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日主五行別6月の運気・四柱推命

6月6日から「戊午」が巡ります。
個人的な運気の流れを簡単に観る場合は、「戊」と自分の命式の日主との関係から、どのような景色が生まれるかを考えていきます。
日主はその人の「頭」にあたる部分だと想像してみてください。
「頭」に、どの向きから、どのくらいの強さで、「戊」が影響を及ぼしてくるのかを観ていくのです。

「戊」は土気です。
土気が影響を及ぼしてきます。
それでは、日主五行別に、土気から受ける影響と、おすすめの過ごし方を書いていきますね。


<日主木気・甲乙>
木気とは、「まるで植物」のように上昇していく気です。
土気は木気が根を張るように促してきます。根を張った木気は、安定して伸びていけます。しかも、土気から養分ももらえるために、どんどん大きくなっていきます。
だから、占い的には「とても良い」時期となります。
やりがいのある事に、どんどん挑戦していけるし、成果にも繋がりやすいです。木気は土気をうまく使いながら成長していけます。
「全て」が成長に向かうということは、良いも悪いも全部成長していくことです。良し悪しは自分の気持ち次第です。
つまり、自分の気持ち次第で、運が良いのかそうではないのかが決まりやすい時期なのです。
自分の心からの「目標」に向かって、前進あるのみです。

<日主火気・丙丁>
火気とは、「まるで炎」のように熱く拡散する気です。
炎が燃え尽きると、その場所には「灰」が生まれ「土」となります。
火気は土気を生み出す「母」なのです。
「母」は我が子にストレートに感情を向けます。
ちょっとした事でとても嬉しくなったり、悲しくなったりします。
このように、土気が巡ると、火気は感受性がとても豊かになる傾向が出るのです。なので、「恋愛運」も良い時期だと言われています。
思いっきり楽しんだり、心から喜べるような出来事が起こりやすいし、反対に落ち込んでみたり、悲しくなったりしやすくなります。
自分にとって、心地良いものを、「忖度」なしに選ぶ時期。そして、それは子供と触れ合うように、肌触りで選ぶと間違いはないはずです。
心ウキウキする予定で、スケジュールを埋めましょう。

<日主土気・戊己>
土気とは、「まるで大地」のように、いつもそこにある安定の気です。
日主と同じ五行が巡る時期は、自分の「頭」が頑丈になる感じです。
なので、自分の欲や気持ちも強められるので、土気さんは、ちょっと頑固だったり、優柔不断になりやすいかもしれません。
「頭」が大きくなるだけではなく、自分の力を同等なものと向き合う時期でもあります。そうすると、負けたくない気持ちが生じて、自分をより大きく見えるために「お金」を使う傾向が出ます。
この時期は、ぜひ、自分にとって「役に立つ」かどうかでお買いもをすると良いですね。「役に立つ」ものは、自分の背中を押してくれる力を持っているからです。
何か新しい事を始めるのはおすすめの時期です。新しい気付きや出会いも起こりやすので、「好奇心」を持って過ごしましょう。

<日主金気・庚辛>
金気とは、とても硬い「鉱物」のような気です。「鉱物」とは、他者とは異なる独立した存在。個性的でもあります。
「鉱物」は土の中から発掘されるので、土気は金気を育む「母」のような存在です。個性的な金気に向かって、土気はあれこれおせっかいを焼いてくるのです。
この時期は、あれやこれや言われたり、目の前の「仕事」が忙しくなったりで、あっさり動きたい金気さんにとっては面倒に感じるかもしれません。
でも「母」は金気のことを思ってアプローチしてくれているので、少し立ち止まって考えたり、学んでみたり、良い所は取り入れてみると、自分自身の成長につながります。


<日主水気・壬癸>
水気とは、さらさら流れる川のような気です。遮られることなく進む特徴があり、例え遮られたとしても、小さな隙間を見つけて、そこから脱出を試みます。
土気は、まるで「土嚢」のように、水気を遮ろうとしてきます。なので、水気さんにとって土気はあまり歓迎したくない気かもしれません。特に、癸さんは土気に出合うとテンションが下がってしまう傾向が出ます。
水は勢いが強すぎると、「洪水」を起こして収集不可能になってしまいます。なので、土気はそれを防ぐために「土嚢」として立ち塞がってくれているのです。それは、水気が方向を誤らないように「保護」してくれるとも考えることができます。
自分にとって合わないことを無理に推し進めていることに気がつける時期でもあります。続けるか止めるかは自分の立場や気持ち次第ではありますが、今年の大きな「節目」になる時期です。しっかりと体調を整えて頑張りましょうね。

土気のキーワードとしては、「安定」「維持」「形をなす」「中心」「公的」「信頼」「胃腸」「万物が茂る」「基盤」などがあります。
これらを参考に、実り豊かな6月をお過ごしくださいね。