なぜ「望む一瞬」を切り取ることができるのか。:日常のひとコマから感じたこと
富士フイルムフォトコンテスト入賞作品展示が、東京会場を皮切りに、始まりました。
全国より、31547点もの応募があったそうです。その中で選ばれた180点の作品が展示されています。
展示は、自由作品部門、日本の文化部門、ネイチャーフォト部門、特別テーマ部門、フォトブック部門の5部門で構成されています。
私も、FUJIのカメラを持っていますが、重いので、普段はLUMIXを使っています。
でも、FUJIのカメラは、「色」がとても綺麗で、特に「赤」の鮮明感は、詳しい人によると、「類を見ないほどクリア」だそうです。
素晴らしい作品の数々に影響を受け、またFUJIのカメラも使ってみたくなりました。
写真は、「一瞬」を切り取り、映像として残します。
素敵だなと感じる作品には、「物語」があります。
止まっている画像なのに、一枚の写真の中には、まるで「短編映画」を見ているように、背景や、生活、また、音や匂いまで、伝わってきます。
写真を撮る人は、思い通りの場面が来るのをひたすら待って、その場面がやってきた時に、素早くシャッターを切ります。
それはまるで、「今からやってくる未来」を知っているかのようです。
「因果の法則」では、
「過去があり今がある。そして今が未来を作っていく。」
そのように考えられています。
全てのものには「反対」があります。
実は「逆因果の法則」があるのではないかと、研究者の間では言われているそうです。
「未来」から「今」へ、そして「過去」への流れがある。
つまり、「未来」が「今」を作っている。
これは、はっきりとした証明は、まだされていないそうですが、「ないという証明はない」そうで、今後の研究が期待されます。
もしも、「未来」から「今」が作られるとしたら。
「未来」に「希望」を持つことは、「希望」が「今」に向かってやってきてくれることになります。
人は想像することができます。
ただ、実現不可能なことは想像できないと言われています。
実現不可能なことは、考えることすらできないので、イメージを浮かべることはできません。
将来の「夢」は、叶う可能性が100パーセントではないけれど、少しでも可能性があるからこそ「夢」として、想像することができるのだと思うのです。
現に、「夢」を語る人は、「夢」を叶えます。
「逆因果の法則」が、今後どのように証明されていくのかはわかりせん。
でも、素敵な「未来」が「今」に向かって、温かい手を差し伸べてくれているかと思うと、未来に「希望」を持ち、キラキラした「夢」を想像することは、「今」を素敵に輝かせてくれるということです。
研究者がどんな結論を出そうとも、私は「逆因果」もあると信じています。あって欲しいと思っています。
だから、素敵な「未来」を信じて進みたいと思うのです。
なぜなら、諦めて止まってしまうことは、素敵な「未来」を放棄する、とても勿体無いことだと思うからです。