下半期「初めの一歩」のオススメの日:「暦」を利用する:7月「開運日」
新しく何かを始める時、気になるのは「日柄」です。
できれば「吉日」にしたいと考えるのは、当然のこと。
やはり、日程をある程度調整できるのであれば、「吉日」の方が気持ちも前向きになります。
ただ、あまり「日柄」にこだわりすぎると、「何もかも良い日」は、実はとても少ないので、スケージュール調整が窮屈になってしまいます。
「これは良い」けど、「こっちは残念」
日柄を探し始めると、そんな感じの日が多いので、困ってしまいます。
そんな時、、「始める」に関して限定ではありますが、実は、とってもおすすめの、とっておきの「日」があるんです。
それは「甲子」の日です。
来月の7月26日(金)は、その「甲子」の日です。
ちなみに、その次は、9月24日(火)です。
どうして「甲子」の日がおすすめなのか。
四柱推命では、「万年暦」を使って「命式」を求めます。
「万年暦」では、十個の干支(十干支)と、十二支の60通りの組み合わせが、一つ一つ順番に進んでいます。
十干支のスタートは「木」の陽・「甲」から始まります。
十二支のスタートは「子」から始まります。
60個の干支の第一番目が、「甲子」なんです。
「甲子」から、「進化のサイクル」がスタートします。
今から何かを始めたい、これから発展させていきたい、そんな時に「甲子」の日から始めると、可能性が広がって、「進化」していくはずです。
私も何かしらの「始まり」は、この「甲子」を利用しています。
この日は60日ごとに巡ってきます。
なので、一年に6回、チャンスはあります。
日柄を詳しく調べる時には、「六輝」「中段」「二十八宿」も合わせてみていきます。
「六輝」とは、おなじみの「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」のことです。
中国で生まれ、14世紀、鎌倉時代末期から室町時代にかけて、日本に伝来したと言われています。
もともと六曜(ろくよう)と呼ばれていましたが、現在の七曜(月・火・水・木・金・土・日)と混同してしまわないように、明治以降、「六輝」と呼び名を変更されました。
「中段」とは、江戸時代に生まれた「かな暦」です。
日々の「吉凶」を見るための「暦」です。
「二十八宿」は、古代中国に誕生しました。天球を東西南北4分割し、さらに28分割をして、ここにそれぞれ「星宿」が司っていて、それぞれの「意味」で「吉凶」を読み取っていくものです。
この3つは、独自の流れで進みます。そして、「意味」もそれぞれ違います。
なので、全てが「吉」となる日は、実はそんなにありません。
しかも、それに加えて
・一粒万倍日(吉)
・不成就日(凶)
・八専(場合により凶)
・三隣亡(場合により大凶)
・天赦日(大吉)
・土用(場合により凶)
・十方暮(場合により凶)
などがあり、それらも鑑みて選日するのは「至難のわざ」なのです。
それでは、7月26日は、どんな日なのかと見てみると。
「六輝」・・・大安「婚礼、移転、建築、旅行、新規事の開始など
あらゆることに吉の日」(午前・午後・正午とも吉)
「中段」・・・とる(執)「積極的に動くと運が回る」(中吉)
「二十八宿」・鬼(き)「祝い事全て大吉。ただし婚礼のみ凶」
こんな感じの日です。
なかなかの良い感じの「顔ぶれ」です。
「さあやるぞ!」と、勢い良くスタートを切るのには、ぴったりの「日」ですね。