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8月の「景色」:ホロスコープと四柱推命から読み解く

心理学者・ユングは、「占星術とは五千年の歴史を持った心理学」と言ったそうです。

 

天空では、惑星たちが、止まることなく「巡って」いて、様々な「景色」を見せてくれます。そして、人は、その影響を受け、心が動いていきます。心が動くことにより、「社会」が動き、その結果、「経済」や「行動」や、「言動」などが、表現として現れます。

 

占星術は、「大きな景色」を感じさせてくれるので、それを自分らしく受け止める。そんな感じで見ていくと、「上手に」活用できます。

 

 

一方、四柱推命などの「暦」を用いる鑑定は、「目の前の風景」を五つの気のバランスを通じて、見せてくれます。

目の前の風景は、切り取ることが可能です。「水」を感じるのか、「火」を感じるのか、自分である程度選択することができます。

それは、なぜかと言うと、「気」は意識したことろに集まってくる特徴があるので、選択することが可能なのです。

 

全てのものは「気」の集合体なので、例えば、食事を意識してみたり、色を意識してみたり、行動を意識することで、その「気」を集めて、強化することができます。

 

 

二つの「巡り」を読み解いていくと、占星術で「課題」を読み取り、四柱推命でその「対策」を検討すると、より具体的な方法が見えてくると感じています。

 

 

 

8月は、前半は、惑星たちが、バイタリティーの塊の「獅子座」とタッグを組んでいて、やる気に溢れています。

例えるならば、元気一杯の「新入社員」。

なんでも試してみたくて、でも時には失敗もしますが、それでも「とりあえず」動きたい。そんな感じです。

 

そして、20日頃から、こだわりを持った「乙女座」に向かって、続々と移動し始めます。

 

前半は、「みんなが言いたい放題」自分の主張を述べます。ヒートアップします。

後半は、「言っても無駄なこともあるし・・・言うだけで解ってもらえないから、きちんと調べてから言ってみよう」と、クールダウンして、冷静になります。

 

ポイントは、8月12日

古い時代に改革をもたらす「天王星」が、意地悪(逆行開始・牡牛座)になります。

「今までのものを壊したかったら、きちんと根拠を示さないと受付ません」と言い始めます。

でも、「突飛な方法でも、できる自信があるんだったら、受け付けてもいいよ」と、やる気のある「新参者」には寛容です。

 

様々な「問題」に対して、解決に向けての動きが始まります。

新しいアイデアが、「突破」の鍵を握っています。

 

 

 

8月の「暦」は、「壬申」です。

正確に言うと、8月8日午前4時10分から、「壬申」になります。

もっと正確に細かく言うと、暦の時間は、「日本標準時」なので、各都道府県によっては、若干のずれがあります。

 

 

「壬」は、「水」の「陽」

大きく広い川が、ずんずんと流れていて、とても勢いがあります。

せき止められるのが嫌いで、ちょっと負けず嫌いです。

「申」は「金」の気を持っています。

「金」は「水」に力を上げるので、「壬」は喜んで、ますます元気に流れるのです。

 

「水」が宿しているものは、「知性」「冷静」「臨機応変」「先読み」

「金」は特に、やや強引ではありますが、行動力を刺激してくれます。

 

特に今年の「亥」は、「壬」が大好きなので、8月は「水」がたくさん溢れて流れます。

 

「水」がサラサラと流れているうちはいいのですが、溢れかえってしまうと、「何もかも流してしまおう」と、威勢が良すぎてしまって、流してはいけないものまで流したくなったり、もう少し待っていれば「形」になりそうなことでも、「もういいや」と放り出してしまいたくなるかもしれません。

 

先ばかり気にせずに、冷静に。地に足がついていてこそ、全力で走れます。

 

 

 

8月は

前半は、動いてみて考える。

後半は、前半でうまくいかなかったことを分析して、みんなに解ってもらえるように対策を練る。

 

みんなが驚くような「アイデア」も、冷静に説明すると、「次」に必要な「常識」になるかもしれません。