2021年「3月」はダイヤモンドが輝く「月」です:「年」と「月」の干支が重なるとき
2021年の「3月」は、個人的に、ちょっとワクワクしています。
何か良いことがあるわけではないんですが
「今年」の中で最も「今年」らしい「月」になるからなんです。
2021年は「辛(かのと)」が巡っています。
そして、3月の月干支も「辛」です。
つまり、「年干支」と「月干支」が同じなんんです。
「年干支」と「月干支」が、ガッツリと結びついて強い絆が生まれます。
だから、「今年」の中で最も「今年」らしい「月」になる予定なんですよ。
きっと色々あって、良いことばかりではないけど、でも、せめて「今月」くらいは、「今年」らしく「自分」らしく、過ごしてみたいと思っています。
「辛」は、「金」の五行で、「陰」です。
「辛」とは、土の中から発掘されたばかりの宝石の原石を、磨いていくことで、輝きを増していき、その輝きが「個性」をもって、オリジナルがキラッと光って、感情を揺さぶっていくイメージです。
まるでダイヤモンドのように、美しく輝くのです。
「陰」と言うと、「弱い」と思われる方がとても多いです。
が、全くそんなことはありません。
例えば、ダイヤモンドは、とても固く、ナイフの刃が折れるほどのものでも、楽々に切ってしまいます。実は、「切る」ことに関しては、「辛」のほうが、「庚・金陽」よりも、強いと考えられています。
ただし、それは、しっかりと磨かれていて、手入れをされていて、切るための「加工」がされている場合のみ。
3月は、「ダイヤモンド」になって、キラキラ輝き、スパッと切り、「自分」らしい個性を輝かせましょうね。
四柱推命では、生年月日から「命式」を作ります。
「命式」は4つの「柱」から出来ているのですが、その中で最も重要視するのが、「月柱」と「日柱」です。
「日柱」は、個人的な運を観ることができます。
「月柱」は、社会的な運を観ることができます。
たいていの「占い」では、「日柱」を中心として観ていきますが、仕事運や、対外的な動き方については、「月柱」の方がしっくりときます。
「日柱」は、万年暦で調べていきますが(最近は無料アプリでも調べられます)、「月柱」は、生まれた年の「干支」が分かれば、万年暦がなくても計算できます。
どのように計算していくのか説明しますね。
まず、生まれた年の「干支」が
「甲」の場合・・・10月が「甲」月
「乙」の場合・・・9月が「乙」月
「丙」の場合・・・8月が「丙」月
「丁」の場合・・・7月が「丁」月
「戊」の場合・・・6月が「戊」月
「己」の場合・・・5月が「己」月
「庚」の場合・・・4月が「庚」月
「辛」の場合・・・3月が「辛」月
「壬」の場合・・・2月と12月が「壬」月
「癸」の場合・・・1月と11月が「癸」月
五行は、「甲」→「乙」→「丙」→「丁」→「戊」→「己」→「庚」
→「辛」→「壬」→「癸」→「甲」・・・・
この順番に巡るので、自分の生まれ月を調べていきます。
ただし、「暦」は「1日」で切り替わるのではないために、「月初」に生まれた人の場合は、一つ前の干支になります。
またその月によって、切り替わる日に違いがあるために、気をつけて間違いないようにしてくださいね。
ちなみに、2021年3月の「辛」は、「5日」からスタートしますよ。
<月干支別・3月の社会運>
「甲」さん・・現状維持はもったいないですよ!後ろは振り返らないで。
「乙」さん・・「船」は出港しました。新たな旅の楽しみを見つけよう。
「丙」さん・・仕事運、来てますよ!遠慮は無用。掴みましょう。
「丁」さん・・プロジェクトリーダーとして意欲的に進みましょう。
「戊」さん・・自分の「美意識」にこだわって楽しみましょう。
「己」さん・・大断捨離決行です。不用品はごっそりと処分を。
「庚」さん・・凹んだら自分にご褒美を。お金を動かして「吉」
「辛」さん・・手をあげて決意表明です。
「壬」さん・・「おひとり様」を楽しんで。映画鑑賞が「吉」
「癸」さん・・気になることは調べて、知識を深めましょう。
素敵な「3月・辛」をお過ごしくださいね。