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「分断」が進むから「利他的」も大きくしていきたい:「庚・子」:「金」と「水」の気の「景色」:「トゲトゲ」の風水効果とは

「分断」

 

今年に入り、この言葉を何度も目にするし、これからも、もっと目にしていくのでしょう。

 

「境界線」が緩くなったからこそ、もっと深い部分での「境界線」が引かれ始めていて、その「境界」は自分で引く事を求められます。

 

「自衛」とは、自分で自分の身を守ること。

「わたし」と「わたし以外」の間に、境界線を引き、不要なものが越えて入らない様に、「わたし」を固く閉ざすこと。

誰のせいにも出来ず、自分で決めて、自分で責任をとる。

外の世界を広げていくのではなくて、「わたしの場所」を、快適で、居心地の良い場所にしていく。ベクトルが内向きになり、「内側」を大きく右肩あがりにしていくことで、新しいものが創出していく。

 

欧州では、在宅勤務権の法制化に向けての動きが始まったそう。

 

人間関係の悩みの中で、「職場での悩み」がダントツに多いけれど、会社に行かずに仕事ができると、「職場の悩み」のウエイトは下がってくるかもしれません。

が、人間は常に考え悩む「生き物」

なので、新しい「場所」での新しい「形」の悩みも創出されていくことでしょう。

 

 

 

「悩み」は、二つの「領域」の距離感のバランスが偏った時に起こります。

 

例えば、「職場の人」と「わたし」との距離感

「恋人」と「わたし」との距離感

それから、「理想のわたし」と「今のわたし」との距離感

 

それらが、あまりにもかけ離れていた場合、どちらかに強引に引っ張られてしまい、その「摩擦」が辛いと感じる場合が「悩み」となります。

 

もしも、その強引な引っ張りの「摩擦」を、ポジティブに、自分の成長のための「チャンス」だと感じる場合は、悩みとはなりません。

 

同じ「環境」でも、辛いと感じるのか、それとも「チャンス」だと捉えるのかは、その人によって異なります。

 

 

そこで、大切になってくるのが、「わたし」がどう受け止めているのか。それは、他人が判断しかねる、他人が理解できる範囲を超えている領域でもあるので、悩み事を一生懸命聞いてあげて、すごく心配しても、当の本人が、後日けろっとしていて、「あれは一体なんだったの・・・」と思うこともあるわけです。

 

 

なので、「悩み上手」な人は、自分で答えをいつも出せていて、あまり、人に話すことはしません。また、人に話す時には、「相談」ではなく「報告」です。

 

自宅で仕事ができる様になると、「ちょっと聞いてよ」と、休み時間に愚痴を聞いてもらう時間が持てなくなってしまうので、これからは、一人で「悩む練習」も必要になってくるのかもしれませんね。

 

 

今年の干支は「庚(金・陽)」が巡っています。

「分断」は、「金・陽」の気です。

 

「金」は塊の様。

「陽」は外側に気を向けていく方向です。

 

「庚(金・陽)」は、「わたし」の塊を、外に向けて披露する「景色」です。

 

そして十二支は「子」

「子」は「水」

十二支は「見えない雰囲気」を示しています。

 

「水」は流れて、浄化して、きれいにしてくれます。

ただし、流れを止めると淀ができて、その中の「水」は腐ってしまいます。

そして、「水」は少しでも、低い「場所」へと、流れていく様に、下に下に向かいます。

 

下がるのは、ネガティブなイメージに思われるかもしれませんが、重たくなって持ちきれなくなった「荷物」をやっと下ろすことができるポジティブさも持っています。

 

「庚・子」は、とても冷静に、洗い流す事によって、本来の「わたし」が光輝く様。

それは、自らが自信を持って、決断できる「自衛」の様でもあります。

 

 

ただし、「分断」が進むと、ちょっと困った事に気がつきます。

 

それは、「分断」が強くなればなるほど、「わたし以外」が「敵」となって、「わたし」を脅かす存在になっていきます。

 

「他人の行動」が、「わたし」を脅かすことになる。

だから、「他人の行動」が、「わたし」を脅かさない様に、いつも「監視」して、見張っていなくては。

そうして、他人の「一挙手一投足」が気になって仕方なくなって、気がつくと、「わたし」の軸が「他人の行動」に変わっていってしまうのです。

 

 

それは大変・・・ストレスでしかない。

「わたし」以外の人には、皆んなそれぞれ事情があり、皆んな軸が違うから。

 

 

 

「分断」をポジティブに極めていくためには、視座を「他人」に置き換えてみる。

 

「わたしの行動」は、他人に影響を与えるから、脅かさない、良い影響になるように、行動をしていくと、それは、結局、「他人から脅かされない」事にもなるので、「両者引き分け」です。

 

 

「利他的」を提供すると、「利己的」のお返しが返ってくるはず。

お互いの、信頼関係が試されます。

 

 

窓辺に、トゲトゲの「フェイク」フラワーを置いてみました。

 

風水では、「トゲトゲ」アイテムは、「厄除」をしてくれると言われています。

「外」からくる「邪気」を、トゲトゲが、追っ払ってくれるのです。

なので、出来るだけたくさんの気に入ってもらいたい場所の「玄関」には、「トゲトゲ」は不向きです。

できれば、窓辺、ベランダがおすすめです。

また、職場にもおすすめ。特に、不特定多数の人が出入りする様な職場では、「自分のテリトリー」を守るために、自分のデスクの上に、可愛らしいサボテンなどが良いですね。

 

フェイクフラワーは、「生花」ではなく「オブジェ」の扱いです。

 

「生花」は、成長の気が勢いよく発生するので、その場の気をグイッと動かしてくれます。一方「オブジェ」は整えてくれるだけで、かき乱すほどのパワーはありません。

 

「オブジェ」はホコリを嫌います。

なので、フェイクフラワーを置くときには、ホコリを払ってあげるのを忘れないでくださいね。

そして、飾りっぱなしにはしないこと。

気が定着して、動かなくなってしまうので。

 

 

忙しくしたいけど、「自衛」もしたい。なので、あまり一度にたくさんの「気」がドサっと来るのではなく、順番に来てくれたら良いな・・・・順番に来てくれたら、順番にしっかりと、深く向き合っていけるから。一つ一つ、大切に向き合えたら良いな。

という気持ちで

しばらく「トゲトゲくん」に、窓際で見張ってもらおうと思っています。