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自分のやり方で「蔓草」を育てよう:7月の運気

7月の暦は「乙未」です。

 

四柱推命で「毎月の運気」を判断するのは、巡る暦と「命式」の「日柱」との干支の関係から考えていきます。

 

基本となるのは、5つの関係性です。

・比劫(同じ五行同士である場合)

・食傷(日主に対して漏星に当たる場合)

・財(日主に対して財星に当たる場合)

・官(日主に対して官星に当たる場合)

・印(日主に対して印星に当たる場合)

 

そして、5つの関係性は、それぞれの陰陽の関係によって、陰陽が同じ場合と陰陽が異なる場合に分類できます。

 

同じ場合はより偏りが生まれ、異なる場合は安定すると考えます。

偏る場合は勢いが生まれやすいために、運気も動きやすくなり、異なる場合には、運気が落ち着く傾向が強くなります。

 

 

暦の巡りは、同じ五行では、先に「陽」が巡り、それに続いて「陰」が巡ってきます。

ということは、日柱の干支が「陽」の人は、五行の巡りが同一のものが巡るために、偏り安定する波があるということになります。

一方で、「陰」の人は、「陽」が先に巡るので、「陰陽」が合わさって安定し、それから「陰」が来て偏ります。

 

 

このことから考えてみても、日柱の干支が「陽」の人は、「まず動いて、それから考えよう」という傾向が強く、「陰」の人は、「準備をして、思いっきり動こう」となります。

 

 

7月にやって来る「乙」は「木・陰」です。

ということは、大雑把に考えてみると

日柱の干支が「陽」の人は、6月の行動を振り返って修正をしよう!

日柱の干支が「陰」の人は、6月に考えていたことをやる時が来た!

 

 

こんな感じで過ごしてみると良いかもしれないですね。

 

 

それでは、日柱干支別の7月のおすすめポイントを書いてみますね。

 

・「甲」の人

大木に蔓草が絡み付いてきます。

なのでちょっとめんどくさい・・・かも。

自分の意見をしっかりと持ち、周りに遠慮しないで、できない事はできないと言いましょうね。

6月に始まった事は、可能性を広げてくれるチャンスが待っています。

 

・「乙」の人

蔓草と蔓草が生い茂ります。

なので、ちょっとモシャモシャしてくる・・・かも。

優しさが仇になってしまうかも。考え過ぎないで自分の信念を信じて進みましょう。

勢いがある時期なので、地に足をつけて進みましょうね。

新しい事を始めるには、とても良い時期です。

 

「甲」「乙」の人にとって7月は「比劫」です。

 

 

 

・「丙」の人

太陽が蔓草に照りつけます。

あまりに熱く語りすぎると、蔓草が萎れてしまう・・・かも。

ちょっと物足りなさを感じてしまうかもしれません。

自分のやった事に対して、手応えを感じられなくなるかもしれません。

どうすれば蔓草が生き生きと育ってくれるのかを考える時期です。

たくさんの「資料」を読んで、育て方を考えてみてくださいね。

 

 

・「丁」の人

焚き火に蔓草を投入されます。

ちょっと弱気になっていたなら、投入された蔓草が燃えてくれて、少し元気になれるはずです。

蔓草は、薪ほどには力を与えてくれないから、あまり当てにはできない。

なので、最終的な炎の調子は自分で責任を持って行います。

自分と向き合い、自分を思いっきり丁寧に扱ってあげましょう。

体のメンテナンスには良い時期です。

 

「丙」「丁」の人にとって7月は「印星」です。

 

 

 

・「戊」の人

山肌に蔓草が生えて伸びていきます。

繊細な蔓草が少しくらい蔓延ったとしても、山から見たら大した事ないと感じてしまうかもしれませんね。

ただし、7月の蔓草は「芯」が通って頑丈なんです。なので甘くみないこと。

大事な「山道」が蔓草に覆われてしまうかもしれません。

今一度、自分の「常識」を見直してみて。

雑草を抜いてみると、想定外の「山道」を作れるかもしれませんね。

 

・「己」の人

大地に蔓草が生えて伸びていきます。

地味な蔓草だとばかり思っていたけど小さな蕾を発見できるかもしれません。なので「思い込み」は勿体無いのです。

蕾が花になり、皆んなが「素敵ね」と喜んでくれるかもしれません。

花を咲かせるのは自分には無理かも・・・なんて考えないで。

やればできます。

 

 

「戊」「己」の人にとって7月は「官星」です。

 

 

 

・「庚」の人

立派な日本刀でか弱い蔓草を切ります。

やる気が満ちて、バッサリと切りたいのに、相手がか弱い蔓草なので、勢いのバランスが崩れやすいのです。

やりたいのにさせてもらえないジレンマを感じやすい時期です。

「結果」を出すために、力加減に注意してタイミングを考えてみましょう。素晴らしい「結果」が出ますよ。

 

・「辛」の人

花鋏で蔓草を切ります。

2021年は「辛」が巡っています。なので、7月は「辛」さんにとっては、「私らしく頑張れた」と感じるチャンスの月になります。

こだわりを貫いてみてくださいね。ただし「ワガママ」ではないか時々確認をしましょう。

素敵なフラワーアレンジメントを作成するように、納得する「型」を作りましょう。

 

「庚」「辛」の人にとって7月は「財星」です。

 

 

 

・「壬」の人

清らかに流れる川の側に蔓草が伸びています。

蔓草は水がもらえるから喜んでくれます。

だから、どんどん水をあげたくなって張り切り過ぎてしまう・・・かも。

水もほどほどにしないと、根腐れを起こして枯れてしまいます。

身近ではやりたい事が溢れますが、計画性が問われます。

出来ない事を手放すには良い時期です。

 

・癸の人

しとしとと恵の雨が蔓草に降り注ぎます。

蔓草たちは喜んでくれて、その姿を見ているととても嬉しくなるのです。

気持ちが優しくなりますが、それは傷つきやすくなるとも言えます。

とにかく蔓草が喜んでくれていれば、他の人が何を言おうと大丈夫です。

目の前の景色が美しければ、7月は「合格」です。

「結果」を意識しないこと。そうすると、楽しくご縁が広がります。

 

「壬」「癸」の人にとって7月は「食傷」です。

 

 

7月7日から暦が変わります。

良かったら参考にしてみてくださいね。