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6月は今年の「山場」です:「水」と「火」が出会う:斬新的イノベーションが起こる時、必ずこの二つが必要

今日から6月。

本当にはやい。

あっという間に2022年の折り返し地点がやってきましたね。

 

 

2022年は「壬寅」の干支が巡っています。

「壬」は「水」の「陽」

とてもパワフルな流れは、様々な詰まりを押し流していくほどの力を持っていると言われています。

「壬は気を通じる」とも考えられているんです。

なので、もたもたしていたら、置いていかれてしまそうに。

後を振り返らない「壬」の流れに乗るには、やはり、振り返らないこと。

「なる様になるさ」と時任せにするのも必要かもしれません。

 

「寅」は「木」

「木」は「春」です。

「春」の一番最初の「寅」は、土の中から芽を出す新芽のよう。

殻を破る突破力は十二支の中でもピカイチ。

ただし、突破した後のことまでは考えが及ばない。

後先考えず、「壁」を破ろうとする荒々しさがあります。

 

 

この二つが合体して、2022年は動いていきます。

積み上げたものが流し去られてしまった大地

でも、その大地から、新しい命が目を覚ます。

そして、これからその命をゆっくりと育てていく。

2022年はそんな「景色」かもしれないですね。

 

 

 

6月の月は「丙午」が巡ります。

 

「丙」は「火」の「陽」

太陽のように、辺り一面に熱量と明るさを届けます。

容赦無く降り注ぐ。

十干の中で、もっとも「陽」が強いのが「丙」です。

「陽」は、どんどん拡散し広がり動いていく。

なので、行動する人にとっては、応援の気とも言えますね。

 

「午」も「火」

季節は「夏」

「午」は「旺支」です。

つまり、「午」は夏真っ盛りの状態。

 

「丙午」は「火」の塊。そして、ギラギラ夏本番の「景色」です。

 

 

今年の勢いのある「水」と、相反する最も強い「火」がぶつかるのが、今月6月の「景色」なんです。

 

四柱推命では、相反する五行同士の組み合わせは「相剋」関係と言います。

「相剋」とは、お互いの力が衝突することで、両方の五行が抑制されてしまいます。

ただし、それは「試練」でもあり、高い「壁」でもある。でも、それを越えると、「その先」の場所へ行ける「新たな力」が身についている。

ちょっと大変かもしれないけど、やりがいのある「景色」です。

しかも、その中でも「水」と「火」の組み合わせが、最も衝撃度が高いと考えられているんです。

 

 

なので6月は、今年の「山場」なんですよ!

 

 

6月6日から「丙午」が巡るので、そろそろ準備をしておきましょうね。

 

 

 

それでは、「山場」を乗り越えるための作戦を練ってみましょう。

 

「相剋」の場合、「真逆」の位置の気が衝突すると考えます。

意見が合わない人同士、と言うよりも、そもそも考え方が違う人同士、みたいな感じです。

だから、「自分」を押し出せば出すほど、「攻撃力」も増していく。

なので、「折れる」ことも、また、「妥協」することも必要となります。

 

 

でも、実は、「大きな改革」が起こるときは、相反する真逆な力が衝突して、そこから「想像を超えた」何かが生まれると、歴史上の「偉人」たちが教えてくれています。

 

『多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織』(マシュー・サイド著 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン)では「斬新的イノベーションは融合的イノベーション」であり、「反逆者の融合」と言える。古いものと新しいもの、既知のものと未知のもの、内と外、陰と陽の組み合わせだ。

と、記されています。

 

まさに、「火」と「水」の衝突する今月、何か面白いものが生まれるかもしれないですね。

 

 

それでは「日主」別の「斬新的イノベーション」を起こす方法を、五行のバランスから考えてみましょう!

 

 

 

・「木」の人

「水」はインプット

「火」はアウトプット

考えてばかりではダメ。教えてもらうばかりではダメ。

「わたしの考えは・・・・です」と、思っていることを伝えましょう。

 

・「火」の人

「水」は社会的責任

「火」は自己主張

無理やりゴリゴリ進まない。

嫌だけど・・・人から言われたことを完璧にやってみる。

これを乗り越えたら「ドヤ顔」ができると信じて。

 

・「土」の人

「水」は挑戦・トライ

「火」は学び・エラー

やってみなければ始まらない。でも、成功するとは限らない。

トライアンドエラーを繰り返す。

エラーでいちいち凹まない。

 

 

 

・「金」の人

「水」は自己表現

「火」は社会的責任

あなたの気持ちはわかるけど・・・でも、人の気持ちも想像してみようね。

イライラするけど、イライラしない。

迷ったら、人の意見を選択する。

 

・「水」の人

「水」は自己表現

「火」は挑戦・トライ

人に伝わらなければ意味がない。

なので、わかりやすい表現で。相手に合わせた「レベル」で発言する。

 

 

 

今月、一番「斬新的イノベーション」が起こりやすのは「金」の人ですよ。

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