くなりすぎると、詰まってしまい巡りが止まってしまいます。

 

巡りが止まりそうになった時、それが「悪い状態」の時。

その時には、「膿」を出し、「しこり」を柔らかくして緩めなくてはいけないのです。

 

 

「占い」など、人と話すことで、自分の悩みを吐き出すことは、感情を出すことでもあり、また、言葉にすることは、いったん自分の思考に落とし込み、「形」に整えてから「言葉」として組み直します。

 

聞く側は、その「言葉の組み直し」が、適切にできるように「質問」や「誘導」をしていきます。

そして、パズルが「良い感じ」に仕上がったら、「こんな風に辛かったね」とか「こんな風に頑張ってきたね」とか、「それは、この方向に行きたかったからだよね」と、パズルを外から観察できるように、「言葉」として返します。

 

 

自分のことは、自分が一番理解できなくて

自分のことは、一番客観視できなくて

なので、自分の本当の気持ちは、時々見えなくなってしまいます。

 

 

人は「外」からしか、眺めることはできません。

「外」から確認するための方法の一つが、「占い」です。

 

 

「占い」を受けた時、「そうだったんだ」とか「やっぱりね」とか「だから苦しかったんだ」とか、そんな気持ちになって、スッキリとできたなら、その「占い」は当たっています。

その時に感じた気持ちを貫いてください。

きっと、また、「これで良かったかな」と揺らぐ波はやってきます。だから、スッキリとした気持ちを忘れないために、例えば、鑑定を受ける時にはメモを取るとか、記録を残しておくことを、いつもオススメしています。

 

 

忘れないで欲しいな

と思いながら、いつも鑑定の時に書いたメモには、赤ペンでぐるぐる印を付けているのです。

ただ、勢いが良すぎて、字も走り書きになってしまって・・・

いかに美しく書くかも、今後の課題ではありますね。

 

なので、もしも読めなかったら、いつでも聞いてくださいね(笑)

 

 

運が良い人は、口を揃えて「自分は運が良い」と言われます。

そして、「人に恵まれている」とも言われます。

 

何かを成し遂げたり、成功を手にするためには、「現状維持」はあり得ません。それは「気」は巡っていて、「進化」しているからです。

「進化」の流れに逆らっていては、「成功」することができないのです。

そして、その「成功」も、時の流れとともに移ろい流れて進化します。

 

だから、常に「突破」すること。

つまり「突破」し続ける人が「成功者」です。

 

 

「突破」するものは、ただ一つです。

それは「自己概念」です。

 

常に「自分の殻」を破る人は、「成功者」です。

 

 

「自己概念」とは、後天的に作り上げらたもので、それは、他人の評価や環境などから作られます。

冷静に人の意見を聞いたり、客観的に今の環境を把握したりすると、今の「殻」が破るべき殻なのか、破るタイミングはいつなのか、判断できます。

 

冷静に観察すると、「狭くなる場所」「固くなる場所」も的確になり、必要な人、必要な場所、を自ら選ぶことにもなります。

だから、「成功者」は自分の「適材適所」を知っています。

 

「適材適所」の判断基準は、「カタルシス」が得られているかどうか。

カタルシスが得られている時、それは、気がさらさら巡っている時。

気がさらさら巡っている状態は「良い状態」です。運気の流れに乗っている時でもあります。

 

 

とりあえず「ご機嫌」でいること。

自分の「ご機嫌」に責任を持つこと。

 

「成功者」はいつも「ご機嫌」です。