11月のおすすめ「吉日」:「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」と「甲子」
とりあえず良い日を選ぼうと思った時
まず第一候補として上がるのは、「天赦日」です。
この日は、「百神が天に昇り天が万物の罪を赦す」と言われていて、「何をしてもオッケー」ではあるんですが、実は、神様がパワーを与えてくれるのではなく、「赦してくれる」だけなので、頑張るのはやはり「自分」と言うことではあります。
その次に、候補として上がるのは、「一粒万倍日」です。
この日は、「一粒のモミが万倍にも増える」日として、何かを始めるのも良いんですが、これから「発展」させたい時には、おすすめの日になります。
ただし、これも、勝手に自動的に「発展」するとは、どこにも記されてはいないし、実は、全て「発展」がキーワードとなるので、この日にお金を借りると、借金が「発展する・・・・」とも解釈できます。
それは、ちょっと、勘弁して欲しい・・・。
また、人にものを貸すのも、同様の意味で、避けた方が良いとされています。
この日が、他の「吉日」と重なっている場合は、その「吉日」の効果も万倍パワーとなるんですが、逆に「凶日」の場合には、これまた同様に万倍パワーが発動してしまいます。
なので、本当に「全てがオールオッケー」とはなかなかいきません。
あまりにも「良い日」にこだわりすぎると、スケジュールを組む時、キリがなくて大変になって、かえって流れを堰き止めてしまうことにもなりかねない。
何事もほどほどに。
良いも半分、悪いも半分
この感じが一番かなと思っています。
でも、やっぱり、「一粒万倍日」だと、ちょっとワクワクしてきますね。
今日は「一粒万倍日」です。
残念なことに、「三隣亡」と一緒に巡ってきました。
「三隣亡」とは、この日に、棟上げや建築をすると、向こう三軒両隣まで焼き滅ぼす・・・・と言われている日。
焼き滅ぼすなんて・・・もう少し違う言い方もあるんじゃないの、と言いたくなってしまうほど、「不吉」な気分にさせられますね。
でも、江戸時代の一部の書物には、「三輪宝」と記載されてあり、「建物や蔵建てには良い」と記されているそうです。
これは、全く「逆」の言い分で、結局どう言うこと?と、昔の人に詰問したくなりますよね。
「金運の良い日」として知られているのは、「寅の日」です。
「寅」はとても勢いがある気を宿していて、「これからどんどん増えていくぞ」と大きく発展していく様のシンボルです。
それから、「寅」は「千里行って千里戻る動物」だと言われていて、旅立ちにも吉とされます。
この日に新しいお財布を使い始めると、お財布の中身が膨らんでいくとも言われ、「金運アップ」にはおすすめの日なんですよ。
「寅」が、たくさんの「お金」を持って遠くから戻ってきてくれる、そんなイメージが湧いてきますよね。
「天赦日」・「一粒万倍日」・「寅の日」が三つ揃えば、「最強の発展」が望めそう。
そんな「最強の日」は、なかなかないんですが
来月11月はどうなのか、調べてみました。
11月1日(日) 「天赦日」 出だしからいい感じですね
11月2日(月) 「一粒万倍日」 でも「不成就日」も一緒なので残念・・・
11月7日(土) 「寅の日」
11月14日(土)「一粒万倍日」
11月15日(日)「一粒万倍日」 しかも新月(蠍座)へそくりが貯まりそう!
11月17日(火)「天赦日」 スタートにオススメの「甲子」も重なります
11月19日(木)「寅の日」
11月26日(木)「一粒万倍日」またまた残念なことに「不成就日」も一緒に・・
11月27日(金)「一粒万倍日」
私が一番好きな日は、「甲子」です。
60個の「干支」が(六十干支)の一番最初のトップバッターは、「甲子」です。
「甲子」から、始まって、60タイプに「気」が巡っていきます。
始まりの第一歩が、この「甲子」と言うわけなんです。
何かをこれから始めたい時、小さな「芽」が出る。とても小さな「芽」なので、これから「60」個の気に乗せていき、育てていきます。その最初の日。
「甲」は「木・陽」で、真っ直ぐ上にパキッと顔を出す。それから「子」は清らかな「水」が枯れることなく湧き出て流れていく。「水」をたくさんもらって、「木」が育っていく様子が「甲子」です。
なので、11月は、17日が個人的にはオススメです。
ただし、神様が助けてくれるわけではなく、「木」が大きく育つには、「太陽の光」(火の気)が必要なので、「情熱を持って自分で頑張る」人にとっての「吉日」です。
良かったら参考にしてくださいね!