2020年2月9日は「庚・金」の年の最初の「満月」です:月・太陽「オポジション180度」
明日 2020年2月9日 16時33分
月が、獅子座の「場所」で、満月を迎えます。
満月とは、月と太陽が、地球を中心とした時に、真っ正面に向かい合う位置となる事です。
この位置関係のことを、占星術では「オポジション」にあると言い、180度で交わる関係は、「ハードアスペクト」として、「緊張する関係」であると解釈をします。
「緊張」とは、決して悪いだけの意味ではなく、両者向き合ってよそ見をすることが許されないので、しっかりと影響を与える、または、受ける関係であると解釈をします。
公転周期が遅い天体が、周期が早い天体に対して影響を与えます。
なので、満月とは、月が太陽のスポットライトを浴び、明るみに照らされるので、「本音」が炙り出されるのです。
陰に隠れていた「ネガティブ」さえも、しっかりと炙りだしてしまいます。でも、それは、「ネガティブ」の中の「光の部分」にスポットが当たる事でもあるのです。
獅子座は「火」
情熱的で、ドラマティックな星座
なので、時として「自己中心的」になってしまうことも。
月は「感情」の天体
それはまるで「子供」のように、素直な感情
獅子座の月は、情熱のままに。勝手気ままに。自分の感情のまま、まるで演じているかのように振る舞いたい月
一方で向かい合う太陽は、水瓶座
水瓶座は「風」
人に流されることなく、自由気ままな星座
太陽は「行動」の天体
目標を掲げて動きます
明日は
太陽が月に向かって
諦めずに、挫けずに、頑張ってきたからこそ、やっと、ここまで進んで来れたね
そんな感じで褒めてくれる。そして、その言葉を聴きながら
月は、なんだか自分の「心」が強くたくましくなった気分になってきて、自分を信じる自信と、これから進む勇気が湧いてくるのです。
わたしって、結構やるじゃん!
明日は、そんな気持ちになれる「満月」です。
2020年2月4日から
暦は「庚(金・陽)」が巡り始めました。
なので、明日は「庚」の気の最初の満月です。
2月の月は「戊(土・陽)」が巡っています。
「土」の気は、「金」を育てる「母」の気です。
なので、2月は、「金」を産み出し外に向かって押し出し始める「景色」です。
「土」の感情は「信じる気持ち」
信じる気持ちが「土」を大きく、強くしていきます。
そして、大きくたくましくなった「母」は、何があっても「金」を育てようと決意をします。
「土」は「金」を信じます
それはまた、「土」つまり自分自身を信じる事でもあるのです。
地に足をつけて
目の前のことに向き合って
自分の心だけを感じて
今年の「テーマ」を決める
そして、山のような揺るぎない「決意」が固まる
2月はそんな感じの「景色」です。
満月の日は
自分を思いっきり褒めてあげる日
いろいろあっても、でも、ここまで出来たことを振り返り
そして、それから、叶わなかったことを思い描いてみると、案外、「これは、叶わなくても良いかも・・・だって、自分の本音ではないから」と、手放しても良いと、気がつくかもしれません。
失っても大丈夫
春に向けて、新しい「金」がいよいよ生まれるから
その準備を始めましょう。