無い袖は振れない:運がいい人はきっとこんな人
四柱推命とは、暦を使って、生年月日と出生時間(出生地も)から「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」の4つの柱を割り出し、4つの柱が構成している十干支と十二支の組み合わせ(命式)から、「見えない景色」を読み解いていく鑑定方法です。
発祥地は中国です。中国では、「八字(パーツー)」と言われています。「四柱推命」は日本で生まれたネーミングです。
十干支は表の景色、十二支は裏の景色として読み取っていきます。
景色を構成しているのは、「木火土金水」の五つの気です。
個人によって、何の気をどの程度持っているのかはみんな違います。
五つの気をバランス良く持っていると「安定」そうではないと「不安定」もしくは「偏っている」と解釈をします。
「安定」しているタイプの人は、「落ち着いている人」「穏やかな人」
「不安定」では、「個性的な人」「何かに秀でている人」
そんな感じで解釈をします。
ただし、どちらが良い、こうだから悪い、と解釈をするのは間違っています。「安定」も「不安定」も景色の特徴でしかないからです。
できない事を、できるようになるまで、必死に頑張ってやることは、努力をすることでもあり、大切なこととは思います。
ただ、時代は「全体」から「個」に移りました。
「全体」の中でうまくできるということは、ある意味「個」を無くして合わせている状態です。
一生懸命やればやるほどモチベーションが下がることは、「命式」にない気を使おうと頑張っている状態の場合が多々あります。
逆に、難なく苦もなくできることは「命式」の中の気をうまく使ってやっているから楽々できているのです。
楽々できることは、自分にとってはできて当たり前のことなので、得意分野だと気付きにくく、出来ないことは他人と比べてできないため、他人よりできるようになりたいとやっていたり、コンプレクスに感じて落ち込んでしまったりしてしまいます。
「個」時代、「個」で勝負するためには、「個性」をプラスに表現する方が難なく苦もなく自分らしく、勝ちにいけます。
苦手なことを思ってモチベーションを下げてしまう前に、周りの人から「すごいね」と言われることは何かを思い出してみましょう。
得意なことは、実は、自分では気付きにくいです。
周りの人が、あなたに教えてくれています。
運が良い人は、「自分の得意」を知っています。
いろいろな「得意」が集まると、最高の「全体」を作りあげることができます。
「全体のパズル」の中で生きていくための、自分の「ピース」に限りなく近い場所を探して、ピースがぴったりはまるように、自分の力で修正を加えてみると、全体の中で個性的に生きていけます。