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12月26日は2019年最後の「新月」です:新月の願い事:ボイドタイムとは

12月26日14時13分

山羊座のハウスで「新月」となります。

 

新月とは、地球から空を見た時に、月と太陽が同じ方向となるために、太陽と地球の間に月がすっぽり入りこみ、太陽光に照らされた月の部分を見る事ができず、月が「真っ黒」に見える現象です。

 

また、明日は「部分日食」も、各地で見る事ができるかもしれません。

 

「新月」は、これから月が満ちていく「成長」の段階なので、願い事をすると叶うとも言われています。新月から48時間以内に、2個以上10 個以内の「願い」を紙に書き、大切に保管をする、素敵な「おまじない」があります。

 

 

書き方のポイントは、「まるで叶ったかのように、完了形で書く」そうで、最後に「ありがとうございました」で締めると、効果が倍増するそうですが・・・。

真偽の程はわかりません。

 

占星術では、月は「感情」「インナーチャイルド」を司る天体として読み解いていきます。そして太陽は「行動」「外の顔」。

新月から、少しづつ、太陽の光を浴びて、輝きを増していく月の「成長」の過程は、これからの可能性を示してくれているよう。なので、新月の日に心に刻んだことは、太陽の光がどんどんスポットライトを当ててくれているような、そんな、ワクワクした気持ちになってきますね。

 

「おまじない」には注意事項があります。

 

その中でも、「ボイドタイム」は願い事が叶わない「時間」なので、願いをするのを避けるようにと言われています。

 

 

「ボイド」とは、「何もない」「無効」「空虚」など意味しています。

「ボイドタイム」とは、月が移動していく過程で、「他の天体」と特定の「アスペクト」を形成しないタイムです。

 

 

占星術は、地球を中心として、「天体」たちが散らばっている様から解釈をしていきます。「天体」には、それぞれ「個性」があります。そして、他の「天体」との位置関係から生じる角度が、特別な「角度」を形成する時、「個性」と「個性」がぶつかりあって、化学反応を生じ、それが「星の地図」である「ホロスコープ」を彩り、「個性」となっていくのです。

「角度」には、数種類あって、それらを一つ一つ測って、解釈して、繋げていく作業は、とても細かい作業です。そして、とても面白い、深みにハマる作業でもありのです。

 

 

月の「ボイドタイム」とは、月が他の天体からの「刺激」を受けないので、月が最も月らしく、思うがままに月でいられる時。

それは、感情のおもむくまま、本音全開、ある意味「理性」がなく、最も「素の自分」でいられる時でもあります。

 

この時間のことを「魔の時間」とも呼ばれていた時代もありました。

それは「魔が刺す」時間。

みんなが「本音」に忠実になるから、コミュニュケーションの行き違いだったり、意思疎通がしづらいなどの支障が出てくると考えられていたからです。

 

 

実は、月は平均29、53日で、地球を一周しています。

月は、移動時間が早いので、ひと月の内「ボイドタイム」が12〜13回くらいあります。

なので、それら全て意識して行動すると、縛られて振り回されて、逆に「流れ」を中断させてしまいかねません。

なので、あまり気にしない方がいいと思いますが、「新月の願い事」の時は、せっかくなので「採用」したいところです。

 

 

今回の「新月後」のボイドタイムは

12月28日 6時4分〜14時22分

です。

 

 

月は「陰」

太陽は「陽」

 

新月は、「陽」が「陰」に覆い尽くされます。

 

陰極まれば陽となる

 

天空の景色が、新月から満月に向けて、どんどん明るく光を帯びていきます。光が「成長」していきます。

 

 

「陽」は外に向かって、「形」をつくる「気」です。

 

 

2020年1月11日 4時21分

月は「満月」になります。

 

 

令和元年最後の「新月」から、令和2年最初の「満月」に向けて

素敵な願いをたくさん思い描いてみてくださいね。

まるで叶ったかのようにワクワクしながら

「完了形」で、感謝の気持ちを込めて。