季節は「春」・「木」を意識して過ごそう
季節は「春」
出会いと別れが交錯する季節は、なんとなく心がざわついてしまいますね。
それは、様々なものが変わっていくのが、実感できるから。
誰しも安定することで安心したいから、「変化」はストレスに感じます。
でも、ストレスは必要です。
成長していく機動力は、「このままじゃ嫌だ」「ここから脱出したい」と現状に怒りを覚えて生まれる感情です。
その感情は、実際に行動になって、「変化」を実感できるのです。
「春」の五行は「木」
これから「木」の勢いが、どんどん増していきます。
ご近所さんのカフェも、春の彩りで溢れています。
この時期の花壇は、本当に華やか!
雨上がりだったので、水に濡れた花びらは潤いたっぷり。
「水」の潤いは、「木」の母になります。
花壇の花も、活き活きしていました。
柔らかな葉が初々しい。
太陽の光の方向に、植物たちは向かって、その枝葉を伸ばします。
明るい方に伸びていく。
「木」は好奇心の気。
「木」は「火」に向かって進みます。
ミントの繁殖力は凄まじい。
見るたびに大きくなってる!
スッキリとした清涼感のある香は、こんがらがった気持ちをシャキッとしてくれる。なので、気持ち新たに仕切り直せます。
「木」はとにかく、モジャモジャと伸びていくので、こんがらがってしまわないように、香りも上手に取り入れたい。
たくさんの花に、これから蝶々や蜂もやってくる。
華やぐほどに、寄ってきます。
こちらはまだ、蕾。
これから花開くのが楽しみですね。
「木」は、五つの気の中で、唯一「命」が宿った気です。
真っ直ぐに上を向いて伸びていくエネルギーを持っています。
「木」の気が滞りなく巡っている時には、様々な事に対して、積極的に臨み、安定して結果を出す事がでます。
東洋医学では、「木」の気は「肝」と「胆」を支配しているか考えられています。「肝」は表、「胆」は裏、つまり、肝と胆は「表裏一体」であると捉えています。
胆が衰えると、行動力、決断力が鈍り、肝の思考計画も実行不能となる(肝胆相照らす)と言われています。
木気の不調で起こる現象として
感情が不安定になる。イライラする。決断できない。実行できない。
物事が四方八方に進み、収集できなくなる。
物事が速く進みすぎる。
過度のストレスを感じる。
視野が狭くなる。許せない事が増える。
感情が上に上がる(めまい)
このような事が起こりやすいと考えられています。
そんな時のおすすめは
香りだったら「柑橘系」のものを。
オレンジ グレープフルーツ ベルガモット カモミールローマン
ライム マンダリンなど
体のケアだったら
目のケアをする
ストレッチをする
お酒の飲み過ぎには注意して
食事だったら
解毒効果がある食材を食べる(香味野菜・ハーブ類)
酸味のあるものを食べる(梅干し・酸味の強い柑橘類・クエン酸・酢)
芽吹く勢いのある野菜を食べる(タラの芽・山菜・菜の花・セリ・ふき)
肝臓に良い食材を食べる(しじみ・鶏レバー・ウコン)
行動だったら
やっぱり、新しい事に挑戦する
新規オープンしたお店に行ってみるのも良いですね。
好奇心を満たしてあげると、「木」が喜んで、たくさん力を授けてくれるはずです!