過去ブログ

なぜ「神秘十字線」と「ラッキーM」は運が良い人の手相だと言われるのか:火星平原:どんな時にも主語は「わたし」

今日9月17日は「新月」

それから、明日9月18日は「甲子」

 

「やっちゃいなよ!」って、背中をクイクイ押されてる気がするなぁ。

 

はてさて、何から始めるか。

優先順位が大事ですね。

 

 

 

優先順位の決めては、「なんとなく」の感覚だと思っています。

なんとなく良いかも、とか、なんとなく違うかも、など。

きちんと筋道を立てて動いていたはずなのに、突然ふと湧き上がってきた感覚が、その筋道に横槍を入れてくる。

 

横槍を受け入れるかどうかは、準備期間に自分がどれだけ「注ぎ込んだ」かによって決まるのですが、それ以上に、「一緒になって注ぎ込んでくれた人の意見」が重くのしかかってくるのです。

 

人は、社会の中でしか存在し得ないために、「一緒」も大事にしなくてはいけないのですが、それ故に、悩みが複雑になったりこんがらがってしまって、最後には、自分が「飲み込んで」しまった方が、けっこう丸く収まるから、「まあ良いか」と自分の「なんとなく」を受け流してしまう方を選びます。

 

ただし、暦や天体の「巡り」によっては、「そこ、流してはダメダメ!!!」と、「気」がストップをかけてくれる「時」があります。

 

それが、今日、そして、明日。

 

「なんとなく」は、「ほら、やっぱりね!」にこれから変わっていく流れが、今日から明日へと巡っていきます。

 

 

「新月」は、「月」が「太陽」の様に振る舞う日。

ちょっとだけ、勇気を出して、「我がまま」になってみる。

 

悩んでいる事があったなら、「わたし」を主語にして、悩みを「言葉」にしてみましょう。

 

 

手のひらは、自分の「景色」です。

 

手のひらの中で、「わたし」の場所は、真ん中のちょっとくぼんでいる場所になります。

この真ん中部分を、「火星平原」と言うのですが、適度にくぼんでいると「良い相」であると鑑定をします。

 

その「火星平原」から向かって親指側は「第一火星丘」

そして、反対に小指側は「第二火星丘」と呼びます。

「丘」と名前がついている様に、この二つの「丘」は、盛り上がっています。

 

つまり、両方の「丘」に挟まれた「窪地」の様な場所です。

 

 

「第一火星丘」は、闘争心のエネルギーを溜め込む貯蔵庫で、この部分がこんもりと盛り上がっていると、積極的に自ら動いて勝負する人と観ます。

逆に、盛り上がりに欠ける場合は、喧嘩せずに、みんなと仲良くしたいタイプで、どちらかというと慎重な行動をとる人と観ます。

 

「第二火星丘」は、自制心のエネルギーを溜め込む貯蔵庫で、この部分がこんもりと盛り上がっていると、忍耐強く冷静に判断して動く人と観ます。

逆に、盛り上がりに欠ける場合は、飽きっぽかったり、ノリで動いて、思った事が外に全部漏れてしまう。でも、上手に作用すると、どこか憎めずに人に助けてもらえるかもしれませんね。

 

 

手のひらの親指に向かう方向は「陽」に向かい、小指に向かう方向は「陰」に向かいます。

 

 

なので、「第一火星丘」は外向きの「自己」であり、「第二火星丘」は内向きの「自己」となります。そして、その間の窪みの「火星平原」は、自己の「陰」と「陽」を結び付けている、大切な「核」、中心ポイントとなります。

 

 

 

この部分に、「十字架」の様な線がある場合、「神秘十字線」とも呼ばれているのですが、「とても運が良い、ラッキーな人」と手相の本などで、よく紹介されていますね。

 

それは、自分の「核」の部分に、しっかりと「縦」と「横」の線が刻まれているからです。

 

「縦」の線は、自分と自分以外の「気」の通り道です。つまり、縦線がある場合、「血が流れている」と言った感じでしょうか、エネルギーの交流ができているので、「運」が流れています。

「横」の線は、それを断ち切る作用をします。「運が悪い状態」とは、「偏りがあまりにも偏りすぎている状態」です。なので、「横」の線がきちんと出ていないと、「運」の勢いを堰き止めるものがなく、暴走します。

 

綺麗な十字は、運の巡りが「陰」も「陽」も、どちらもコントロール可能である「目印」として、中心に刻まれているのです。

 

「神秘十字線」がある場合、なんとなくの「直感」がとても鋭い人が多いのも、偏りを修正できる両方の「道」があるからだと思っています。

だから、けっこう「真面目」な人が多いし、「世の為人の為に」といつも奉仕の心で動かれている方ばかりです。

 

 

 

そして、もう一つ、「運が良い人の手相」として、よく紹介されているのは、「火星平原」に「M」の字が大きく刻まれている手相です。

これは、「ラッキーM」とも言われています。

 

なぜ、「ラッキーM」が運が良いと言われるのかにも、理由があります。

 

 

「ラッキーM」を構成する線は、「第二火星丘」から出発して親指側に向かう線、いわゆる「感情線」と言われる線と、反対側の「第一火星丘」から出発して、小指側に向かう線、いわゆる「頭脳線」と、中指に向かって伸びる線、「運命線」の3つの線です。

まずは、その3つの線がしっかりと出ていること。

それから、その3つの線が、中心まで到達する長さであること。

そして、最も大切なのは、「感情線」と「頭脳線」を、「運命線」が貫いて通っていること。

 

3つの線がしっかりと出ているのは、感情のエネルギーの道がしっかりとあり(感情線)、思考のエネルギーの道もしっかりとあり(頭脳線)、それを、自分らしく表現している道がある(運命線)と言えるのです。

 

そして、それらが全て、自分の「核」の部分を通ることで、「わたし」が主語になっている。

 

 

「ラッキーM」がある人は、「感情」と「思考」のバランスをとりながら、「わたし」らしくある人となるのです。

 

 

 

私が手相を観る時は、「火星平原」を穴が開くほど見つめます。(そのくらい一生懸命のたとえです。笑)

 

「火星平原」に、細かい縦線や横線があまりも出て「モヤモヤ」していると、頑張りすぎて疲れが溜まってきている時。

特に、親指側が「モヤモヤ」しているときは、「ハードワーカー」になりすぎ。

逆に、小指側が「モヤモヤ」しているときは、「良い人」になりすぎ。

 

 

「火星平原」の気が落ちてしまうと、「わたし」が主語にできなくなっていきます。

こんな時のおすすめ「開運行動」は、「手を合わせること」です。

 

両手を合わせ、両手の中心に、自分の「気」を集めて、それを両手でギュッと包み込んであげる。そんな感じで手を合わせていると、不思議と心が落ち着きます。

 

 

大切な人の幸せを願って祈る時、自然に両手を合わせています。

そして、祈ると、不思議に心が落ち着いてきます。

 

 

「祈る」とは、大切な人を守るのと同じくらい、自分も守ることに繋がっているんでしょうね。