占い師のお友達の和:「占い」を利用し結果を出すコツ
一口に「占い」と言っても、実は三つの専門分野があります。
その専門分野とは
「命(めい)」 「卜(ぼく)」 「相(そう)」の3種類です。
「命(めい)」とは、この世に生まれ落ちた時(生年月日)を読み解くことで、その人の特徴である変えられない「宿命」と、どの様に生きていくのか、どの様に生きて行った方が”楽”なのか、自分で選び取る「運命」と、二つの「命」を合わせて可能性を伝えていく占術です。
四柱推命、西洋占星術などがこれにあたります。
「卜(ぼく)」とは、具体的な事柄について、偶然の中に必然を見つけ、具体的な結果を出すための対策を読み解いていく占術です。
タロットカード 易などがこれにあたります。
「相(そう)」とは、相(形あるもの)には象意が備わっているといわれる思想をもとに、目に見える「相」から吉凶を読み解いていく占術です。
手相 風水などがこれにあたります。
鑑定士として仕事をするには、お客様の依頼内容に対して、柔軟に対応しなければいけません。
なので、結果を出すためには、3種類の占術全ての知識は持っていた方が良いと思っています。
個人鑑定で、ゆっくりお時間をいただける時には、様々な角度から情報提供をした方が、お客様もより深く、「今の自分」に向き合える選択肢を増やすことにつながるからです。
勉強に”理系” ”文系”があるように、占術にも”得意” ”不得意”があります。
得意な占術は、モチベーションが上がり、結果も出やすいです。
不得意な占術は、そもそも知識も曖昧で、話す言葉にも説得力がなく、お客様にもしっかりお伝えすることが難しくなってしまいます。
また、ご依頼の内容に関しても、”得意” ”不得意”があります。
得意分野に関しては、頭の回転が速くなるというか、アイデアが湧いてくるというか。まるで、大好きな商品を、良さを知ってもらいたい気持ちがいっぱいで、自信たっぷり宣伝をしている感じになります。
不得意分野に関しては、何も浮かんでこないというか、そもそも問題の意図すら理解しずらいというか。まるで、商品の良さがわかってないのに、いきなり宣伝しろと命令されてい、いやいや説明をしている感じになってしまいます。
仕事は結果を出さなくては、仕事をしたとは言えません。
なので、私は、ご依頼の内容によっては、お断りをさせていただくこともあります。
でも、ご安心ください。
お断りはしますが、私より、もっと結果を出してくれる鑑定士のお友達がたくさんいます。
内容を伺って、その内容にぴったりの鑑定士さんをご紹介させていただいています。
私自身、自分の運気は、暦で読んでそれをもとに計画を立てています。
ただ、自分のこととなると、独りよがりになりがちで、特に「卜」に関しては、中庸な気持ちで読むことが難しいです。
なので、鑑定士さんに話しを聞いてもらうこともあります。
専門分野や得意分野が違う鑑定士さんの鑑定は、目から鱗なこともたくさんあり、仕事の上でも視野を広げてくれるので、とても参考になっています。
私が他の鑑定士さんから、お客様をご紹介いただくこともあります。
紹介される理由は、私と同じです。
誰でも得意不得意があります。
自分に合う「鑑定士」は、鑑定を受けた後、気持ちがスッキリする鑑定士です。
気持ちがモヤモヤしたり、落ち込んでしまったり、そんな時は、「腑に落ちていない」からです。
鑑定は、お客様に「気付き」を提供することです。
気付くことで、自信を持って前に進む決意をしていただくことです。
ぜひ、自分にぴったりの「マイ鑑定士」を見つけてくださいね。