2020年は「庚子」:「好き」が「大好き」になります:四柱推命「金」「水」の気
令和元年も、残すところ後わずか。
私ももちろんそうですが、周囲の方々、皆さん、口を揃えて
「早い・・・早すぎる・・・」と言われます。
時間の流れそのものが、昨今、とても早く感じるのは、年代関係ないようで、もしかしたら本当に、流れそのものが早くなっているのでは・・・と考えてしまうほどです。
暦の「お正月」は節分です。
なので、2020年の「運気」は、2月4日から切り替わります。
でも、気分は、やっぱり1月1日からスタート。
なので、鑑定では、2020年の運気を詳しくお伝えしています。
2020年は「庚子」
干支は「庚」
十二支は「子」
干支とは、「行く様」を示します。
つまり、それは、目に見える形としての「動き」。
十二支は、「形のない流れ」を示します。
つまり、それは、見る事ができない「雰囲気」です。
干支・十二支は「陰陽」のグループ分けがされています。
「庚」「子」ともに「陽」グループに所属しています。
「陰」は柔軟に受け入れようとするエネルギー
「陽」は外に打ち出そうとするエネルギー
どちらが良くて、どちらが悪いかでは判断しません。なぜならどちらも必要で、両方のバランスが上手に保てている状態を作るために、試行錯誤を繰り返し、その「動き」が運気を動かしていくための「原動力」となるのです。
「庚」は「金・陽」の気です。
「金」の気の「動き」は、「わたし」と「わたし以外」との間に、しっかりと境界線を引きます。
それは、とても冷静に、容赦無く、時には情け容赦ないかもしれません。でも、それは、大切な「わたし」を守るために、大切な「冷たさ」です。
そして、「わたし」を磨くことで、より一層輝きを増していきます。
「陽」の「金」は、とにかくシャープです。
サクサクと「分別」していきます。なぜ分別したのか、周囲への説明も上手にできます。
「庚」は、切れ味の良いナイフのように、スパッと「分断」する、そんな「動き」ができる様に、エネルギーをくれます。
一方、「子」は「水・陽」です。
「子」の水は、どんな状況に置かれても、「水」以外になることはありません。
「水」は「知恵」。そこには「情け」はありません。
必要なことに、目標に、遮られても、少しの隙間を見つけては、グイグイと流れます。脇目も降らず、一方的に、「不必要」や「淀み」を押し流します。そして、「浄化」して、きれいにします。
「庚子」は、どんどん研ぎ澄まされて、「わたし」がキラッと光り輝く年。
勢いがあるので、急な展開があるかもしれません。
迷っていると、「水」がどんどん流れていく様に、状況がどんどん変わっていきます。
迷わずに、急な展開の流れに乗るためには、瞬時に「要る・要らない」を判断しなくてはいけません。
2020年は、「わたし」が基準。
まずは、必要のない「情報」は、「切れ味の良いナイフ」ですっぱりと切りましょう。決して「情け」は無用です。
そして、「わたし」を磨くこと。
それは、こだわりを突き詰める事かもしれません。また、目の前のことに、全力で取り組む事かもしれません。まるで、切れなくなった包丁を研ぐ様に。黙々と取り組みます。
きっと、「わたし」がキラキラ輝きます。
何を磨けば良いかわからない・・・・
そんな時、「金」の気はちゃんと教えてくれます。
「金」は感受性豊かな気です。
なので、「好き」「嫌い」の二つの感情の間にも、きちんと境界線を引いてくれます。
2020年は
「好き」が「大好き」に
「嫌い」が「大嫌い」に
それを、いつもより強く感じる事ができると思います。
やっていて楽しいとか、テンションが上がるとか、そんな「出会い」があったら、迷わず掴んでみる。
本を読む時も、ジャンルにこだわるとか、作家にこだわるのも良いと思います。
2020年は、「大好き!」と出会えます。